NBA_八村塁観戦記(2020.8.6#68)
厳しいけれど
インディアナ・ペイサーズに力負けして再開後の勝利をまだあげられていないワシントン・ウィザーズと八村塁。
ブルックリン・ネッツが想像以上に健闘していてプレーオフは正直かなり厳しいです。
ウィザーズがやりたかった展開をそのままネッツがやってる感じです。
なかなか思い通りにはいかないですね。笑
状況はかなり難しくなってきましたがプレーオフに出られなくても残りの試合は若いメンバーたちにとって貴重な経験になるはず。
一試合一試合、一ポゼッション一ポゼッションを大切にプレーしてほしいです。
対するフィラデルフィア・セブンティシクサーズはイマイチ乗り切れず。
プレーオフこそ決めていますが、再開後もインディアナ・ペイサーズには敗れ、サンアントニオ・スパーズにもギリギリの勝利。
試合中に選手同士が言い合うシーンも見られました。
ジョエル・エンビードやベン・シモンズを中心に潜在能力の高いチームですが付け入るスキはありそうです。
ベン・シモンズは再開後PFとしてプレーしているので八村とマッチアップ。
強敵相手に八村はどこまでやれるでしょうか。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦
WAS 98-107 IND
Q1 20-26
Q2 27-28
Q3 27-23
Q4 24-30
第3クォーターまで接戦に持ち込めたのですが逆転には至らず。
再開後4連敗を喫しました。
シクサーズ相手に物怖じせずにアグレッシブにプレーし、ディフェンスも頑張ったのですが…。
一番の敗因は八村の不調かと。
何となくですがこれまでの3試合とはオフェンスの仕方が変わっていたような気がします。
2メン、ダイブがより多くなった印象で、来季ジョン・ウォールやブラッドリー・ビールとこんな感じでやってくのかなと。
ディフェンス面でも3スティール、2ブロックと圧巻でした。
ベン・シモンズのPFもいいなーと思っていたのですが途中で足の怪我でロッカールームへ。
大きな怪我じゃなければいいのですが。。
八村のスタッツ
38分
8得点
8リバウンド(ディフェンス6、オフェンス2)
2アシスト
1スティール
0ブロック
フィールドゴール18.2%(2/11)
3ポイント100.0%(1/1)
フリースロー60.0%(3/5)
0ターンオーバー
2ファール
この試合も一桁得点。
特に確率が20%を切ったのは致命的です。
敗因と言われても仕方ありません。
全体的にタッチが悪かったのですが特にゴール下、レイアップが決まらず。
エンビードがゴール下にいるのがプレッシャーになったのでしょうか。
こういった経験を乗り越えてアベレージで15得点以上取れるようになるといいのですが。。
ただこの試合は38分出場、ディフェンスも頑張っていましたし、リバウンドも8取りました。
調子が悪くてもこういった貢献ができるのは大きいです。
あとは3Pをもっと打ってほしい!
まだやれる
更に厳しい状況に追い込まれたウィザーズと八村。
この時点で8位のオーランド・マジックと7.5ゲーム差。
4ゲーム差に詰めるには残りすべて勝つくらいの勢いが必要です。
ただ可能性はゼロではありません。
まだやれる。
その中で八村もかなりタフな経験を重ねています。
それは来季に必ずつながるはず。
他の新人と比べてもかなり良い経験ができていると思います。
次の試合は日本時間で8/8(土)の朝9時から、ニューオーリンズ・ペリカンズと。
ザイオン・ウィリアムソンとの新人対決ですね。
楽天も取り上げるようです。
ペリカンズはまだまだプレーオフの可能性が十分にあるので確実に勝ちにきます。
ウィザーズは再開後初勝利を上げることができるか…!
楽しみに待ちましょう!