nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.28プレーオフFR#3)

ホームで流れを

前の試合でバックスに惨敗をしたヒート。

得点を取れず厳しい試合でした。

ホームに戻り流れを取り戻してほしいところです。

何気にバトラーはじめ多くの選手がホームで迎える初めてのプレーオフゲームとなりますしエナジーをファンに見せてくれるでしょう。

 

そんなヒートはこの試合スタメンにドラギッチを起用。

この2試合ヒートのオフェンスを牽引していた一人。

活躍に期待したいですね。

 

反対にデッドモンはスタメンとはならず。

やはり最初からアデバヨとの併用は難しいか…。

ロペスに当てたいところですが。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ミルウォーキー・バックス

MIA 84-113 MIL

Q1 14-26

Q2 22-23

Q3 24-37

Q4 24-27

 

FG% 37.6%

3P% 28.1%

FT% 84.6%

リバウンド 41

アシスト 19

ターンオーバー 15

 

この試合もバックスを崩せず。

これで3連敗、追い詰められました。

 

試合開始からアデバヨが積極的にシュートを打っていきます。

しかしこれはミドルからのジャンパー。

確率が上がってくればまだいいですが、できればゴール下で勝負してほしい。。

バックスのオフェンスに対しヒートはヤニスにアデバヨをつけて対応。

1対1でこれだけしっかりヤニスを抑えられるのはさすが。

ただその分シュート後のリバウンド争いはより不利に。

この試合でも良いディフェンスをしてもオフェンスリバウンドを取られてしまう場面が目立ちます。

課題のオフェンスでもこの日スタメン起用したドラギッチが期待に応えられず。

ダンカン、アリーザとともに得点なし。

アデバヨも結局わずか2得点。

もはやバトラーしか点が取れない。。

対するバックスは着々と得点を重ねていきます。

ミドルトンは初戦からずっと自信をもってワンオンワンをしかけてきますし、ホリデーもシュートが落ちたのは初戦だけ。

あとはロペスもサイズ差を活かして堅実に得点を重ねていきます。

ヒートはこの試合も第1クォーターから12点のビハインドを背負います。

 

点差を詰めたいヒートですがやはり攻撃でリズムを掴めず。

ドラギッチは第1クォーターの感触の悪さを拭いきれず、リングへドライブをしてもファールを獲得できません。

アデバヨもガンガンいってほしいのですがこのクォーターはシュートわずか1本だけ。

もどかしい。

何とかディフェンスだけでもというヒートはこのシリーズ使っていなかったゾーンを展開。

バックスのテンポをある程度は下げることに成功します。

しかし、ミドルトンやホリデーが厳しい状況も打開してきてシュートの確率自体はそこまで下げきれず。

落としたところでバックスのディフェンスも戻りが早くトランジションオフェンスで攻めきることができません。

時折アデバヨもしっかり体を当ててフックを決めたりと良いプレーがあっても継続できず。

それでもヒートは守備で何とか粘り結局前半は13点差で折り返します。

 

巻き返しを狙う後半、アデバヨがボールを持ってもロペスは徹底的に下がってリムをプロテクト。

目の前に広大なスペースがあるのですがアデバヨは前を向くことができず。

そのままポストプレーにいくなり、何ならドライブして上から叩き込むくらいの思い切りがほしい。

ミドルジャンパーも確率がもっと高くなってくれば自信を持って打てるのでしょうが。

完全に敵の術中にハマっていたかと。

あれだけオープンであのプレーだと、チームの指示だったかのかもしれません。

それはそれで残念です。

アリーザやダンカンがゴール下に積極的に切り込むシーンが見られ、勢いが出てきたかというところでダンカンはファールトラブル。

さらにはバトラーのシュートも落ち始めることに。

厳しすぎます。

アデバヨもロペスがいなくなると若干強引さを見せ得点を増やしますが、時すでに遅し。

ビエリツァを投入し何とか流れを変えようとし、実際オフェンスでは少し改善も見られたかと。

しかし、その分守備で突かれることに。

シュートを落とし、ディフェンスで後手になり気づけば点差を広げられるという流れは変えられず。

点差は26点差まで広がり実質第4クォーターを前にして試合はほぼ決まってしまいました。

 

それでも諦めないヒートはビエリツァの外が決まり若干勢いが。

ボールムーブメントも良くなってきてオープンショットも増えます。

ただそのオープンショットが決まらず流れを大きく引き寄せることはできません。

だったら何とか守備で、というところですがビエリツァがヤニスとのマッチアップを迫られファールをするしかありません。

最悪ヤニスはそれで良いのですがミドルトンもここぞというところでのシュートは落とさず。

このシリーズは初戦からミドルトンがかなり気合入っていますよねー。

去年ヤニスがコンディション悪い中自分のパフォーマンスで勝ちきれなかったという強い気持ちがあるのでしょう。

対するヒートはイマイチエナジーが感じられず。

攻撃失敗からトランジションを許すという展開でズルズル試合が進んでいき、点差を縮めることはありません。

結局この試合も5分以上残して主力はベンチへ。

勝てる、というシーンは全くない試合となってしまいました。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-05-28 08:30 バックス VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/42000123

 

ピックアップ

バム・アデバヨ(31分)

17得点、8リバウンド、4アシスト、1スティール、1ブロック、フリースロー3/3(100.0%)、2ターンオーバー、2ファール、-12

 

ジミー・バトラー(38分)

19得点、8リバウンド、6アシスト、1スティール、0ブロック、フリースロー3/4(75.0%)、2ターンオーバー、3ファール、-26

 

アデバヨは17得点、物足りません。

上でも書いていますがロペスにめちゃくちゃ下がられています。

能力というよりメンタル的な話になっている感も。

来季とか将来とかではなく、今このシリーズで打開するのを期待しています。

 

バトラーが19得点でヒートのスコアリングリーダー。

リバウンドもアシストもチームトップ。

ただ+/-はチームワーストの-26。

フラストレーションは大分溜まっていそうです。

 

この試合はドラギッチも結局スタメンでしたが8得点。

ダンカンはスリーポイントの成功がなくわずか2得点。

昨季プレーオフの躍進を支えたヒーロも9得点。

アリーザに至っては得点なし。

どうしたものか。。

  

まだまだ

バックスに3連敗であとがなくなったヒート。

2試合目、3試合目の様子からするとかなり厳しい状況です。

しかし、まだシリーズは終わっていません。

ここから巻き返してほしい。

 

結局この3連敗の大きな要因はオフェンス。

決めきれず、トランジションで遅れたりマッチアップがずれたりで守備も後手に。

フィールドゴール40%後半、スリーも30%後半くらいは決めていかないと余程バックスがシュートを落としてくれないと厳しいかと。

 

次の試合は日本時間5/30日曜日の早朝。

朝?2時30分からの配信ということでライブ観戦は悩みますね…。

とにかくまず1勝を。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!

 

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