トレバー・アリーザとマイヤーズ・レナードのトレードについて
トレード成立
ヒートにも今季最初のトレードの話が!
オクラホマシティ・サンダーとの間で日本時間の3/18にトレードが成立。
サンダーからはベテランフォワードのトレバー・アリーザを獲得。
対してヒートが放出したのはマイヤーズ・レナードと2027年のドラフト2巡目指名権。
レナードは最近ゲーム中の発言で問題に、謹慎中の身となっていました。
それ以前から怪我で今季は欠場が決まっていたのでヒートとしては今季プレーオフを戦う戦力補充できたのは良かったのではと。
それではトレバー・アリーザについてもう少し詳しく書いていきたいと思います。
トレバー・アリーザとは
トレバー・アリーザは16年目の大ベテラン。
今季はサンダーに加入していましたが若手中心のチームということもあってか出場はここまでありませんでした。
イグダラと同じでヒートは2年連続出場のない選手を獲得したことになります。
マイアミ出身で大学はUCLA、2004のドラフト全体43位と決して高くはない指名順位ではありましたが、守備力の高さでエースストッパーとして頭角を現しジャーニーマンとして10チーム以上を渡り歩いてきました。
2009年にはレイカーズでNBAチャンピオンリング獲得にも貢献。
めちゃくちゃ確率が良いわけではないですが3&Dの選手といえるかと。
通算出場試合は1000試合を超え、得点は二桁超えの平均10.8。
スティールも1.49と素晴らしい数字を残しています。
キャリアの終盤ではありますが経験と実力を備え、何よりヒートカルチャーに馴染みそうなハードでタフなプレースタイルのベテランが加入したことはチームにとって間違いなくプラスになると思います。
楽しみ
アリーザは日本時間の18日に加入が発表され早速20日の試合で6分ほど出場。
背番号はレナードがつけていた0をそのまま使っていましたね。
今季プレーがなかったということもありオフェンスではイマイチな部分もありました。
しかしディフェンスは短い時間でも年齢を感じさせぬ存在感が。
ここから先が楽しみです。
個人的には身長だったりのサイズ感やポジション的なことも考え、オクパラやアチウワ、シルヴァの良いメンターになってくれるといいなとも感じています。
プレーオフに向けても、将来のことを考えても良い補強になったという印象です。
ヒートは移籍するレナードについても声明を発表。
昨年のプレーオフでの主にプレー以外での貢献への感謝、そして差別的な発言に対して学習をしっかりして自分の発言について理解をしっかりしてほしいこと、新天地での幸運を祈る旨伝えました。
個人的にも凄く好きなキャラクターの持ち主だと思いますし、先の差別的な発言についてはとても残念ではありましたが、今後新しい環境で活躍をしてほしいなと思います。
それでは。