nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.10.12NBAファイナル#6)

7戦を目指して

何とか前の試合接戦を制して敗退を防いだマイアミ・ヒート

この試合もロサンゼルス・レイカーズを止めて第7戦に駒を進めたいところです。

 

しかし、心配なのは選手たちのコンディション。

特にジミー・バトラーはほぼ前の試合47分以上プレー。

中1日でどこまで回復できているか。

 

若手たちも第5戦での激闘を乗り越えて精神的にも肉体的にも疲労はMAXに近いかと。

どこまで集中力を保つことができるか。

 

あとは怪我人の状況。

バム・アデバヨは復帰していますが万全には程遠い状態。

ゴラン・ドラギッチも普通なら戻るのに1ヶ月くらいはかかる怪我らしいです。

厳しいですね。。

なぜこのタイミングでと思わずにはいられません。

 

対するレイカーズはダニー・グリーンが前の試合の逆転を狙ったスリーポイントを外したことで脅迫を受けたとのこと。

奥さんも巻き込まれているようです。

過激すぎますね…。

 

前の試合マンバジャージで負けてしまった借りを返すためにモチベーションはかなり上がっているはず。

簡単には勝たせてもらえない相手です。。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ロサンゼルス・レイカーズ

 

MIA 93-106 LAL

Q1 20-28

Q2 16-36

Q3 22-23

Q4 35-19

 

FG% 44.3%

3P% 35.7%

FT% 59.1%

アシスト 25

リバウンド 41

ティール 4

ブロック 4

ターンオーバー 13

 

敗戦。

優勝は叶いませんでした。

悔しいですね…。

 

第1クォーターからレイカーズの激しい守備に対しヒートは跳ね返すだけのエナジーが不足していた印象。

回復が間に合わなかったか…と嫌な雰囲気が漂います。

そして第2クォーター、ヒートはわずか16得点に抑えられてしまいます。

さらにはシュートを落とす度にレイカーズ得意のファストブレイクを繰り出されて手も足も出ません。

実質このクォーターで勝負は決まってしまいました。

ドラギッチが奇跡的にカムバックを果たしますが、やはりそのプレーは以前のようにとは言えず。

気持ち的にはドラギッチが戻ってきたのは嬉しかったですが、オリニクだったら…とも思ってしまいます。

ドラギッチ投入でもリズムは変えられず後半逆転を期待するも点差は縮まりませんでした。

 

フリースローの獲得数はどちらの試合も22だったのですが、前の試合1本しか落とさなかったにも関わらず、この試合は13本しか決められませんでした。

疲労によりいかに集中力が落ちていたか、フィジカルも落ちていたかを物語っています。

 

対するレイカーズレブロン・ジェームズがトリプルダブルの活躍。

35才にして衰えを知りません。

アンソニーデイビスはもちろんラジョン・ロンドやKCPといったロールプレーヤーも活躍。

優勝に相応しいパフォーマンスでした。

 

個人のスタッツは以下の通り。 

活躍!

ジミー・バトラー(44分)

12得点、FG5/10(50.0%)、FT1/3(33.3%)、7リバウンド、8アシスト、0スティール、1ブロック、2ターンオーバー

 

バム・アデバヨ(42分)

25得点、FG10/15(66.7%)、10リバウンド、5アシスト、0スティール、2ブロック、2ターンオーバー

 

普通

ジェイ・クラウダー(27分)

12得点、FG3/9(30.8%)、4リバウンド、1アシスト、3ポイント1/5(20.0%)、1スティール、0ブロック、0ターンオーバー

 

ダンカン・ロビンソン(34分)

10得点、FG3/8(37.5%)、1リバウンド、3アシスト、3ポイント3/7(42.9%)、0スティール、2ターンオーバー

 

ケリー・オリニク(14分)

9得点、FG4/7(57.1%)、7リバウンド、0アシスト、0スティール、1ブロック、0ターンオーバー

 

ケンドリック・ナン(12分)

8得点、FG3/8(37.5%)、3リバウンド、1アシスト、3ポイント2/4(50.0%)、2ターンオーバー

 

ソロモン・ヒル(2分)

5得点、FG2/2(100.0%)、0リバウンド、1アシスト、1スティール、0ブロック、0ターンオーバー

 

イマイチ

タイラー・ヒロ(30分)

7得点、FG3/10(30.0%)、3リバウンド、4アシスト、3ポイント1/2(50.0%)、1スティール、0ブロック、4ターンオーバー

 

ゴラン・ドラギッチ(18分)

5得点、FG2/8(25.0%)、5リバウンド、2アシスト、3ポイント0/4(0.0%)、1ターンオーバー

 

アンドレ・イグダラ(10分)

0得点、FG0/2(0.0%)、1リバウンド、0アシスト、0スティール、0ブロック、0ターンオーバー

 

バトラーはこの試合も44分と長い時間プレー。

得点こそ伸びませんでしたが素晴らしい活躍でした。

最初のシュートを落としたとき、今まで決めてたはず…と嫌な予感はしました。

それでも最後まで勝利を目指してプレーする姿はさすがです。

 

アデバヨは25得点、10リバウンドで意地を見せました。

まだ3年目、忘れがちですがルーキー契約の選手です。

来季以降が楽しみ。

まずは怪我を癒やしてほしいです。

 

ここまで活躍をしてきた他の若手たちもこの試合では勢いがありませんでした。

何が足りなかったか見直し、来季のファイナルでは大暴れしてほしいです。

 

ドラギッチはこの試合18分プレー。

実際のところまだめちゃくちゃ痛いようです。

ロングレンジは0/4。

悔しいですね。

 

ヒートカルチャー

悔しいですが、勝利でシーズンを終えることはできませんでした。

しかし、このタフなシーズンでヒートが見せてくれた活躍は素晴らしいものでした。

ヒートカルチャーも一気に脚光を浴びましたし、このプレーオフでヒートのファンになった方、ヒートのことを好きになった他チームの方も多いのではないでしょうか。

 

パット・ライリーを中心に築き上げてきたこのチームとカルチャー。

改めてファンになってよかったと感じますし、ファンであることを誇りに思えます。

こんな良いチームのファンなんだぞと。

ヒートがそう言えるチームであることはとてもありがたいです。

 

ずっと試合を観てブログを書いてきましたが今シーズンはこの記事が最後の観戦記になります。

長かったような、短かったような。

皆さま駄文にも関わらずお付き合い下さりありがとうございました。

少しでも何かしら生活の足しになっていたら嬉しいです。

 

さて、シーズンは終わりましたがオフシーズンが始まります。

ドラフトに移籍にと休む暇もありません。

シーズンの振り返りもしていきますが、ヒートを中心に各チームが来季のチャンピオンを目指してどんなチーム作りをしていくか追いかけていかないとですね。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!