八村塁観戦記(2020.3.11#64)
さすがに
前の試合はマイアミ・ヒートに力の差を見せられたワシントン・ウィザーズと八村塁。
さすがにプレーオフ争いはかなり厳しくなってきました。
そんななかでも次の試合はやってきます。
11日はニューヨーク・ニックスと対戦。
ホームでまだ諦めていないというプレーができるでしょうか。
八村個人としても前の試合は今季2度目の無得点。
復調が期待されます。
ニューヨーク・ニックスは大分前にプレーオフがなくなっています。
とはいえ直近5試合は勝ち越していて、ヒューストン・ロケッツにも勝利するなど侮れません。
ウィザーズは首の皮一枚でプレーオフ争いに残ることができるでしょうか。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 ニューヨーク・ニックス戦
WAS 122-115 NYN
Q1 36-31
Q2 18-39
Q3 33-17
Q4 35-28
前半の大差をはねのけて逆転勝利。
ウィザーズが序盤大量リードしながら結局逆転され大差をつけられ、それを後半また戻してと危うい展開でしたが何とか勝ち星を上げることができました。
その中心はやはり、38分のプレーで39得点、3リバウンド、7アシスト、3スティール、1ブロックと獅子奮迅の活躍をしたブラッドリー・ビール。
シーズン開幕してから終盤まで結局この調子でしたね。
来年こそはオールスターに選ばれてほしい。
その他にジャバズ・ネイピアーが21得点で2試合連続の20得点超え。
もう少し加入が早く、フィットが早ければと思わずにはいられません。
八村のスタッツ
28分
12得点
7リバウンド(ディフェンス7、オフェンス0)
2アシスト
0スティール
2ブロック
0被ブロック
フィールドゴール66.7%(4/6)
3ポイント0.0%(0/1)
フリースロー100.0%(4/4)
1ターンオーバー
1ファール
久しぶりにフィールドゴールを決めて二桁得点。
最初の得点は八村に取らせるために完全にデザインされてましたね。笑
八村のチーム内での立ち位置を物語っています。
この試合では被ブロックがなく修正力の高さはさすが。
さらには課題としていたディフェンスもかなり良かったかと。
安定感が出てきました。
八村が今日のようなパフォーマンスを一貫してできていたらプレーオフも現実味のある位置にいられたかもしれません。
ニックスは前半の大量リードを守りきれず。
来季に向けて夢のある内容でもありませんでしたし、再建はしばらく先になりそうです。
何というか安定感のないチーム同士の試合だなーという印象です。
諦めない
ニックスに何とか勝利したウィザーズ。
正直前半終わったタイミングで色々諦めたのかなと思ってしまいました。
しかし、チームは諦めていませんでした。
失礼しました。
今季はそれでもかなり厳しい状況であることは変わりません。
8位と5.5ゲーム差で残り18試合。
ここにきて8位ブルックリン・ネッツ、7位オーランド・マジックがともに連勝。
厳しいです…。
ネッツはヘッドコーチが替わったりバタバタしてるので落ちてきてほしいのですが。
ウィザーズとしては無心で一勝ずつ重ねていくしかありません。
八村も今日のようなパフォーマンスを安定して見せ続けられるか。
次の試合は14日のボストン・セルティックス戦。
若干調子を落としていますし、前日ミルウォーキー・バックスと対戦した後ということを考えるとノーチャンスではありません。
しかし厳しい相手であることも確か。
やってくれるか…。
楽しみに待ちましょう!