20-21NBA_マイアミ・ヒートのトレードについて
トレード期日到来
日本時間の3/26未明にNBAのトレードデッドラインが到来。
今季もギリギリのところで多くのトレードが成立しました。
詳細は色々なところで取り上げられているのでそちらをご確認ください。
この記事ではヒートの動きをまとめたいと思います。
今季の動き
⇔サンダー
まず期日の前の動きとして日本時間の3/18にサンダーとの間でトレード成立。
今季怪我で絶望となっていたマイヤーズ・レナードと2027年ドラフト2巡目指名権を放出しトレバー・アリーザを獲得。
サンダーはその後ロスターの整理でレナードをウェーブしているので実質指名権でアリーザを獲得した形に。
こちらは別記事でも書いているのでご確認ください。
ヒートはロスター2つ開いてるのでレナード再契約しないかなーと思ったりもしています。
ないですかねー。
⇔キングス
ヒートからモーリス・ハークレスとクリス・シルヴァを放出しネマニャ・ビエリツァを獲得。
ビエリツァは1988年5月9日生まれの32歳。
身長209cmのセルビア出身フォワードで外からのシュートも得意ないわゆるストレッチ4と言える選手かと。
今季こそ出場機会の影響もあってか30%を切っているのですが、昨季までは3季連続で3ptの確率は40%超え。
スペーシングとリバウンドでオリニクの穴を埋めてくれるのではないでしょうか。
正直そんなにちゃんと見たことがないのでどんなプレーをするのか楽しみです。
⇔ロケッツ
そして今季の目玉トレードになったのはロケッツとの取引。
ヒートはエイブリー・ブラッドリー、ケリー・オリニク、2022年ドラフト指名権の交換権を放出し、ビクター・オラディポを獲得!
オラディポは言わずとしれたオールスターガード。
近年は怪我で出場機会が減っていたのですが今季は復帰してここまで20.8得点、5.0リバウンド、4.7アシスト、1.3スティールと活躍。
確かに怪我前全盛期のイケイケ感はないのかもしれません。
それでもまだ30手前、ここからピークという可能性もなくはありません。
若手が多く、ドラギッチもコンディションが不安定な中、チームに落ち着きをもたらしバトラーやアデバヨの負担を減らしてくれることは間違いないでしょう。
プレーオフに向けて
簡単ではありますが今季のヒートのトレードについて振り返ってきました。
プレーオフに向けて着実に補強はできたのではないかと思います。
ただ、イーストも特にネッツはかなり強力な選手を揃えてきています。
それを上回るものかと言われるとそう言い切れはしないかと。
ただ昨季も下馬評ではそうでもなかったですが勝ち上がっていったのがヒート。
今季もヒートカルチャーの元勝負強さを見せてくれることを期待したいですね。
まだバイアウト市場での補強もできるので今後の動きにも注目です。
最後に放出されていった選手たちについてコメントしていけたらと。
マイヤーズ・レナード
上の記事でも書いているように、特に昨季のプレーオフでチームを盛り上げてくれたキャラクターは愛さずにはいられません。
差別的な発言はとても残念でしたがしっかりと学び、怪我も治して、これからも活躍してほしいです。
ケリー・オリニク
過去の件もありますし正直そんなに印象のいい選手ではありませんでした。
それでもヒートの一員としてタフなプレーを見せてくれていましたし、スタメンとして一定のプレータイムが与えられたらもっとスタッツも残していくと思います。
クリス・シルヴァ
遠い国からやってきて2Wayから本契約を獲得した選手。
トレードのアセットになるくらいの成長を見せてくれたのがまず嬉しいです。
昨季何年も会えていなかった母親と再開していたシーンは心を打ちました。
エイブリー・ブラッドリー
もっとヒートでのプレーが見たかったというのが本音です。
コロナや怪我で試合に出られなかったのが残念でしょうがありません。
モーリス・ハークレス
この選手ももっとプレーが見たかった選手ですね。
ディフェンシブラインナップで長い腕を活かした守備を繰り出すのを期待していましたがコンディションもあってあまり出場がなかったのがもどかしかったです。
どの選手もヒートで活躍するところをもっと見たかったですが、NBAなのでしょうがない。
新天地でも活躍を期待しています。
それでは選手も入れ替わりましたが一緒にマイアミ・ヒートを応援しましょう!