NBA_八村塁観戦記(2020.7.23練習試合#1)
ついに
コロナの影響で中断していたNBA。
再開にむけてオーランドのディズニーリゾートで各チームが準備を進めています。
そして今日から各クォーター10分での練習試合。
練習試合とはいえ久しぶりにNBAの試合が見られます!
ちなみに練習試合と言ってますが、英語だとscrimmage(スクリメージ)っていうらしいです。
いわゆるチーム内での紅白戦も同じ言い方みたいなんで、5対5の実戦形式のやつは丸っとスクリメージって言うっぽいです。
八村塁の所属するワシントン・ウィザーズは初日の2試合目に登場。
試合開始は日本時間で4時30分…早い…!
観客を入れないというのもありますが、基本的にシーズンより早い時間帯に試合があるようです。
ウィザーズはプレーオフ出場を目指し、実質的には8位と4ゲーム差まで詰めてプレイイントーナメントに進むのが目標となります。
今の時点で8位のオーランド・マジックとは5.5ゲーム差、7位のブルックリン・ネッツとは6ゲーム差。
どちらかというと戦力が欠けてボロボロのネッツに追いつく方が現実的かもしれません。
チーム状況としてはトップスコアラーのブラッドリー・ビールが怪我で欠場。
ビールに次ぐスコアを残していたダービス・ベルタウンスもオフのFAを意識して不参加。
戦力的にはかなり厳しいです。
チーム3番目のスコアラーである八村が活躍するしか道は残っていません。
若いチームだけに伸びる可能性は大きいはず。
まずは練習試合でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 デンバー・ナゲッツ戦
WAS 82-89 DEN
Q1 19-24
Q2 17-18
Q3 27-24
Q4 19-23
試合終盤で同点に追いつくも逆転ならず。
今までビールなりベルタウンスがボールを持つクラッチタイムで分かりやすく決めきれず。
そこは八村に頑張ってほしかったところですが…。
とはいえ、ボールもよく回って思ったよりは状態もよかったんじゃないかなと。
ディフェンスもそこそこ頑張っているようでした。
ナゲッツはニコラ・ヨキッチをPGとしてスタメン起用。
ボル・ボルもスタメンで超ビックラインナップ。
圧巻でしたね。笑
ボル・ボルは昨年のドラフトで悔しい思いをし、ここまでプレータイムもありませんでしたが、素晴らしいプレーを披露していました。
これからが楽しみです。
八村のスタッツ
26分
18得点
9リバウンド(ディフェンス5、オフェンス4)
1アシスト
0スティール
0ブロック
フィールドゴール42.9%(6/14)
3ポイント50.0%(1/2)
フリースロー83.3%(5/6)
2ターンオーバー
0ファール
試合前から言われていたとおり八村がウィザーズの中心に。
前半プレータイムを抑え気味かなと思ったのですが結局26分の出場。
結果としても18得点でチームハイ。
中断明けの初実戦、さすがの活躍でした。
3Pシュートも見事にメイク。
シュートの軌道もきれいな放物線を描いていて上達は噂ではなく本当だったようです。
自信を持ってどんどん打ってほしいですね。
あとは上でも少し触れましたがクラッチタイムでの得点。
この試合でも第4クォーター残り6分切ったところでコートに入った八村はそこから無得点。
そもそもシュートのアテンプト自体が少なかった。
今まではビールやベルタウンスがいましたが、今は八村がエースなんだからもっとリングを見てほしかったです。
このチームなら八村が外して文句をいわれることはないでしょう。
やはり楽しい
ウィザーズは敗戦し、八村もクラッチタイムでの課題が残りましたが、何より試合を見ることができてよかった。
やっぱりバスケは楽しいですね。
ここから今月中は練習試合が続いていよいよシーズン再開。
他の試合もそうですが選手たちの試合勘が戻ってくるのには時間がかかりそうです。
その中でどのチームがいち早くリズムを掴むか。
恐らくマイアミ・ヒートが再開後一番強くなってると信じてますが。笑
ウィザーズも逆転プレーオフを目指して気合の入ったプレーを見せてれるはず。
楽しみに待ちましょう!