NBA_八村塁観戦記(2020.8.4#67)
諦めない気持ち
前の試合でブルックリン・ネッツに負けてしまいプレーオフに向けてかなり厳しい状況に追い込まれたワシントン・ウィザーズと八村塁。
諦めずに一試合ずつ戦ってほしいところです。
八村はチームのエースとして敵チームから徹底したマークを受けてネッツ戦では9得点にとどまりました。
そんな中でもパスを捌いたりとオフェンスの幅を広げようとする姿勢が見られました。
ペイサーズはネッツよりもディフェンスが良いですし、恐らく前の試合に続いて八村へのマークは厳しくなることが予想されます。
ルーキーとして貴重な経験が続いています。
ただ、できれば経験というだけでなく結果もしっかりと残したい。
そして八村が中心のチームで勝利を収めたい。
それが一番の自信につながるはずです。
ディフェンスが固く、TJ・ウォーレンがオフェンスで大爆発しているペイサーズに勝つのはかなり難しいはず。
確かにビクター・オラディポが不在というのはプラス要素ではあります。
ただ今シーズンのペイサーズはほとんどオラディポがいない状態で戦っていたのでそれほどの戦力ダウンとはならないでしょう。
ウィザーズと八村は果たしてどんな試合を見せてくれるのか。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 インディアナ・ペイサーズ戦
WAS 100-111 IND
Q1 21-20
Q2 26-36
Q3 21-34
Q4 32-21
戦前の予想通り厳しい戦いとなり敗戦。
ペイサーズ強いですね。
第1クォーターこそ善戦しますが第2クォータ、第3クォーターでペイサーズのディフェンスの強度が上がってくると打開できず。
第4クォーターで追い上げますが力及ばずでした。
ペイサーズはディフェンスが試合を通して堅実で良かったです。
特にゴール下はかなり固い。
それだけでなくオフェンスでもこの日34得点のTJ・ウォーレン中心にフリースローも上手く取りながら得点を重ねました。
試合を通しての3Pの確率は30%を切っているのですがウィザーズが追い上げムードになったところではしっかり決めていたのが印象的でした。
八村のスタッツ
34分
9得点
7リバウンド(ディフェンス5、オフェンス2)
6アシスト
0スティール
0ブロック
フィールドゴール33.3%(4/12)
3ポイント0.0%(0/1)
フリースロー50.0%(1/2)
1ターンオーバー
3ファール
この試合も一桁の9得点。
アテンプトこそ12でしたがやはり物足りない。
ジェローム・ロビンソンが18もシュートを打っているので逆でしょ、という感じです。
こちらも予想通りですがやはり厳しいマークにあいました。
ディナイでボールを受け取れず、受け取れたとしても1on1の時間はほとんどなく周りの選手が寄ってきているような状況。
ファールも上手く取れずフラストレーションが溜まっているのかなと感じるシーンもありました。
ただ、前の試合に続いてこの試合でもチャンスメイクの部分での能力の高さも示してくれました。
アシスト6はキャリアハイ。
前の試合の4つに続いて良い数字です。
状況に応じてプレーをこれだけ使い分けられるなんて末恐ろしいルーキーだなと。
これで得点もしっかり15点以上安定して取るようになったら最高のルーキーシーズンの締めになるのではないでしょうか。
まだまだ
ここまでまだ勝ちのないウィザーズ。
まずは何とか1つ勝ちたい。
若いチームなので伸びしろは満載です。
この試合も入りはよかったのでそのリズムを試合を通してキープできるか。
残り5試合。
来シーズンに向けてそれぞれの選手が何か手応えを掴みたいですね。
次の試合は日本時間の8/6午前5時からフィラデルフィア・セブンティシクサーズと。
シクサーズは何だか上手くいってないのでチャンスはあります。
楽しみに待ちましょう!