八村塁、カンファレンス上位に挑む
レベルの上がった八村
先週何かを掴んだかのように見えた八村塁。
今週それを結果として見せつけてくれています。
しかし、ここでイースタン・カンファレンスの上位とのバック・トゥ・バック。
しかもチームに怪我人が相次ぎ不慣れなボジションでのプレーもしなければいけません。
プレータイムも自ずと伸びてきます。
厳しい状況ですが八村ならやってくれるでしょう。
インサイドはジョエル・エンビードやアル・ホーフォードといったリーグの実力者がいます。
というかシクサーズは全体的にでかい。
どのポジションもミスマッチ感が漂っています。
そして2試合目は我らのマイアミ・ヒートと。
遂にこのときが来ましたね。
マイアミ・ヒートの今シーズンの順調ぶりはぜひカテゴリーでマイアミ・ヒートの記事をご覧になっていただけたらと思います。
個人的には14位の指名権をヒートが持っていたので、八村がヒートに来ていてもおかしくないと思っていたのですが。。
コーチのエリック・スポルストラも自分の卒業した大学とゴンザガ大学が同じカンファレンスだったらしく、注目していたようですし。
まぁタイラー・ヒロもここまで十分に活躍しているので満足していますが。
ポジションが違うのでマッチアップはないですがそのルーキー対決にも期待ですね。
自分のずっと好きなチームと日本人選手がバチバチにやり合う日がくるとは。
感慨深いです。
では、2試合どうだったのか。
振り返っていきたいと思います。
対 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
イースタン・カンファレンス上位のシクサーズ相手に、ウィザーズは何と119-113で勝利!
そしてその中心は間違いなく八村!!
凄いことですよ、これは。
ウィザーズは第2クォーターでリードをしてそのまま逃げ切りました。
どこまでリードを保てるかなーと思ってたら最後までいきましたね。
その中心といった八村、チームで最長の42分出場!
1試合48分なので、もーほとんど出ていた計算です。
得点もチームハイの27得点!
確率は60%超え。凄い。
リバウンド7、アシスト0、スティール2。
アシストがないのは気になりますが、良い数字です。
ディフェンスも頑張ってました。
フェイクに引っかかることも減り、ペイント内への侵入も防ごうと体を張っていました。
もはや日本人とか、ルーキーとか、関係なく良い選手だなーと。
ウィザーズはブラッドリー・ビールは確率が上がらないものの26得点、10リバウンドでダブルダブル。
絶好調のダービス・ベルタウンスは3Pの確率が50%超えの25得点。
アイザイア・トーマスの怪我でスタメンに戻ったイシュ・スミスが19得点。
ここまでいわゆるセカンドユニットで活躍していた選手がスタメンでもやれるとこを見せつけてましたね。
モリッツ・ワグナーも帰ってきてエンビードだったりに対して必死のディフェンス見せてました。
いるといないでは全然違います。
シクサーズもエンビードが26分の出場で26得点、21リバウンドと大暴れするも追いつくことはできなかったですね。
プレータイムの制限がなければ違う展開になっていた気がしますが。
対 マイアミ・ヒート
ウィザーズは善戦むなしく103-112でヒートに敗戦。
第4クォーター終盤まで競っていたのですが、最後はヒートのいつもの逃げ切りを捉えきれず。
これが今年のヒートの強さです。
ジミー・バトラーが36分の出場で28得点、11リバウンド、11アシストの今週2度目のトリプルダブルと大活躍。
さすがです。
長くなりそうなのでヒート目線の記事は別に書こうと思います。
ウィザーズはリバウンドの弱さが目立ちました。
ヒートの50に対し、ウィザーズは39.
ターンオーバーが多いヒートの隙を突きたかったところですが、むしろターンオーバーからの失点はウィザーズの方が多くなってしまいました。
この日は20得点以上は23得点のビールだけ。
このところ好調だったベルタウンスも3Pが40%を切るなど全体的にヒートの守備に手こずっていました。
もちろん連戦の疲れもあったと思いますし、ヒートも戦い方もそれを意識してたように見えました。
八村はというと、39分の出場で14得点、6リバウンド、2アシスト、1スティール。
ここ数日ほどのインパクトはありませんでした。
ただ前の試合で40分以上プレーしてこの試合でも40分に迫る時間出場していたことを考えると、十分な活躍です。
ましてや相手は守備に定評のあるヒート。
しょうがないです。
これはしょうがないこと
八村、調子いいですね。
こんなに早く成長しますかというパフォーマンスぶりです。
特に最近はディフェンスがいいので試合を通して見ているのがとても楽しいですね。
ヒート戦では負けてしまいましたがこれはしょうがない。
バック・トゥ・バックでなければどうなっていたか。
ウィザーズ自体怪我人の続出が逆に功を奏した形でチームの状態が上がってきています。
もともとオフェンスが良かったところ、ここ数試合ではディフェンスも改善されているようです。
もちろん八村のディフェンスがよくなっているのもその要因でしょう。
心配なのは八村のプレータイムの長さ。
先週時点では25分くらいで落ち着いていました。
しかし、怪我人続出のチームを救うべく今週は10分以上プレータイムが伸びています。
こうなると心配なのは怪我です。
何もなければいいのですが。。
来週はまず9日にロサンゼルス・クリッパーズと。
2日は125-150とこてんぱんにやられましたが、八村は30得点の活躍。
再び活躍できるでしょうか。
注目しましょう。