いざ首位との戦い
ボストン・セルティックスとの接戦を制して力強さを見せたマイアミ・ヒート。
エースのジミー・バトラー不在でもやれるというところを見せてくれました。
そして次に臨むのはウェスタン・カンファレンス首位でのプレーオフ進出を決めたミルウォーキー・バックス。
前の試合では首位通過が決まったことがありヤニス・アデトクンボなど主力を温存しブルックリン・ネッツに敗れていますが、2試合続けてそんな試合はしないでしょう。
対するヒートはバトラーに続いてゴラン・ドラギッチもこの試合欠場。
精神的な支柱の二人を欠くのは厳しいです。
バム・アデバヨの負担も大きくなることが予想されます。
折返しとなる第4戦目はぜひとも勝利で飾りたい。
難しい戦いを勝ち切ることができるか。
それでは振り返っていきましょう。
対 ミルウォーキー・バックス戦
MIA 116-130 MIL
Q1 34-25
Q2 39-31
Q3 25-36
Q4 18-38
FG% 42.2%
3P% 45.7%
FT% 92.6%
アシスト 28
リバウンド 39
ターンオーバー 19
前半大きくバックスを突き放したにも関わらず、後半大逆転を許して敗戦。
特に第4クォーターは壊滅的でした。
ラスト5分切ったところからバックスが20点取ったのに対してヒートはわずか5点。
そりゃ負けますね。
ファールトラブルもありアデバヨの出場時間が少なかったのもあります。
それでも何とか勝ち切ることができたらよかったのですが。。
さすがにそこはイースタン首位のチーム。
そう簡単にはいきません。
バックスはヤニスが30分の出場で33得点、12リバウンド。
強い。
クリス・ミドルトンが33得点も、6リバウンド、8アシストとオールスターの力を見せました。
ここっていう所のディフェンスも強度がありました。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
ダンカン・ロビンソン(33分)
21得点、1リバウンド、1アシスト、3ポイント5/9(55.6%)、3ターンオーバー
アンドレ・イグダラ(27分)
12得点、7リバウンド、8アシスト、0スティール、0ブロック、2ターンオーバー
普通
タイラー・ヒロ(33分)
20得点、4リバウンド、5アシスト、3ポイント1/5(20.0%)、5ターンオーバー
ジェイ・クラウダー(25分)
15得点、4リバウンド、1アシスト、1スティール、0ブロック、2ターンオーバー
デリック・ジョーンズJr.(14分)
12得点、4リバウンド、1アシスト、0スティール、0ブロック、0ターンオーバー
ケリー・オリニク(34分)
13得点、6リバウンド、2アシスト、1スティール、0ブロック、1ターンオーバー
バム・アデバヨ(21分)
6得点、5リバウンド、6アシスト、0ブロック、4ターンオーバー
ケンドリック・ナン(29分)
14得点、FG5/17(29.4%)、5リバウンド、2アシスト 、2ターンオーバー
イマイチ
ソロモン・ヒル(16分)
3得点、1リバウンド、2アシスト、2スティール、0ターンオーバー
クリス・シルバとカイル・アレクサンダーは出場が1分なので省略します。
やはりバトラーとドラギッチの不在は痛かった。
何とかボールを回して得点を重ねましたが、ここぞというところでボールを捌くのが若い選手だとターンオーバーも増えてきます。
ヒロは20得点しましたが5ターンオーバー、ナンは17本シュートを打って決まったのは5本と20%台の確率。
アデバヨがファールトラブルで出場時間が短かかっただけでなく、シュートも10本中2本しか決まらずと精彩を欠いていました。
アデバヨもそんな状況でヤニスはじめバックスのオフェンス陣を抑えるのはさすがに難しい。
それでもロビンソンが高確率で3Pを沈め、イグダラも7リバウンドに8アシストとプレーオフに向けて好材料もありました。
バブルに入ってから絶好調だったオリニクはどうやら魔法が解けたようですが。笑
折返し
リーグ最下位から競合との4試合を2勝2敗で折り返したヒート。
まぁまぁ順調なのではないでしょうか。
バトラーとドラギッチも深刻なコンディション不良というよりかは、プレーオフに向けて万全な状態にするためという印象です。
正直順位は4位でも5位でもホーム&アウェーが実質なくなっている状況では大差がないですし。
直近セルティックスに勝っていることも考えたら6位まで落ちても気にすることはないのかもしれません。
ただあまり負けが続いた状態でプレーオフに臨むのは嫌ですよね。
次は日本時間の8/9日曜日に朝8時30分からフェニックス・サンズと。
サンズは再開後何と怒涛の4連勝。
めちゃくちゃ勢いに乗っています。
ヒートは乗りに乗ったチームを止めることができるか。
バトラーとドラギッチのコンディションも気になるところですね。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!