八村塁、20点取る
怪我の影響はなし
前の試合ではダブルダブルの活躍をして怪我の影響がないことを証明した八村塁。
復帰4戦目はシカゴ・ブルズと対戦です。
ブルズは5連敗中で2月に入って未だに勝利なし。
プレーオフ当落線上のチームとしては痛い連敗です。
逆にウィザーズとしてはプレーオフを争うライバルにしっかり勝って優位に立ちたい。
前回対戦では八村不在のなか負けてしまいましたが、今回はやってくれるでしょう。
ウィザーズの徐々に良くなりつつあるディフェンスにも注目です。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 シカゴ・ブルズ戦
WAS 126-114 CHI
Q1 36-26
Q2 33-36
Q3 31-20
Q4 26-32
連敗中の相手にしっかり勝利。
八村復帰後の勝率は5割となりました。
序盤からリードを奪って磐石の試合運びでした。
ブラッドリー・ビールの出場時間をこれくらいに抑えながら勝てるとウィザーズとしてはかなりいいですね。
ビールがシュートを打つ本数も若干減り、オフェンスのバランスもよくなっている印象です。
八村やモリッツ・ワグナーの復帰の好影響でしょう。
プレーオフ前にビールが潰れてしまうという最悪のパターンは逃れることができそうです。
八村のスタッツ
31分
20得点
4リバウンド(ディフェンス2、オフェンス2)
3アシスト
2スティール
2ブロック
1被ブロック
フィールドゴール58.3%(7/12)
3ポイント-%(0/0)
フリースロー100%(6/6)
2ターンオーバー
2ファール
復帰後初の20得点以上をマーク。
6本のフリースロー獲得も復帰後の最多。
アグレッシブさを物語っています。
ゴール下でダンクにいくときもモーションに入ってからリングに叩き込むまでのスピードが上がってきています。
確実に学んで進化しています。
スティールやブロックも記録し+/-で+20はキャリアハイ。
チームの勝利への貢献も伺えます。
試合感も徐々に戻ってきて試合全体を通して効果的なプレーが増えています。
そして何より怪我前よりイキイキとプレーをしているように見えるのもファンとして嬉しいです。
ブルズはザック・ラビーンが41得点、9リバウンドと獅子奮迅活躍を見せますが、全体的に元気がなく。
連敗中の嫌なムードが伝わってきました。
連戦に向けて
自身も活躍し、チームも勝利。
八村としては復帰後最も手応えを感じた試合だったのではないでしょうか。
八村がNBAで活躍できるというのは既に誰もが認めるところです。
こうなってくると、あとはいかにチームを勝たせることができるか。
そこに論点が移ってきます。
特にウィザーズはプレーオフを十分に狙える位置にいます。
来年ジョン・ウォールが帰ってきてからが本番というのは分かっていますが、ウィザーズとしては出られるものなら是が非でも出たい。
そこに八村がどこまで貢献できるか目が離せません。
自分の調子だけでなくチームの調子もあげる選手になってほしいです。
まずはオールスター前最後の試合。
13日のニューヨーク・ニックス戦が控えています。
バック・トゥ・バックになりますがどんな活躍をしてくれるか。
楽しみに待ちましょう!