20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.2#64)
取りこぼしだけは
前の試合ではスパーズに何とか逃げ切ったヒート。
次の試合は敵地に乗り込んでのキャブス。
取りこぼしだけは絶対に避けないといけません。
ヒートは今の所東の7位。
このままではプレーインに出なければいけないことに。
他のチームのスケジュールも睨みつつ、負けが許されない戦いが続きます。
そんな状況ですがこの試合もヒーロが欠場。
長引いていますね。
今回の遠征には帯同していないようですがどのタイミングで復帰ができるか。。
それでは振り返っていきましょう。
対 クリーブランド・キャバリアーズ戦
MIA 124-107 CLE
Q1 29-36
Q2 38-24
Q3 32-26
Q4 25-21
FG% 54.0%
3P% 50.0%
FT% 80.0%
リバウンド 37
アシスト 30
ターンオーバー 8
キャブスに完勝。
取りこぼしをしっかり避けることができました。
ヒートは試合開始こそアリーザのスティールからの速攻と守備で見せ場を作ります。
しかし、このクォーターはキャブスの外が好調。
7/9とほとんど入っていた印象でした。
ヒートも序盤こそ点の取り合いについていきます。
ただクォーター終盤になると徐々に失速。
オープンのシュートも外してしまうなどキャブスにリードを許す展開に。
ベンチから出場のドラギッチが得点を重ねて何とかついていきますが、36得点もキャブスに許してしまい7点ビハインドで第2クォーターに進みます。
すると第2クォーターに入りヒートはゾーンディフェンスをフルコートで仕掛けてキャブスの足を止めることに成功。
ナンが好調で連続のスリーポイントを決めるなどこのクォーター10得点。
キャブスの得点が止まったこともありヒートは早い時間で追いつきます。
そしてナンだけでなくこの日ベンチから出場時間を得たストゥールースが躍動。
なんとこのクォーターだけで12得点。
外からのシュートだけでなく切り込んでスリーポイントを獲得したりとイケイケでした。
デッドモンもオフェンスリバウンドから得点を決めこの日はベンチメンバーの活躍が目立つシーンが多かったです。
ヒートは7点のリードを奪い後半に進みます。
後半に入ってもヒートのディフェンスは好調。
開始から立て続けにターンオーバーを獲得。
この試合ではヒートのターンオーバーが8に対してキャブスは18。
ターンオーバーからの得点に至ってはヒートが2点しか許さなかったのに対し、キャブスは24失点。
この差は大きかったですね。
オフェンスでもダンカンがNBA史上最速での500本のスリーポイント成功となる1本を含めこのクォーターだけで4本のスリーを成功させ14得点。
バトラーも前半フィールドゴールの成功がなかったのですがこのクォーターは4本成功させ10得点と得点が伸び始めます。
キャブスも外からのオフェンスを中心に粘り試合を諦めません。
それでもヒートはじわじわとリードを広げ13点差で最終クォーターに突入します。
第4クォーターでは開始直後こそアデバヨのインサイドが決まらないなど点が伸びません。
しかし、継続したディフェンスでキャブスにチャンスを与えず。
すると徐々にアデバヨも得点が伸び始め、ナンと二人でこのクォーター7点ずつとオフェンスを引っ張ります。
点差を縮めさせなかったことでヒートは主力の温存ができました。
このクォーター結局バトラー、アリーザ、ダンカンはプレーせず。
ストゥールースは第4クォーター12分出っぱなしに。
キャブスは終盤まで主力を出場させ粘ろうとしますがヒートも寄せ付けず。
最後は2分切ったところでイグダラがスリーを決めて20点差となり勝負あり。
ヒートもベンチメンバーに交代して勝利を手にしました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-02 09:00 ヒート VS キャバリアーズ
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000960
ピックアップ
バム・アデバヨ(33分)
13得点、10リバウンド、6アシスト、4スティール、0ブロック、フリースロー1/2(50.0%)、0ターンオーバー、2ファール、+23
マックス・ストゥールース(25分)
17得点、4リバウンド、2アシスト、2スティール、0ブロック、スリーポイント3/9(33.3%)、0ターンオーバー、1ファール、+22
アデバヨは得点こそ13と伸びませんでしたが積極的にインサイドをアタックしていた印象でした。
プレーしているエリアも満遍なく、選択肢が多い分相手もやりづらいだろうなと。
もう少しうまくフリースローを獲得できたらもっと得点も伸びたはずなのでその辺りはバトラーから学んでもらえたらと。
それでも+/-がゲームハイというのが頷ける活躍でした。
そしてこの日ベンチからチャンスを得て活躍を見せたストゥールース。
外からだけでなくオールマイティーなプレーでチームに貢献しました。
最後の勝負が決まってベンチメンバーばかりになってからスリーポイントを乱れ打ちして確率こそ下げましたが、それまでは外からも高確率で決めていました。
ストゥールースがベンチからこのパフォーマンスを毎回してくれたらとても良い。
もしかしたらプレーオフに向けてラッキーボーイ的な存在になってくるかもしれません。
ヒーロが復帰するまでの間、ローテーションの一枠はオクパラ、ビンセント、ビエリツァも含めて競争中です。
ビンセントが守備で一歩リードしていた印象でしたが、この前のシュートセレクトの悪さで信頼を失っているようにも感じます。
今日のような活躍を続けてストゥールースがその座を確たるものにするのか。
目が離せません。
あと8試合
しっかりとキャブス相手に勝利したヒート。
さすがに順位争いをしているシーズン終盤で取りこぼすわけにはいきません。
プレータイムも抑えつつしっかりと勝てたかと。
次の試合はバックトゥバックでホーネッツと。
ホーネッツは8位につけていてヒートとの差は2.5ゲーム差。
ラメロも復帰してプレーオフに向けて激しい戦いを挑んでくるでしょう。
ヒートも負けられません。
残り試合は8試合。
ホーネッツ、マブス、ウルブズ、セルティックス×2、シクサーズ、バックス、ピストンズと続いていきます。
シクサーズとバックスは順位が決まっていることを期待したいですね…。
マブズ、セルティックスとの連戦を勝ちきることができると大きい。。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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