八村塁観戦記(2020.3.4#60)
連勝して圏内へ
前の試合は下位のゴールデンステート・ウォリアーズにしっかり勝利したワシントン・ウィザーズと八村塁。
4日は敵地でサクラメント・キングスに挑みます。
キングスはプレーオフ圏内を目指して調子を上げてきています。
しかし、カンファレンスは違えど同じくプレーオフを目指すウィザーズは簡単に勝ちを譲る訳にはいきません。
連勝をしてブルックリン・ネッツに着いていき、プレーオフ圏内へ近づきたいところ。
そのためには何といってもディフェンスです。
何とか120点以下に抑えられたら…。
八村も前の試合に続いてフィジカルなプレーが期待されます。
ファールを沢山受けるだけで相手にダメージを与えることができますし。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 サクラメント・キングス戦
WAS 126-133 SAC
Q1 23-39
Q2 26-37
Q3 46-19
Q4 31-38
前半に大差をつけられたのが響いて惜しくも敗戦。
前半の27点差を第3クォーターで一気に挽回するなど頑張って接戦には持ち込んだのですが…。
いつも通りウィザーズはシュートの確率も良くしっかり得点を取れています。
ブラッドリー・ビールは35得点、8アシストで連続25得点以上のチーム記録を更新。
ただ、こちらもいつも通り相手により高い確率で決められてしまいました。
やはりディフェンスの安定感に欠けています。。
さらにはこの試合オフェンスリバウンドで6個の差をつけられました。
イアン・マヒンミ不在が響いているようですね。
八村のスタッツ
30分
20得点
6リバウンド(ディフェンス5、オフェンス1)
3アシスト
2スティール
0ブロック
0被ブロック
フィールドゴール66.7%(6/9)
3ポイント50.0%(1/2)
フリースロー87.5%(7/8)
2ターンオーバー
3ファール
八村はこの日オールスター明け最初の20得点以上。
素晴らしいですね。
フリースローも8個獲得しアグレッシブにプレーできていたかと。
チームの追い上げに一役買いました。
あとはこういう試合でチームが逆転するための力に今後八村がなれるか。
すでにルーキーとしては十分な活躍をしていますがチームを勝利に導ける選手になることを期待しています。
キングスはディアロン・フォックスが31得点。
良い選手ですよねー。
あとはボクダン・ボクダノビッチも21得点と主力が活躍。
その他に二桁得点が5人と好調な勢いそのままで逃げ切りました。
もったいない
猛烈な追い上げで諦めない精神力は見せましたがウィザーズは敗戦。
プレーオフに向けてもったいない試合となってしまいました。
課題は明確でディフェンス。
あとは怪我人が多いのでコンディションでしょうか。
今日ネッツはボストン・セルティックス相手に貴重な勝ち星をあげたのでゲーム差は5に。
ただ、オーランド・マジックも落ちてきていてそちらとは4.5ゲーム差。
明日マイアミ・ヒートがマジックを倒す予定なので差は4ゲーム。
ギリギリの戦いが続きます。
ウィザーズとしては目の前の一戦一戦を必死に戦うしかありません。
次の試合は5日にポートランド・トレイルブレイザーズ戦。
エースのデイミアン・リラードが欠場中で直近10試合は3-7。
ウィザーズにもチャンスはありそうです。
楽しみに待ちましょう!