NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.8.5#68)
強豪との連戦
前の試合ではトロント・ラプターズに惜しくも敗れたマイアミ・ヒート。
内容としてはほぼ勝っていたようなものなので問題ありません。
再開から強豪との試合が続いています。
次の試合もバック・トゥ・バックでボストン・セルティックスとの戦い。
厳しい展開が続きます。
とはいえヒートもチームとしてのコンディションは良好。
いい試合を見せてくれることでしょう。
メンバーとしてはこの試合ジミー・バトラーが欠場。
右足首の痛みとのこと。
大事でなければいいのですが。
対するセルティックスもケンバ・ウォーカーがコンディション不良で時間制限があるようです。
それぞれどのように補ってくるか。
そこも見どころでしょうか。
それでは振り返っていきましょう。
対 ボストン・セルティックス戦
MIA 112-106 BOS
Q1 33-28
Q2 30-23
Q3 28-32
Q4 21-23
FG% 44.2%
3P% 34.9%
FT% 74.4%
アシスト 22
リバウンド 42
ターンオーバー 12
接戦を制して見事勝利。
タフな一戦をものにしました。
バトラー不在のなか粘り勝ちができたのは自信につながります。
ヒートが離そうとするとセルティックスも追いすがる油断ならない展開。
しかし大事なところでディフェンスをしっかりできたのが大きかった印象です。
最後はヒヤッとする展開でしたが逃げ切れました。
クラッチタイムでロビンソン3Pを立て続けに決めたのも心強かった。
選択肢がどんどん増えていきます。
セルティックスとしては第3クォーターでマーカス・スマートがファールアウトしたのが痛かったです。
ヒートがアグレッシブだったと言えばそれまでですが、少し笛の厳しい試合でした。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
バム・アデバヨ(31分)
21得点、12リバウンド、2アシスト、1ブロック、1ターンオーバー
ダンカン・ロビンソン(29分)
21得点、3リバウンド、2アシスト、3ポイント5/11(45.5%)、2ターンオーバー
ケリー・オリニク(32分)
15得点、6リバウンド、8アシスト、2スティール、1ブロック、1ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(28分)
20得点、3リバウンド、3アシスト、2スティール、3ターンオーバー
普通
アンドレ・イグダラ(30分)
6得点、8リバウンド、4アシスト、1スティール、2ブロック、1ターンオーバー
タイラー・ヒロ(21分)
11得点、3リバウンド、3アシスト、3ポイント3/7(42.9%)、1ターンオーバー
ジェイ・クラウダー(28分)
8得点、4リバウンド、0アシスト、0スティール、0ブロック、0ターンオーバー
イマイチ
デリック・ジョーンズJr.(20分)
6得点、2リバウンド、0アシスト、0スティール、0ブロック、1ターンオーバー
ケンドリック・ナン(16分)
4得点、FG2/6(33.3%)、1リバウンド、0アシスト 、2ターンオーバー
アデバヨがダブルダブル。
バトラー不在でも心配無用です。
前の試合で徹底したマークを受けて3Pを思うように打てなかったロビンソンもこの試合では11本打って5本メイク。
特に最終盤の重要な場面で2本決めて存在感を発揮しました。
イグダラも得点こそ6点でしたが、30分のプレーで8リバウンド、4アシスト。
何となくヒートでの役割を見つけつつある気がします。
IQの高い選手なのでプレーオフで重要な役割を果たしてくれそうです。
気になるのはやはりナンのパフォーマンス。
この試合もFGはわずか2つ。
3Pはひとつも決めることができませんでした。
プレーオフに間に合うか…。
怪物狩りへ
強豪との連戦が続いた開幕3戦。
2勝1敗で臨む次戦は強豪との連戦の締め、ミルウォーキー・バックスとの一戦です。
ただ、バックスはイースタン・カンファレンスの1位を決めているのでどこまでの強度で試合に臨んでくるかは分かりません。
主力を温存した同日の試合ではブルックリン・ネッツにも負けていましたし。
ヒートの不安要素としては怪我。
バトラーが右足首の痛み、ドラギッチも試合終了間際に足を痛めてベンチに下がりました。
幸いドラギッチは深刻な怪我ではなかったようですが、バックス戦でどれだけプレーするかは不確定です。
特にナンが不調なので…。
順位は正直多少負けても大差はないのでコンディションを優先してほしいなと個人的には思っています。
次の試合は日本時間で8/7の朝5時から。
どんな試合になるか楽しみですね。
一緒にヒートを応援しましょう!