八村塁、再会する
メンフィスで再会
なかなか勝てないワシントン・ウィザーズ。
強豪だけでなく下位のチームからも勝ち星があげられず厳しい状況です。
そんな中向かうのはメンフィス。
そう渡邊雄太が2wayで所属しているメンフィス・グリズリーズと15日は対戦です。
日本代表以来の再会ですかね。
渡邊はそれほど出場時間を得てはいませんが、このところずっとトップチームに帯同しています。
これは本契約も近いかもしれないですねー。
グリズリーズはウエスタン・カンファレンスで下位に沈んでいます。
しかし、このところフェニックス・サンズに勝ってみたり、ミルウォーキー・バックスと良い試合をしてみたりと調子が上がってきているところ。
ウィザーズは簡単には勝てないでしょう。
イアン・マヒンミが帰ってきてゴール下の安定感は増しそうです。
ただ、トーマス・ブライアントとモリッツ・ワグナーはまだ不在。
チームにエナジーを入れる選手がいないのは影響が大きい。
八村の負担も増えそうです。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 メンフィス・グリズリーズ戦
調子が上がってきているグリズリーズに力負けをし111-128で敗戦。
ウィザーズは勝てていないだけあって全体的にネナジーがない感じ。
ズルズルと点差を広げられてそのまま特に見せ場もありませんでした。
全体的にシュートも入らず、リバウンドも取れず、アシストも増えず。
ブラッドリー・ビールが29得点、10リバウンド、4アシスト、4スティールと一人気を吐くのはいつものパターン。
このところ頼みの綱だったダービス・ベルタウンスもマーベリックスの徹底的なマークでシュートを打たせてもらえず。
3Pは6本中1本の成功にとどまりました。
八村はというと28分の出場で10得点、4リバウンド、0アシストと二桁得点は獲得。
ですがあまり目立った活躍をすることはできませんでした。
ここまで慣れないポジションや強いチームとの対戦、長い出場時間が続いたところから少し間があいたところでちょっと入れなかったのかな印象です。
グリズリーズはディロン・ブルックスの27得点を筆頭にグリッド&グラインドというチームのコンセプトどおりの泥臭くも粘り強い攻守を展開。
八村とゴンザガ大学で活躍して今年ドラフトされたブランドン・クラークも25得点と大活躍。
大学のときも目立ってましたが良い選手ですよねー。
フィジカルに優れていて見ていて楽しい。
同じく今季ドラフト2位で入団したジャ・モラントも身体能力が高くて見ていて楽しいタイプ。
プレースタイル的には怪我しがちなので気をつけてほしいです。
グリズリーズはこの先何年かで何か起きるかもしれません。
そこに渡邉もいてほしい。
この試合は7分の出場で得点こそありませんでしたが3リバウンド。
何とか少ないチャンスで存在感を出していきたいところ。
歴史的瞬間
ウィザーズ、そして八村にとっては残念な試合になりました。
しかし、この試合は何といっても八村と渡邊が同時出場をした歴史的瞬間がハイライト!
しかもマッチアップもありました!!
いやー凄い時代になったものです。
感慨深いですね。
10年以上前田臥が少しだけ出場したっきりだったところから、昨シーズン渡邊が2wayで出場をはたし、今季は八村がドラフト1位で入団。
どんだけ進歩してるのかと。
これから先も沢山の選手が出てくることでしょう。
楽しみですね。
八村自身は少し疲れも見えはじめています。
しかし、これを乗り越えてまた強くなるはず。
次は17日にデトロイト・ピストンズと試合。
活躍してほしいですね。
楽しみに待ちましょう。