20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.2.27#33)
試金石
前の試合もラプターズに勝利して4連勝中のヒート。
次の試合は西の首位を走るジャズとの一戦。
前回対戦では首位の力を見せられ完敗。
この連勝の勢いが本物かどうか試金石となる試合になりそうです。
勝利を目指すヒートは前戦でドラギッチが復帰。
頼れるベテランは復帰早々の活躍でチームの勝利に貢献しました。
この大事な一戦でも活躍が期待されます。
復帰が間に合わず残念なのはヒーロ。
臀部の怪我でこの試合も欠場。
早くフルメンバーが揃うといいのですが。。
それでは振り返っていきましょう。
対 ユタ・ジャズ戦
MIA 124-116 UTA
Q1 26-30
Q2 31-23
Q3 39-41
Q4 28-22
FG% 51.2%
3P% 46.7%
FT% 88.0%
アシスト 24
リバウンド 50
ターンオーバー 15
息詰まる接戦を制して見事に勝利。
これで5連勝です!!
いやー見応えのある試合でした。
面白かった。
試合開始からお互い集中力が高く、攻守ともに1プレー1プレー見逃せない展開が続きます。
ヒートがリードを広げようとするとジャズはすかさずディフェンスにゾーンを多用。
これにヒートはターンオーバーを連発して流れを止められてしまいます。
対するヒートもジャズに対して簡単な得点は許しません。
時折ドノバン・ミッチェルの度肝を抜くようなドライブもありましたが、基本的には時間を使わせてアウトサイドのシュートに追い込めていました。
ペイント内の得点はジャズの方が4点多かったとはいえ前回対戦は14点多く取られていることを考えるとかなりリング周りで頑張れていたかと。
アデバヨに至ってはリング周りだけではなくスイッチして普通に外でガードの選手を守っていました。
この日今シーズン6thマン候補、FG%もここまで45%を超えてきていたクラークソンを4/17(23.5%)と抑え込めたのもアデバヨのディフェンスでの貢献度の高さが伺えます。
オールスターに選ばれたゴベアに対してもゴール下で自由にさせず。
これはアデバヨ一人というよりチーム全体でリバウンドを頑張っていましたが。
この意識の高さはヒートの強みです。
お互い一歩も譲らない展開のまま試合はクラッチタイムに。
ヒートは前の試合でも終盤大活躍したバトラーを中心にオフェンスを組み立てます。
残り数分はお互いかなり気合の入ったディフェンスで息詰まる展開。
バトラーは前の試合ほど圧倒的なパフォーマンスとまではいかないものの勝負どころではしっかり得点を重ねます。
最後はドノバン・ミッチェルのターンオーバーから残り33秒でバトラーがシュートを決めて4点リードに。
ここでほぼ大勢は決まり。
ジャズも逆転を狙ったオフェンスを仕掛けてきますがヒートのハードなディフェンスの前に3ptは決まらず。
最後はファールゲームとなったところでヒートはフリースローを高確率で沈めて勝負あり。
リードチェンジ14回、同点が10回という手に汗握る一戦でしっかりと勝利を収めました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-02-27 10:00 ジャズ VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000507
ピックアップ
ジミー・バトラー(34分)
33得点、10リバウンド、8アシスト、フリースロー9/11(81.8%)、1スティール、0ブロック、3ターンオーバー
バム・アデバヨ(34分)
19得点、11リバウンド、7アシスト、フリースロー5/5(100.0%)、1スティール、1ブロック、3ターンオーバー
今季は残念ながらオールスターには選ばれませんでしたが昨季のオールスターコンビがこの活躍。
バトラーは序盤からかなりスムーズに動けていてシュートタッチもよく33得点でシーズンハイ。
この試合もトリプルダブル級のパフォーマンス。
シーズン平均も20.1得点、7.8リバウンド、7.8アシストと素晴らしい活躍。
オールスターになぜ選ばれないのでしょう。
アデバヨもこの日ダブルダブル。
特に序盤に得点を重ねてゴベアをゴール下から引きずり出していました。
ディフェンスでも外でも中でも誰でも止められる万能っぷりを発揮。
スタッツに残らない部分での貢献も素晴らしかったです。
それでもシーズン平均のスタッツは19.6得点、9.6リバウンド、5.5アシスト。
アデバヨも間違いなくオールスターに選ばれておかしくない選手です。
そしてこの試合忘れてはいけないのはドラギッチ。
復帰2戦目にしてドラギッチもシーズンハイの26得点。
特に第4クォーターで10得点とさすがの勝負強さを見せてくれました。
ディフェンスでもチームハイの2スティール。
攻守で存在感を見せてくれました。
ルーキーでこれまで頑張っていたアチウワはついにこの試合プレータイムなし。
代わりにオクパラが8分間プレーしました。
ファールやターンオーバーもあり、得点をすることもできませんでしたが4リバウンドとやれることは頑張った印象。
どちらが先にローテーションでの確たる地位を手に入れるか。
この競争にも目が離せません。
可能性
前半戦も終わりが近づく中強いヒートが戻ってきています。
これで5連勝。
借金はついに1つまで減りました。
次の試合は日本時間の3/1にホークスと。
ホークスは東で11位に沈むチーム。
勝って勝率5割に復帰したい…!
前半戦はホークスとの2戦とペリカンズと1戦。
どちらも下位なのでこれは8連勝で前半を終えることも十分考えられます。
そしてオールスターウィークエンドは残念ではありますが、ヒートの選手が選ばれていないのは休息を取るチャンスでもあります。
これは後半戦、そしてその先のプレーオフに向けて楽しみになってきましたね。
オールスター前にはトレードレッドラインもありますし何が起こるか…!
盛り上がってきました。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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