20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.3.26#45)
デッドラインを終えて
サンズに圧倒されて4連敗となったヒート。
トレードデッドラインも過ぎ去り、ようやく集中して試合に臨めそうです。
トレードはまた別記事でまとめます!
迎えるのはブレイザーズ、昨季までヒートにいたDJJがいますね。
早く連敗を止めたいヒートですがこの試合出場できそうなのは9名だけ。
バトラーとドラギッチはコンディション不良。
オリニク、ブラッドリー、ハークレス、シルヴァはトレード。
ハスレムとオクパラはコロナのプロトコル。
というかNBAデッドラインでは選手が沢山動くの分かってるんだから当日は試合しないほうがいい気がするんですが。笑
メンバー的にはかなり厳しい戦いになりそうです。
しかし、これで今残っている選手はヒートの選手としてシーズンを戦い抜くことが決まったようなもの。
気持ちを切り替えて集中して試合に臨んでほしいです。
きっと若手のシュートスランプも終わるはず!
それでは振り返っていきましょう。
対 ポートランド・トレイルブレイザーズ戦
MIA 122-125 POR
Q1 24-31
Q2 34-28
Q3 33-32
Q4 31-34
FG% 56.0%
3P% 47.1%
FT% 92.3%
リバウンド 39
アシスト 34
ターンオーバー 11
最後はオーバータイム突入かと思ったのですが、まさかのファールを取られて負け。
接戦だっただけに悔しい敗戦となりました。
ヒートはこの日アリーザがスタメンに。
これで今季19パターン目。
トレードで加入した選手、そしてバイアウト市場の選手を獲得してまた色んなスタメンを試すことになりそうです。
第1クォーターは序盤からマッカランがエンジン全開でヒートのディフェンスを物ともせず得点を重ねていきます。
ヒートもこの日シュートタッチが良かったアデバヨやナンの得点で何とか離されないように着いていく展開に。
アデバヨはもちろん守備でも素晴らしいブロックなどで貢献。
メンバー不足で出番を得た2Wayの選手も何とかアピールをしようとしますが、シュートはなかなか決めることができず。
ただビンセントは良いアシストをいくつかしていたのは良かったかなと。
序盤からリラードのオフェンスも好調だったのでこのところ得点の取れていないヒートはまずいことになるのではと嫌な予感が。
しかし、この試合では外からのシュートが決まる決まる!
ヒーロもここ数試合のスランプが嘘のように高確率で得点を重ねていきます。
気づけばヒートは逆転。
ただブレイザーズもマッカランが相変わらず絶好調で結局前半だけで29得点。
ヒートは1点ビハインドで前半を折り返します。
特にアチウワのパフォーマンスが冴えなかっただけにアデバヨのいない時間帯の不調が目立ちました。
後半に入ってもヒートは外からのシュートが好調。
この日はロビンソンやナンも3ptを高確率で決めていきます。
基本的にはヒートがリードで試合が進みます。
ただブレイザーズも負けじとアウトサイド中心のオフェンスで着いてきます。
そしてアデバヨの代わりにアチウワが出場したところから一気に点差を縮められることに。
最後にヒーロがブザービートを決めて何とか同点で第3クォーターを終えましたがアチウワは完全にこの試合空回りしていた印象でした。
第4クォーターはヒートも頭からアデバヨがいたことでゾーンディフェンスなど相手にプレッシャーを与えていきます。
ブレイザーズもヒーロにダブルチームにいってターンオーバーを狙うといったアグレッシブな守備で対抗。
試合終盤に向けて盛り上がってくる中、まずランを決めたのはヒート。
ビンセント、イグダラ、ヒーロの3ptで畳み掛けて残り6分くらいで二桁リードを奪います。
しかし、そこからアデバヨを温存したことで攻守のリズムが悪化。
翌日も試合ということでコンディションも考えてのことだとは思うのですが、もどかしいところ。
逆にランを決められた2分少々で一気に点差をワンポゼッションに縮められます。
そこから先は取りつ取られつの一進一退。
ヒートとしては相手のシュートを落とさせることができるのですがサイズがないこともあってリバウンドが取れません。
試合を通してもヒートの5個に対してブレイザーズは10個のオフェンスリバウンドを獲得します。
特に試合最終盤でカンターに連続でオフェンスリバウンドを許したのは痛かった。
DJJが残り13.9秒でファールを受けながらのダンクを決め、フリースローもメイクしたところでブレイザーズ2点リード。
そこからアデバヨが難しいレイアップを見事にねじ込み10.8秒というところで同点に。
ラストショットを狙うのはもちらんリラード。
ディフェンスにつくのはアリーザ。
アリーザの素晴らしいディフェンスもあってリラードの放った3ptは決まらずオーバタイムへ!
と思ったのですが、アリーザのシュートチェックがまさかのシュートファールという判定に…。
何回見返してもちょっと厳しすぎる。。
試合後アデバヨとDJJが熱い抱擁をしていたのがせめてもの慰めでした。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-03-26 08:30 トレイルブレイザーズ VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000678
ピックアップ
ケンドリック・ナン(33分)
22得点、5リバウンド、5アシスト、1スティール、0ブロック、3ポイント3/5(60.0%)、0ターンオーバー
タイラー・ヒーロ(35分)
29得点、4リバウンド、8アシスト、1スティール、0ブロック、3ポイント5/9(55.6%)、2ターンオーバー
ナンとヒーロが20点超え。
二人とも3ptの確率も50%以上ということで完全にスランプは乗り越えたようです。
やはりトレードの噂で集中できていなかったんですかね。
ここからシーズン終わりまでこの調子で活躍してほしいところ。
アデバヨもこの日バトラー不在のチームを支える29得点、9リバウンド、7アシスト、5ブロックと攻守に大活躍。
個人的にはバトラーがいてもこのくらいのパフォーマンスを見せてくれることを期待しています。
反対にイマイチなパフォーマンスになってしまったアチウワは少し冷静さが欠けているかなと。
動きが散漫になっている気がします。
リバウンドだったりでフィジカルを活かして自信をつけてほしいのですが今の所NBAプレイヤーの技術にやられている印象です。
あとスクリーンも早く動きすぎなように思えます。
ハスレムだったりがいたら先進的な落ち着きも変わってくるのかもしれませんが…。
2Wayの二人もビンセントは9アシスト、ストゥールースも8得点と良い部分を見せていました。
このタイミングが二人にとっては今後もプレータイムを獲得するラストチャンスかもしれないので頑張って欲しいです。
ここから
5連敗で一気に借金生活に戻ってしまったヒート。
今季は連勝、連敗の波が激しいですね。笑
プレーオフに向けてそろそろ安定してほしいのですが。。
そのプレーオフに向けてヒートはビクター・オラディポとネマニャ・ビエリツァを獲得。
バイアウト市場ではスパーズのラマーカス・オルドリッジを狙っているという噂もあります。
合流がいつになるかは分かりませんが戦力を補強してここからまた調子が上がっていくことでしょう。
まずはバックトゥバックで日本時間3/27の敵地ホーネッツ戦。
ホーネッツはROY筆頭のラメロ・ボールが残念ながら骨折で今季は厳しそうとのこと。
大きく戦力ダウンしている相手に確実に勝利して連敗を止めたいですね。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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