nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.10.5NBAファイナル#3)

諦めない

前の試合も敗れてファイナル2連敗となってしまったマイアミ・ヒート

早くも追い詰められてしまいました。

しかし、ヒートの選手たちが諦めるはずがありません。

ファンとしても勝利を信じて応援するだけです。

 

ヒートがファイナルで0-2とされたといえば2006年。

ダラス・マーベリックス相手にリードされ、さらには第3戦でもリードを許す展開となったあのシリーズ。

結果はドウェイン・ウェイドの大活躍もあって逆転しての初優勝。

バトラーはウェイドの後継者として魅せてくれるでしょう。

 

そんな第3戦、復帰が期待されていたバム・アデバヨが欠場。

ゴラン・ドラギッチもいませんし、かなり厳しい。

いよいよバトラーが48分出ないといけませんね…。

心が折れそうになります。。

しかし!ここで諦めるようなチームじゃありません!

タフさを見せてくれることでしょう。

 

対するロサンゼルス・レイカーズは万全の戦力。

しいていえばダニー・グリーンが少し脚を痛めていたような。

ベテラン揃いのチームなのでコンディションは落ちてくるはず。

この下降線とヒートの若手たちの経験値の上がり具合が上手くクロスしてくれたらヒートにもチャンスが。

 

さぁどーなるか。

期待と不安が入り混じりますね…!

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ロサンゼルス・レイカーズ

 

MIA 115-104 LAL

Q1 26-23

Q2 32-31

Q3 27-26

Q4 30-24

 

FG% 51.3%

3P% 35.3%

FT% 91.3%

アシスト 25

リバウンド 37

ティール 8

ブロック 3

ターンオーバー 12

 

やりました!!

粘りに粘って見事に勝利!!!

意地を見せてくれました!!!!

 

試合開始から激しいディフェンスで主導権を握ります。

特にアンソニーデイビスを集中的に苦しめリズムを狂わせました。

レイカーズレブロン・ジェームズを中心に追いすがります。

しかし、この試合ヒートにはバトラーがいました。

NBAファイナルで3人目となる40得点以上でのトリプルダブル。

圧巻でした。

 

第4クォーターに一時逆転を許し嫌な空気が流れます。

ただここでもヒートの選手たちはメンタルの強さを見せつけます。

序盤からの激しい守備は終盤になっても衰えず。

最後はルーキーのタイラー・ヒロがお決まりのクラッチタイムで試合を決める得点をし懇親のドヤ顔!

追い詰められたところから見事な勝利をあげました。

 

個人のスタッツは以下の通り。 

活躍!

ジミー・バトラー(44分)

40得点、FG14/20(70.0%)、FT12/14(85.7%)、11リバウンド、13アシスト、2スティール、2ブロック、5ターンオーバー

 

ケリー・オリニク(31分)

17得点、FG5/9(55.6%)、7リバウンド、1アシスト、3ポイント3/5(60.0%)、2スティール、0ターンオーバー

 

タイラー・ヒロ(36分)

17得点、FG6/18(33.3%)、3リバウンド、2アシスト、3ポイント2/7(28.6%)、1スティール、0ブロック、1ターンオーバー

 

普通

ジェイ・クラウダー(33分)

12得点、FG5/12(41.7%)、8リバウンド、1アシスト、3ポイント2/8(25.0%)、0スティール、0ブロック、1ターンオーバー

 

ダンカン・ロビンソン(39分)

13得点、FG4/12(33.3%)、5リバウンド、3アシスト、3ポイント3/10(30.0%)、2スティール、0ターンオーバー

 

マイヤーズ・レナード(12分)

7得点、FG3/3(100.0%)、1リバウンド、0アシスト、0ターンオーバー

 

アンドレ・イグダラ(16分)

2得点、FG1/2(50.0%)、1リバウンド、3アシスト、0スティール、0ブロック、1ターンオーバー

 

ソロモン・ヒル(3分)

3得点、FG1/1(100.0%)、0リバウンド、0アシスト、0ターンオーバー

 

イマイチ

ケンドリック・ナン(19分)

4得点、FG2/3(66.7%)、1リバウンド、2アシスト、3ポイント0/1(0.0%)、4ターンオーバー

 

デリック・ジョーンズJr.は一瞬出ましたが省略します。

 

何と言ってもバトラー。

素晴らしい活躍です。

ターンオーバーこそ少し気になりますが、あれだけボールを持っていたのである程度しょうがないかと。

得点は40ですが3Pなし。

この記録はシャック以来らしいです。笑

 

他の選手たちも4人が二桁得点。

特にロビンソンが10本スリーポイントを打てたのは良かった。

確率こそ30%でしたがスペースを広げるために重要な役割を果たしました。

 

レナードやヒルなど出場時間こそ短かった選手も限られた時間でしっかりと役割を果たしていました。

バトラーの活躍が目立ちましたがヒートらしい一体感のある戦いぶり。

素晴らしい。

 

ここから

さてまずは1勝目を上げたヒート。

ここから逆襲です!

何より主力の2人を欠いた状態でレイカーズに勝てたという事実。

経験の少ないメンバーにとってこの上ない自信につながります。

ヒートはこの選手たちでレイカーズに勝てる。

連敗をして失いかけていた自信を完全に取り戻すことができた意味は大きいです。

 

この試合でも第1クォーターの終わりで点差を詰められたとき、第4クォーターて逆転を許したときと嫌な空気は漂いました。

負けてしまうのか、と。

それでもそんなプレッシャーを跳ね除けたヒートの選手たち。

本当に応援しがいのあるチームです。

 

連勝でシリーズを五分に戻したい次戦は日本時間で10/7の水曜日。

朝の9時40分から中継があるようです。

いやー楽しみすぎる。

アデバヨも帰ってくるかもしれませんし、流れが徐々に傾いてきている雰囲気も。

とはいえ相手はレブロン率いるレイカーズ

簡単な試合になる訳がありません。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!