nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.9.24プレーオフCF#4)

大事な一戦

前の試合ではボストン・セルティックスに敗れてしまったマイアミ・ヒート

次の試合を取れば3-1でほぼシリーズは決まり。

逆に落としてしまうと2-2でタイに戻されます。

大事な一戦です。

 

前の試合ではベテラン陣が少し元気がなかったかなという印象。

試合の間隔が開いたので休息は十分かと。

 

対するボストン・セルティックスは前回復帰したゴードン・ヘイワードにしっかりとした休息が与えられたのは大きい。

個人的にはまだ試合勘が戻りきっていないかなと思うのでプレータイムが増えるのはむしろヒートにとっては良いんじゃないかと感じています。

 

前の試合こそ有利な時間が続いたのでマーカス・スマートの喝が効いたようにも思えましたが、本当にそうなのかはまだ分かりません。

追い込まれたときにどうなるか注目です。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ボストン・セルティックス

 

MIA 112-109 BOS

Q1 24-23

Q2 26-21

Q3 27-32

Q4 35-33

 

FG% 42.9%

3P% 27.0%

FT% 88.9%

アシスト 20

リバウンド 40

ティール 9

ブロック 2

ターンオーバー 8

 

見事勝利!

これで3-1に!!

ほぼシリーズ突破を手中に収めたかと。

 

序盤からヒートがリードし優位に試合を進めます。

しかし、セルティックスも負けられない試合で粘りを見せます。

離せそうで、離せない。

ジリジリとする試合展開が続き、第3クォーター終了時点ではついに1点差まで迫られます。

 

もう、気が気じゃない展開。

やはりセルティックスも強い。

何度これで決まりだ!と思ったことか。

その度に差を詰められる…。

ドラギッチが珍しくクラッチタイムでターンオーバーを許してみたり、バトラーも不用意に3Pファールを与えてみたり。

心臓に悪い…。

さすがに30秒切って6点リードしていたところで終わりかと。

しかし、結局は最後の相手に同点のオフェンスチャンスを与える展開に。

楽には勝たせてもらえませんね…。

 

セルティックスはエースのジェイソン・テイタムが前半まさかの0点。

後半こそ巻き返しましたがリズムがおかしかったのは間違いない。

喝を入れたスマートもFG3/12、3P1/8でブレーキだったとも言えます。

 

個人のスタッツは以下の通り。 

活躍!

タイラー・ヒロ(35分)

37得点、FG14/21(66.7%)、6リバウンド、3アシスト、3ポイント5/10(50.0%)、0スティール、0ブロック、1ターンオーバー

 

ジミー・バトラー(38分)

24得点、FG8/20(40.0%)、FT8/9(88.9%)、9リバウンド、3アシスト、1スティール、1ブロック、1ターンオーバー

 

バム・アデバヨ(40分)

20得点、FG7/11(63.6%)、12リバウンド、4アシスト、2スティール、0ブロック、3ターンオーバー

 

ゴラン・ドラギッチ(39分)

22得点、F8/21(38.1%)、5リバウンド、3アシスト、3ポイント3/9(33.3%)、2スティール、2ターンオーバー  

 

普通

アンドレ・イグダラ(27分)

3得点、FG1/4(25.0%)、2リバウンド、2アシスト、3スティール、0ブロック、1ターンオーバー

 

イマイチ

ジェイ・クラウダー(30分)

3得点、FG1/9(11.1%)、3リバウンド、3アシスト、3ポイント1/7(14.3%)、0スティール、1ブロック、0ターンオーバー

 

ダンカン・ロビンソン(23分)

3得点、FG0/5(0.0%)、3リバウンド、2アシスト、3ポイント0/4(0.0%)、0ターンオーバー

 

ソロモン・ヒル(4分)

0得点、FG0/0(0.0%)、0リバウンド、0アシスト、ブロック、0ターンオーバー

 

いやー何といってもヒロですね。

もともと大舞台でも物怖じせずにプレーしていました。

ただこの試合では物怖じとかいうレベルじゃなくノリノリ。

もー何やっても上手くいく勢いでした。

 

ルーキーでプレーオフ37点はヒートのフランチャイズレコード。

それまではウェイドの27得点なので大幅に更新しました。

更には20歳以下のプレーオフ記録でもマジック・ジョンソンの42得点に次ぐ史上2番目の記録。

比較対象がもはやレジェンドに。

半端ないです。

あとは当たり前なのですが2000年代生まれの選手のプレーオフ記録も更新中。

素晴らしい。

 

試合後のコメントで、リーチが足りないだったりNBAで通用しないと多くの人に言われてきたけど、自分を信じていたと。

自信はどこから湧いてくるのかとの質問にも、それが自分だと一言。

いやー良いルーキーを取ったものです。

バトラーはじめチームメイトとの関係も良好。

ヒートのカルチャーにもマッチしています。

今後のキャリアの序章だといえるような選手になってほしいものです。

 

ヒロに注目が集まりましたが、バトラー、ドラギッチ、アでバヨも20得点超え。

何だかんだでチームバスケです。

 

この試合ではクラウダーやロビンソンの外が冴えず。

次の試合ではセルティックスの対策を跳ね返せるか。

楽しみです。

 

決めたい

接戦を制して3-1とシリーズをリード。

これでほぼ勝ち抜けは決まりかと。

この試合ではここまで出場していたケリー・オリニク、デリック・ジョーンズJr.、ケンドリック・ナンを起用せず。

ソロモン・ヒルを起用し、イグダラのプレータイムも長かった。

何らかのアジャストをしたのでしょう。

イグダラはもしかしたらコンディションが良くなかったのかもしれないです。

そういう意味では数日空いたのは良かったかもしれません。

 

次までにセルティックスも何らかの調整をしてくるはず。

それを跳ね返して突破を決めてしまいたいところです。

 

次の試合は日本時間で9/26土曜日の9時30分から。

いい時間帯ですね!

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!