マイアミ・ヒート観戦記(2020.3.3#61)
試金石
前の試合でブルックリン・ネッツを倒して連勝を飾ったマイアミ・ヒート。
3日はホームにイースタン・カンファレンス首位を独走するミルウォーキー・バックスを迎えます。
バックスはファイナルを目指すには避けて通れない相手。
今のヒートでどこまでやれるかの試金石となる一戦です。
バックスは直近10試合でわずか1敗と絶好調。
しかしヒートはホームで、しかもバックスはバック・トゥ・バック。
かなりチャンスです。
ヒートとしてはトレードによってセカンドユニットのディフェンスが良くなってきています。
この試合でもその守備で試合を支配したい。
とはいえバックスの1試合平均得点はリーグ1位。
ヒートのディフェンスはどこまで通用するか…。
それでは振り返っていきましょう。
対 ミルウォーキー・バックス戦
MIA 105-89 MIL
Q1 31-26
Q2 22-26
Q3 28-18
Q4 24-19
ヒートのディフェンスめちゃくちゃ通用しました!
バックスをわずか89得点に抑えての勝利!!
3連勝です!!!
特に後半はバックスを37得点と圧倒的なディフェンス力を見せつけました。
ヤニス・アデトクンボも自由にプレーさせず、ギリシャの怪物退治に成功。
特に差がついたのは3ポイント。
ヒートは18/37(48.6%)に対してバックスは7/34(20.6%)。
大差がつきました。
ヒートはターンオーバーが9とまた一桁。
完全に進歩しています。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
ジミー・バトラー(34分)
18得点、6リバウンド、7アシスト、1スティール、0ターンオーバー
バム・アデバヨ(37分)
14得点、13リバウンド、5アシスト、1スティール、3ブロック、5ターンオーバー
ジェイ・クラウダー(29分)
18得点、4リバウンド、4アシスト、0スティール、0ブロック、1ターンオーバー
普通
ケンドリック・ナン(33分)
13得点、8リバウンド、2アシスト 、0ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(29分)
15得点、4リバウンド、4アシスト、0ターンオーバー
ダンカン・ロビンソン(33分)
9得点、3リバウンド、0アシスト、3ポイント3/7(42.9%)、0ターンオーバー
イマイチ
デリック・ジョーンズJr.(17分)
4得点、4リバウンド、2アシスト、0ターンオーバー
ケリー・オリニク(10分)
11得点、1リバウンド、2アシスト、2ターンオーバー、5ファール
アンドレ・イグダラ(12分)
3得点、3リバウンド、2アシスト、1ブロック、1ターンオーバー
バトラーの安定感が凄いです。
周りも使いつつ余力を残している印象すら受けます。
アデバヨも凄いパフォーマンスです。
ただどうしてもターンオーバーが気になります。笑
イマイチとしていますがジョーンズJr.やイグダラもディフェンスで貢献しているので普通でもよかったかもしれません。
オリニクは10分で2ターンオーバー、5ファールはいただけないということで…。笑
ヒートは20得点以上がいなかったんですね。
チームオフェンスができていたということでしょう。
バックスはヤニスがわずか13得点。
疲労もあったとはいえこれだけ封じることができたのは素晴らしい。
ブルック・ロペスの21得点がゲームハイとなりましたが、ヒートの守備の前にギブアップすることになりました。
やってやった!
イースタンで圧倒的な存在のバックス相手に見事勝利!
やってやりました!!
トレードで強化されたセカンドユニットのディフェンスがどんどん良くなっています。
ここ数試合何となく形が見えてきていましたが、プレーオフへの手応えがでてきました。
ここにクラッチタイムに強いタイラー・ヒロ、エナジーに満ちているマイヤーズ・レナードも帰ってくると…。
期待しかないです!
次の試合は5日のオーランド・マジック戦。
マジックは連敗中ですが、プレーオフ争いを逃げ切るため是が非でも勝ちにきます。
ヒートはホームで迎え打つことができるか。
4連勝きめてほしいところ。
楽しみに待ちましょう!