20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.10#68)
大事な連戦
前の試合ではウルブズにしっかり勝ちきったヒート。
この前の対戦のときもそうできていたらもう少し順位争いも楽になっていたのですが。
しょうがないですね。
そしていよいよ次はセルティックスとの連戦。
しかもどちらもアウェーでの試合。
ここで勝てるかどうかがプレーインを回避できるかに直結します。
ヒートとしてはオラディポがいないことを除けばフルメンバー。
9人ローテも確立されてプレーオフモードです。
しっかり勝ってくれるでしょう。
それでは振り返っていきましょう。
対 ボストン・セルティックス戦
MIA 130-124 BOS
Q1 36-23
Q2 43-30
Q3 26-31
Q4 25-40
FG% 57.3%
3P% 45.7%
FT% 90.9%
リバウンド 35
アシスト 30
ターンオーバー 11
見事な勝利!
前半の大量リードは削られましたがこの勝利はでかい。
セルティックスはジェイレン・ブラウンが欠場。
どうやら今季は全休らしいです。
オールスターにも選ばれキャリアハイとも言えるシーズンを過ごしていたので残念でなりません。
チームの支柱を欠くセルティックス相手にヒートは試合開始から容赦なく得点を重ねていきます。
もちろんディフェンスもタイト。
アデバヨもしっかりとリングを見るアグレッシブなプレーをしていた印象です。
フリースローも早速4本獲得。
ガードの選手がゴール下に攻め込むとセルティックスもファールをせず集中したディフェンスを見せます。
しかし、中が厳しければとヒートは外から打ちまくりこのクォーター6/13。
アリーザが0/3だったことを除くとかなりの高確率で決めていきます。
結局第1クォーター早速13点のリードと幸先の良いスタート。
第2クォーターもヒートはヒーロはじめ外からが好調。
このクォーターも5/7とかなり高い確度でスリーを決め続けます。
第1クォーター決められなかったアリーザも外からの2/3含めこのクォーター15得点。
守備での貢献度も高いのに、良い仕事します。
前の試合ではドラギッチでしたがこの試合ではイグダラのミドルポストからローポストにかけてのプレイも見られました。
何となくハイポストからよりリングに近いところでの捌きが多くなってる気が。
セルティックスはテイタムにボールを集めて何とかしようとします。
ただヒートもしっかり対応し好きにさせず何とかテイタムの得点を一桁9点に抑え爆発させません。
気づけばリードは20点差に。
テイタムのいない時間帯やケンバがどうしても守備の穴になるセルティックスは厳しい展開。
ブラウンがこの辺り上手く埋めてたんだろうなと。
反対に選手も揃い強さを見せるヒートは26点までリードを広げ前半を終えます。
ちなみに前半の79得点はヒートの前半としては歴代2番目の得点だったようです。
第3クォーターに入るとヒートは少しスローダウン。
ファールが増え、オフェンスも前半ほどの決定力はなくなります。
するとセルティックスはヒートのダブルチームなどタイトな守備に苦しむテイタムの代わりにフォーニエがオフェンスを牽引。
スリーを3/5含め14得点と点差を縮める原動力に。
ヒートもダンカンの外やバトラーの得点で何とかつないでいきますが前半の勢いは見る影もなく。
アデバヨが2つのターンオーバーと3つのファールで無得点と精細を欠いたのも大きかったです。
この辺りの安定感はほしいところなのですが。。
ただセルティックスもやはりベンチメンバーのプレーする時間帯では迫力不足。
ヒートは21得点と大きなリードを保って第4クォーターに。
このまま楽勝かと思いきや、セルティックスもこのクォーター意地を見せます。
開始早々はイグダラ→ドラギッチ→デッドモンと美しいボールムーブでアリウープから始まるのですが、得点を重ねることができません。
対するセルティックスはテイタムがいない時間帯もケンバがドライブでヒートディフェンスをかき回します。
この辺りはヒートのガード陣ではなかなか対処が難しい。
オラディポがいれば…。
怒涛の追い上げを見せるセルティックスは残り8分以上残し11点差に。
ヒートもそのままやられる訳にはいかず攻守でバトラー中心に粘り強く戦います。
しかし、セルティックスの勢いは止まらず。
5分以上残したタイミングで遂に一桁差まで詰め寄られることに。
セルティックス恐るべし。
ただここでバトラーが10試合、15本ぶりらしいスリーを成功!
さすがの勝負強さを見せこのクォーター11得点とチームを鼓舞します。
前のクォーターは残念なパフォーマンスだったアデバヨも特にクォーター終盤積極的に。
第4クォーターはシュートを3/3、フリースローも3/4で9得点とバトラーに続く得点を重ねます。
5分切ってからは一進一退。
残り2分が過ぎたところでヒートは何とか二桁差をキープ。
それでもセルティックスはテイタム、ケンバのクラッチスリーで諦めません。
もちろんヒートもアデバヨのジャンプショットとバトラーがドライブからのトンプソンに体をぶつけながらシュートを決め対抗。
最後はファールゲームも見事にいなして勝利を収めました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-10 02:00 ヒート VS セルティックス
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000145
ピックアップ
ジミー・バトラー(39分)
26得点、8リバウンド、11アシスト、2スティール、0ブロック、フリースロー7/8(87.5%)、3ターンオーバー、3ファール、+10
ダンカン・ロビンソン(33分)
22得点、3リバウンド、1アシスト、1スティール、0ブロック、スリーポイント6/10(60.0%)、1ターンオーバー、1ファール、+4
いやーさすがのバトラー。
大事な一戦でしっかりとこのパフォーマンスができるのはさすが。
勝負どころで今季全然決まってなかったスリーも決めてみせるのも持ってますね。
この試合40分と長時間の出場になったのは気になるところですが、次戦も活躍が期待されます。
そしてこの試合大きな役割を果たしたのがダンカン。
特に前半は鬼のようにスリーポイントを決めていました。
セルティックスをあれだけ突き放せた大きな要因かと。
今日はファールも少なく良い守備でした。
アデバヨはシュートは5本だけでしたがその全てを成功させ、さらにはフリースローを11本獲得して20得点。
得点はもう少し取れた気はします。
それでもアデバヨがこれくらいアグレッシブだとリズムが大分良くなります。
続けてほしいですね。
アリーザも外こそ確率は上がらないながらも19得点。
ディフェンスだけでなく良い仕事をしてます。
あと4試合
大きな大きな1勝を上げたヒート。
これでセルティックスとのゲーム差は2に。
直接対決を制するのはやはり大きい。
次の試合もセルティックスと日本時間の5/12に対戦。
前半の試合展開を継続できれば勝てるはず。
あとはコンディションですね…。
残り試合は4試合。
セルティックス、シクサーズ、バックス、ピストンズと続いていきます。
シクサーズとバックスは順位が決まっている状態でベンチメンバー中心とかだと都合がいいのですが。。
果たして何位で終えることができるか。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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