nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

マイアミ・ヒート観戦記(2020.2.11#53)

連敗ストップへ

前の試合でポートランド・トレイルブレイザーズに敗戦して今季ワーストの三連敗となったマイアミ・ヒート

苦手なアウェーで苦しい戦いが続きます。

 

そんな中連敗を止めるべくゴールデンステート・ウォリアーズとの一戦に望みます。

 

ウォリアーズといえば勿論アンドレ・イグダラ。

移籍後初の帰還となります。

 

それに対してウォリアーズはトリビュートムービーを作成。

その後挨拶も行われました。

イグダラがいかにウォリアーズの黄金期に貢献したかを物語っています。

 

きっとヒートでも同じように貢献してくれることでしょう。

 

ヒートはジミー・バトラーが復帰。

怪我の具合が気になりますが心強いです。

トレード組との相性もどうなのか気になります。

 

それでは振り返っていきたいと思います。

 

対 ゴールデンステート・ウォリアーズ

 

MIA 113-101 GSW

Q1 24-20

Q2 38-23

Q3 21-32

Q4 30-26

 

ウォリアーズ相手に余裕の勝利。

下位相手に点差を広げて勝つのも珍しい気が…。笑

 

ほとんどのスタッツで相手を上回わり地力の差がでたかなと。

途中ドレイモンド・グリーンのプッシュを中心にしたウォリアーズのアップテンポなオフェンスに点差を縮められる場面もありました。

しかし、セカンドユニットの層、特にディフェンスが格段に良くなったヒートは冷静にいなした印象です。

 

今まで下位のチームにセカンドユニットで不覚を取って負けてしまうことがあったことも考えると、今後はその心配をしなくてもよさそうです。

 

個人のスタッツは以下の通り。 

活躍!

ジミー・バトラー(33分)

21得点、10リバウンド、5アシスト、4スティール、1ブロック、2ターンオーバー

 

ジェイ・クラウダー(31分)

21得点、8リバウンド、0アシスト、3スティール、0ターンオーバー

 

普通

バム・アデバヨ(26分)

13得点、11リバウンド、7アシスト、2スティール、0ブロック、1ターンオーバー

 

ダンカン・ロビンソン(36分)

17得点、1リバウンド、3アシスト、3ポイント5/13(38.5%)、0ターンオーバー

 

ケリー・オリニク(20分)

12得点、6リバウンド、11アシスト、2ターンオーバー

 

ゴラン・ドラギッチ(29分)

15得点、2リバウンド、6アシスト、0スティール、3ターンオーバー

 

デリック・ジョーンズJr.(19分)

8得点、1リバウンド、0アシスト

 

アンドレ・イグダラ(16分)

2得点、5リバウンド、2アシスト、0スティール、1ターンオーバー 

 

イマイチ

ケンドリック・ナン(23分)

4得点、1リバウンド、2アシスト 、1ターンオーバー

 

ゲーブ・ビンセントとクリス・シルヴァは出場時間が短かったので省略します。 

 

バトラーは欠場明けとは思えない活躍でした。

さすがです。

 

クラウダーもヒートによほどフィットしているのか移籍前よりかなり調子が上向いています。

この選手がこれだけやってくれるとかなりチーム力が上がります。

 

アデバヨとオリニクの二人のビッグマンがこれだけアシストを稼いでいるというのもなかなか。

ガード陣より多い気がします。笑

オリニクが最低限これくらいやってくれるとアデバヨのプレータイムを抑えることができるのでいいですね。

 

二桁得点が6人とまんべんなく点が取れていたのも含め、トレード陣の活躍でプレータイムのシェアのバランスまで良くなっている気がします。

怪我人が帰ってくると更に改善されるとなると期待しかないです。

 

ただ気になるのはナンのシュートスランプ。

前の試合は4/18(22.2%)、この試合は2/13(15.4%)とシュートが決まっていません。

疲れや体の痛みもあると思うのでこのオールスターウィークエンドを上手く使ってほしいところ。

 

ウォリアーズはデイミオン・リーが26得点、アンドリュー・ウィギンズが18得点と潜在能力の片鱗は見せましたが力及ばず。

 

このメンバーならしょうがないかなと思いますが、来季スプラッシュ・ブラザーズが帰ってくるとアップテンポなバスケットは見ものになりそうです。

 

ここから面白い

見事に勝利して連敗を3で止めたヒート。

下位相手に力強い試合をすることができたのはチームがまたひとつ成長した証です。

 

バトラーも帰ってきたことですし、ここからトレード組を含めたチームケミストリーがどこまで向上するか。

そのクオリティ次第では優勝争いも現実味を増してきます。

 

ここからの試合は本当に見逃せなくなってきます。

日に日に連携は良くなっていくと思うのでそれも注目です。

 

若手が多くて不安定さを抱えていたチームがその悩みを解消できたとこの試合で証明しました。

オールスターまでまだ一試合ありますが、オールスター明けから大きな連勝をしそうな予感がしています。

少なくともそんな期待を持たせるような試合を今日見ることができました。

 

先を考えると本当にワクワクしますね。

 

まずは13日のユタ・ジャズ戦。

ウェスタン・カンファレンス4位、3連勝中の相手に今のチームでどんな試合ができるのか。

 

楽しみに待ちましょう!