マイアミ・ヒート観戦記(2019.12.17#27)
連勝したい
15日の試合ではルカ・ドンチッチを欠くダラス・マーベリックスに辛くも勝利を飾ったマイアミ・ヒート。
17日は敵地でメンフィス・グリズリーズと対戦です。
ただこの日はアクティブ・ロスターにも入っていなかったようです。
試合前の練習だったりでも見当たらなかったのでGリーグに戻っていたのかもしれません。
18日はGリーグで活躍したようですし。
ここ最近調子が上がってきていてベンチ陣も好調となるとチャンスが少ないのが現状です。
渡邊の調子自体は悪くないのであとは時間さえ与えられたら活躍できるはずなのですが。
ヒートとしてはそんな相手にしっかり勝ってミルウォーキー・バックスに着いていきたい。
さらにいうとインディアナ・ペイサーズ辺りまでは団子状態なので一歩抜け出したいところ。
しかし、ゴラン・ドラギッチとジャスティス・ウィンズロウは未だに復帰できず。。
ここ最近リズムが崩れたりディフェンスが上手くいかなかったりという時間もあるので早く帰ってきてほしいのですが。
その分若手は経験を積むチャンスではあります。
ケンドリック・ナンやタイラー・ヒロの若いガード陣がどこまでゲームをコントロールできるか。
ジミー・バトラーがいるとはいえ48分出すわけにはいきません。
それではどうなったか、振り返っていきたいと思います。
対 メンフィス・グリズリーズ戦
MIA 111-118 MEM
調子が上がっているとはいえ下位相手に敗戦。
第4クォーター逆転する場面もあったのですが大事な時間で相手のオフェンスを止めることができず。
リバウンドが取れなかったのも大きかった。
オフェンスリバウンドはヒートの7に対してグリズリーズは16。
総リバウンド数も35に対して45と大きく差をつけられました。
リバウンドが相手より多いと勝っていることを考えると、どうにかできなかったものかと。
ウィンズロウ辺りがいれば大分サイズ感が上がるのでリバウンドも取りやすくはなるのですが。。
個人的にはマイヤーズ・レナードをもう少し長く出しても良い気がします。
ケリー・オリニクもサイズはありますがゴール下の存在感はそこまでです。
リバウンドが強いイメージもないですし。
バム・アデバヨがさすがの13リバウンド。
ただ2桁リバウンドが1人だけでは苦しい。
バトラーの25得点、ヒロの22得点、ナンの18得点だったりスタッツだけみると何となく点は取れてるように見えます。
しかし、大事なところでのシュートセレクトが悪かったり、相手のオフェンスのリズムを良くしてしまうようなシュートミスをしてしまう場面も散見されました。
そこで打つ必要あったのかなーと。
エリック・スポルストラは分かった上でオフェンス組み立ててるようにも見えたので経験を積ませたいのかもしれません。
セットオフェンスも新しいのを何度も試していたようですし。
守備はヘルプにいきすぎて自分のマークを見失ってしまっている場面が多かった気がします。
それも狙いがあってのことなのか。
グリズリーズは出場時間こそ短かったもののヨナス・バランチェラスが存在感を示していました。
24分の出場で21得点、10リバウンド、2ブロック。
フィルードゴールの成功率は驚異の88.9%。
ほぼ止まらないイメージです。
ジャ・モラントは20得点、10アシストでブランドン・クラークが14得点、9アシストとルーキーコンビも躍動していました。
何とも
勝ち星を取りこぼしてしまったヒート。
何ともいえない試合展開でした。
正直勝てたんじゃないかなーと。
もっと勝つ確率の高い選択もできたはず。
しかし、そこであえて確率より経験を選んだ。
そんな印象を受けました。
言われてみるとまだクリスマス前。
年が明けるまでは色々なパターンを試す期間でも問題ないかと。
幸い勝ち星は先行していますし。
今年はプレーオフ争うくらいで、来年辺りで上位に食い込み、再来年大きなFA選手獲得して優勝っていう説もありますからね。
自分は今年優勝すると思っていますが。
とはいえ心配なのはディフェンス。
ここ数試合リーグでも悪い方のようです。
意図的なのか、何となく緩んでるのか。
これはちょっと分からないです…。
下位相手に苦戦するなど若干勢いが落ちてきたところで次戦はフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦。
前回対戦ではボコボコにされました。
リベンジするしかありません。
楽しみに待ちましょう!