マイアミ・ヒート観戦記(2019.12.11#24)
ホームの連勝は続くか
前の試合ではシカゴ・ブルズ相手にオーバータイムの末ギリギリの勝利をあげたマイアミ・ヒート。
11日はアトランタ・ホークスと対戦しました。
ホークスは6-17とイースタン・カンファレンスの下位に沈んでいます。
それに対してヒートはここまでホームで無敗。
負けるわけにはいきません。
しかし、ワシントン・ウィザーズにもブルズにも余裕の勝利はあげられず。
この試合は楽勝となればいいのですが。
ジャスティス・ウィンズロウもゴラン・ドラギッチもまだ欠場。
うーん、不安です。
前の試合活躍したタイラー・ヒロが安定したパフォーマンスをあげられるのかも注目したいところ。
では、振り返っていきたいと思います。
対 アトランタ・ホークス戦
MIA 135-121 ATL
2試合連続のオーバータイムでホークス相手にかろうじて勝利。
いやーヒヤヒヤしました。
途中リードする場面もあったのですがなかなか突き放せず。
むしろ終盤は点差を広げられる場面も。
しかし、10本の3Pを成功させ34得点をあげたダンカン・ロビンソンの活躍もあり食い下がるヒート。
ロビンソンはこの試合3Pの確率が70%を越えてます。
ちなみに10本の3P成功はフランチャイズタイと素晴らしい記録。
ドラフト外入団とは思えない。
同じくドラフト外入団のケンドリック・ナンもキャリアハイの36得点。
ドラフト外入団の2人で70得点というのはNBAの最多記録らしいです。
キャリアハイを更新したのはナンだけでなく、バム・アデバヨも30得点で更新。
11リバウンド、11アシストも決めてキャリア初のトリプルダブル達成。
さすがMIP候補。
そしてトリプルダブルはもう1人。
ジミー・バトラーも20得点、18リバウンド、10アシスト。
1試合で2人のトリプルダブルはフランチャイズ初。
オーバータイムだったとはいえ記録ラッシュの試合となりました。
それに乗り遅れたのはタイラー・ヒロ。
前の試合の活躍が嘘のようにシュートが入らず。
6本で成功0。無得点に終わりました。
新人で安定した活躍をする難しさを感じます。
ホークスもトレイ・ヤングやディアンドレ・ハンター中心に追いすがりますが、オーバータイムで4点しか取れず力尽きました。
ヒートはオーバータイム圧倒的に強いです。
全然点取らせません。
ぜひオーバータイム入る前にそうしてほしいのですが。
厳しい試合が続く
ヒートは見事に連勝を伸ばしました。
しかし、下位のチーム相手にこの試合展開はいささか不安も残ります。
ここからはロサンゼルス・レイカーズやダラス・マーベリックスといった西の強豪との試合が控えています。
特にオフェンスが上手く機能しない時間帯が見受けられるので、強いチーム相手にそれが通じるのか。
はたまたギアを入れ替えて違う展開を見せてくれるのか。
どっちでしょう。
怪我人が戻ってくるかも怪しいです。
それにディオン・ウェイターズは何やら不穏なニュースもチラホラと…。
まだちゃんと読めてないので何ともですが…。
何はともあれ、週末の試合を楽しみに待ちましょう!