20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.8#67)
バトラー復帰
前の試合ではマブスに敗れてしまったヒート。
バトラー不在は大きかったですね。
次はウルブズとの一戦です。
この試合バトラーが復帰。
頼もしいですねー。
さらにはヒーロも帰ってきました。
いよいよプレーオフに向けて選手が揃ってきたところでしょうか。
オラディポについては何も情報が出てきていません。
ベンチにはいますが恐らく今季中の復帰は難しいのではと。
間に合っても連携面など不安もありますし残念ですね。。
それでは振り返っていきましょう。
対 ミネソタ・ティンバーウルブズ戦
MIA 121-112 MIN
Q1 28-32
Q2 31-22
Q3 30-24
Q4 32-34
FG% 50.6%
3P% 40.6%
FT% 74.1%
リバウンド 37
アシスト 27
ターンオーバー 14
ウルブズに見事勝利。
バトラー、ヒーロの復帰はやはり大きかった。
試合開始後はナンが立て続けにミドルレンジから得点を重ね、バトラーも早々にスティールを決めます。
バトラーはこのクォーターだけで3つのスティール。
コンディションに問題はなさそうです。
しかし厳し目の笛も相まってヒートも一気に流れを掴むには至らず。
精細を欠いたオフェンスを続ける中でウルブズに一時は10点以上のリードを許す展開に。
アデバヨが得点もなく2ファールでベンチに下がるとダンカンも2ファールで、更にはデッドモンも2ファールとヒートはファールトラブルに。
それでもウルブズはベンチメンバーになるとパフォーマンスが下がり、反対にヒートはドラギッチはじめ何ならスタートの選手を上回る活躍。
何とか4点ビハインドまで縮めて第1クォーターを終えます。
第2クォーターに入るとヒーロが躍動。
外からはこのクォーター4/4とパーフェクト。
打てば入るという状態で12得点とチームを牽引。
ドラギッチも9得点と続いたこともありヒートはクォーター開始早々に逆転。
この試合ではドラギッチがミドルポスト辺りで相手を背負ったポストプレーをしていたのも印象的でした。
今後のレパートリーのひとつなのかもしれません。
一気に引き離したいヒートですが5つのターンオーバーやダンカンの3つ目のファール献上と一筋縄ではいきません。
アデバヨが前半わずか1得点というのも痛かった。
それでもKATに3つ目のファールをつけて5点リードで前半を折り返します。
後半に入るとアデバヨも早々に3つ目のファールがついてしまいます。
シーズン終盤で激しさを増しているとはいえ増えが多いなという試合でした。
アデバヨのダンク失敗からバトラーがオフェンスリバウンドを獲得したシーンでもKATに笛が。
これでKATは4つ目。
ゴール下が手薄になったところでアデバヨも積極性を増しこのクォーター10得点。
いい流れに、というところでダンカンにも4つ目のファール。
更にはウルブズはディアンジェロ・ラッセルが2つ目のテクニカルで退場。
何となく審判が主役っぽくなったのは少し残念でした。
エース二人がコートに出られないウルブズは新人王候補エドワーズに委ねることしかできません。
しかしエドワーズも外からの精度は試合を通して脅威いうレベルではなく、ヒートのダブルチームで冷静さを欠くプレーでターンオーバーをしてしまうと粗さを露呈。
ヒートはリードを11点に広げて最終クォーターに突入します。
第4クォーターもヒーロのシュートが落ちません。
このクォーターも11得点とチームを引っ張ります。
ついていきたいウルブズは9分以上残したタイミングでKATが5つ目のファールをしてしまいます。
しかしここはベンチに下げず。
さすがにリスクがあっても出続けるしかないと。
ヒートも思うように得点は伸ばせずじわじわと点差を縮められます。
この試合はアリーザの得点が伸びず、イグダラも足を痛そうにしていて嫌な空気が。
バトラーのスティールからのダンクもエドワーズがチェイスしてブロック。
ウルブズも意地を見せます。
しかし今日はヒートのベンチメンバーが勝負どころでも活躍。
ドラギッチが連続スリー、それにヒーロも続いて一気に点差を離します。
最後はウルブズもファールゲームを仕掛けますがヒートも冷静に対処。
バトラーがウルブズ(特にKAT?)にトラッシュトークを仕掛けて相手選手とダブルテクニカルをもらうシーンもありましたが、しっかりと逃げ切りに成功しました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-08 09:00 ティンバーウルブズ VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22001005
ピックアップ
ジミー・バトラー(36分)
25得点、8リバウンド、6アシスト、5スティール、0ブロック、フリースロー11/14(78.6%)、3ターンオーバー、1ファール、+3
タイラー・ヒーロ(29分)
27得点、3リバウンド、4アシスト、0スティール、0ブロック、スリーポイント6/8(75.0%)、0ターンオーバー、2ファール、+21
バトラーはさすがの活躍でした。
攻撃でももちろん守備でも5スティール。
フリースローも14本獲得と体を張っていました。
あとはプレーオフが終わるまでコンディションを保てるかですね。
そしてヒーロも復帰初戦で大爆発。
得点と+/-でゲームハイと躍動しました。
この様子を見ると復帰前はかなり痛んでいたのかなと。
ベンチポイントに悩んでいたのもこれで解決でしょうか。
この日はドラギッチも23得点とベンチからヒートのオフェンスを牽引。
ヒーロと合わせて50点。
ベンチポイントで57-19とウルブズを大きく突き放すことができました。
アデバヨのリバウンドとフリースローの獲得が少なかったり、ナンの外が0/6と安定感を欠いたり、ダンカンがファールトラブルもあって17分の出場に留まったりと、決してどの選手もしっかりとしたパフォーマンスだったとは言えないのも事実かと。
ナンやアデバヨは最近出場時間も伸びていましたし、どこかで休ませたいところではありますが、いかんせん順位争いが熾烈ですからね。。
あと5試合
ウルブズに勝利して連敗を阻止したヒート。
恐らくこのメンバーでプレーオフも戦っていくことになるかと。
怪我だけは気をつけてほしい。
そして次はいよいよ6位か7位かというプレーインに出るか出ないかを争っているセルティックスとアウェーで連戦。
ここで連勝すればほぼ6位以上は確定でしょう。
ニックスとホークスの試合結果によって一気に4位という可能性も。
まずは一戦目が日本時間の月曜日5/10、午前2時からなので起きた頃には結果が出てることに。
めちゃくちゃ大事な試合になりますね。
残り試合は5試合。
セルティックス×2、シクサーズ、バックス、ピストンズと続いていきます。
バックスとピストンズの試合はまだ日付しか出ていないのですが、日本語検索で出てくる方で見るとシクサーズ戦から14、15、16日というあり得ない日程に。。
英語のサイトでは日本時間にすると14、16、17日に見えるので大丈夫だとは思うのですが。
果たして何位で終えることができるか。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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