20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.3.27#46)
連敗ストップへ
ブレイザーズとの接戦を落として5連敗のヒート。
バトラー不在で健闘したとはいえ勝ちたい試合でした。
そのバトラーが復帰して挑むのはホーネッツ。
プレーオフ争いをしているチーム相手に負けられない試合となります。
トレードで獲得した選手たちはこの試合まだ出場できず。
ドラギッチ、オクパラ、ハスレムも欠場ということでヒートはこの試合も少ないメンバーで戦うことになります。
新戦力の合流が待ち遠しいですね。
前の試合は外からのシュートがようやく決まり始めましたが、この試合でもシューター陣のタッチが続くのか。
新戦力が加入するとプレータイムが減ってしまうであろう選手たちのアピールにも期待です。
それでは振り返っていきましょう。
対 シャーロット・ホーネッツ戦
MIA 105-110 CHA
Q1 23-40
Q2 26-32
Q3 30-20
Q4 26-18
FG% 46.0%
3P% 34.9%
FT% 50.0%
リバウンド 39
アシスト 28
ターンオーバー 10
後半の猛烈な追い上げもむなしく敗戦。
第1クォーターが痛かったですね。。
この日バトラーが復帰ということでヒートはまた新しいスターティングラインナップに。
これで今シーズン20通り目です。
試合開始からホーネッツはエネルギッシュなプレーでリズムを掴みます。
ヒートが若干エナジー不足に見えた部分もありましたが、とにかくホーネッツの3ptが猛烈に決まります。
このクォーターだけで13本中8本も決めてヒートはまさかの40失点。
オフェンスも少しボールシェアをしすぎたり、セレクトが悪く得点を伸ばすことができず早くも13点差をつけられてしまいます。
第2クォーターに入ってからも自信を持ってシュートを放ち続けるホーネッツの勢いを止めることができず。
残り7分くらいで早くも30点差をつけられてしまいます。
ショットクロックぎりぎりまで追い込んでもタフショットを決められてしまう嫌な展開。
そんな中でもクォーター終盤になるにつれアデバヨがアグレッシブにチームを牽引することで少しずつ点差を縮めていきます。
しかし、ここというところでシュートが決まらなかったり、オフェンスの選択がまずくなってしまったり、フリースローを外したり。
10点台で後半に入るチャンスがありつつも結局23点差で前半を終えます。
後半に入ってもしばらくはもう一本ほしいところでヒートは外し、ホーネッツは決めるという展開でなかなか追い上げることができません。
アデバヨが下がるとどうしてもリズムが悪く見えてしまいます。
アチウワはストゥールースの精彩を欠くプレーも悪目立ち。
ただ前半と違ったのはホーネッツのシュートも徐々に落ち始めてきた点。
ヒートも連続で3ptを決めたり、最後はラッキーな3ptファールをアリーザが獲得(1本外したけど…)してどうにか13点差と希望を残して第4クォーターに突入します。
早い時間に点差を縮めたいヒートですが、ストゥールースがターンオーバーやファールと立て続けにミスをしてしまい選手層の薄さが露呈してしまいます。
一桁にするチャンスも何度かありました。
しかし、そういうところでヒーロが立て続けにワイドオープンのシュートを外してしまったり、ターンオーバーが出てしまったりと時間だけが過ぎていきます。
バトラーもそれほど確率が高くない3ptを繰り出し始めたときはもう厳しいかなと…。
そんなヒートでしたがやはりディフェンスから追い上げを見せ始めます。
ホーネッツからこのクォーターだけで6個のターンオーバーを奪って追いすがると、残り2分でようやく一桁に。
アデバヨとダンカン・ロビンソンの連続得点で残り30秒で4点差まで詰め寄ります。
少し疑問だったのはタイムアウト明けホーネッツのオフェンスに対するヒートのアクション。
最初の数秒はターンオーバーを狙っていくのは分かりますが、結局かわされてファールができたのは残り10秒になってから。
20秒近くも時間を使われてしまったことに。
ベンチの様子も見るにちょっとコーチと選手の間でミスコミュニケーションがあったような気も。
結局ヘイワードは1本フリースローを落として5点差でヒートボールになりますが時間が足りず。
クラッチタイムに強いというホーネッツの前評判通り寄り切られた形となりました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-03-27 09:00 ヒート VS ホーネッツ
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000686
ピックアップ
ダンカン・ロビンソン(28分)
20得点、1リバウンド、4アシスト、0スティール、0ブロック、3ポイント6/9(66.7%)、1ターンオーバー
タイラー・ヒーロ(32分)
13得点、4リバウンド、3アシスト、0スティール、0ブロック、3ポイント1/5(25.0%)、2ターンオーバー
ダンカンはこの試合かなり高確率で決めていました。
トレードで最後まで放出候補となっていましたが、フロントが手放さなかったのはやはり正解でしたね。
この試合ではペイント付近でのバンクショットと今までにないバリエーションのショットも決めていました。
どんどん幅を広げていってほしいです。
反対に物足りなかったのはヒーロ。
特に第4クォーターの勝負どころでエンジンがかかりきらなかった印象。
2年目の選手ではありますがもう少し安定感があればと思わずにはいられません。
ナンもこの試合効率的に得点を重ねていたのですが第2クォーター足首を捻ってしまい後半は出場なし。
心配ですね…。
ナンの怪我もあってビンセントがこの日17分の出場。
得点こそ3点に留まりましたが2スティールと守備では意識の高さを見せました。
アチウワとストゥールースはどちらも10分の出場でしたが空回りをしていた印象です。
特にストゥールースは気持ちが入りすぎていたのかミスやリスキーなプレーが多かったかなと。
リバウンドは5つとそれなりの見せ場は作ったアチウワもディフェンスで戻りが遅かったり散漫に見えてしまう場面もいくつかありました。
ここからプレーオフに向けてどうなるか見逃せません。
巻き返し
これでまさかの6連敗。
イースタンでの順位も8位まで下がってしまいました。
混戦とはいえ不安になりますよね。。
しかし、恐らく次戦からトレードで獲得した選手も合流できるはず。
ロードではありますが2日試合がありませんし良い切替のタイミングになるのではないでしょうか。
次の試合は日本時間で3/30、相手はニューヨーク・ニックス。
プレーオフを争う上でも絶対勝ちたい相手です。
良い試合が見たいですね。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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