マイアミ・ヒート観戦記(2020.2.6#50)
ロード開始
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ相手に快勝をした勢いを保ちたいマイアミ・ヒート。
6日は敵地でロサンゼルス・クリッパーズに挑みます。
前回対戦でクリッパーズはポール・ジョージこそ不在でしたがカワイ・レナードに勝負強さを見せつけられて敗戦。
ヒートはゴラン・ドラギッチやケンドリック・ナンが欠場、ジミー・バトラーが途中欠場と厳しい試合でした。
復帰戦だったディオン・ウェイターズが頑張るも特に第3クォーターで突き放され。
力の差を感じさせられました。
リベンジを狙うヒートはタイラー・ヒロとマイヤーズ・レナードが欠場。
怪我からなかなか戻れないジャスティス・ウィンズロウも復帰とはならず。
逆にクリッパーズはジョージも帰ってきていますし、ヒートはなかなか厳しい状況…。
しかも苦手なアウェー…。
とはいえ試合前から諦めてはいけません!
それでは振り返っていきたいと思います。
対 ロサンゼルス・クリッパーズ戦
MIA 111-128 LAC
Q1 23-25
Q2 35-30
Q3 22-37
Q4 31-36
前回と同じく第3クォーターで突き放されて敗戦…。
前半はポール・ジョージのファールトラブルもありリードして折り返したのですが…。
後半はクリッパーズのオフェンスを止められず、ヒートのオフェンスは決まらず。
ジミー・バトラーがいなくなったタイミングでちょっと力尽きた感じはありました。
ターンオーバーこそ8と低かったのですがシュートの確率をもう少し上げたかった…。
ゾーンディフェンスも結局外が決まる選手が相手にいると効かないですよね。
クリッパーズは3ポイントの成功数でフランチャイズレコードを更新したようです。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
デリック・ジョーンズJr.(31分)
25得点、9リバウンド、3アシスト、2スティール、1ブロック
バム・アデバヨ(39分)
22得点、11リバウンド、6アシスト、2スティール、2ターンオーバー
普通
ケンドリック・ナン(35分)
13得点、3リバウンド、6アシスト、1スティール、1ブロック
ジミー・バトラー(25分)
11得点、5リバウンド、7アシスト
ゴラン・ドラギッチ(31分)
13得点、4リバウンド、5アシスト、1ターンオーバー
ダンカン・ロビンソン(34分)
11得点、5リバウンド、0アシスト、3ポイント3/10
ゲーブ・ビンセント(17分)
9得点、1リバウンド、1アシスト
イマイチ
ケリー・オリニク(22分)
7得点、7リバウンド、1アシスト、1ターンオーバー
クリス・シルヴァとKZ・オクパラはプレータイムが1分くらいなので省略します。
ジョーンズJr.がキャリアハイの25得点含める活躍。
ダンクコンテスト出場者らしいダンクも決めていました。
アデバヨも安定の20得点以上でダブルダブル。
MIP筆頭だと思います。
他の選手はイマイチ乗りきれず。
バトラーは右肩の怪我で25分の出場でロッカーに下がることになりました。
ビンセントは最初調子が良かったのですが後半は消えている時間が長めに。
良いプレーも見せていたのでここからチャンスを掴んでほしいです。
ヒートはこの試合8人でローテーションを回しました。
トレードを意識しているのでしょうか。
対するクリッパーズはレナードこそ14得点にとどまりましたが、ジョージとランドリー・シャメットが23得点。
シャメットは前回の対戦でも活躍してましたしゾーンが得意なんですかね。
嫌な奴です。
トレード成立!
クリッパーズに連敗をしてしまったヒート。
やっぱり力負けしてるな、という印象です。
そんな現状を打破するべくフロントはやはり動いていました。
メンフィス・グリズリーズとの間でトレード成立。
ジャスティス・ウィンズロウを放出し、アンドレ・イグダラを獲得しました!
イグダラは昨季までゴールデンステート・ウォリアーズに在籍。
過去5シーズン連続でファイナルに進出していたチームを支えてきた言わずとしれた大ベテランです。
ファイナルMVPに選ばれたシーズンもありました。
今季契約の関係でグリズリーズに移籍をしていましたが試合には出ていませんでした。
その件でチームメイトからかなり辛辣なコメントもあったようです。
イグダラとしては勝てるチームでプレーをするという強い意思があったのでしょう。
グリズリーズが思ったより勝ってるので話が少しややこしくなってますが。笑
昨季のファイナルだったか凄いディフェンスの動画が拡散されるなど、リーグ屈指のディフェンダーです。
バトラーやアデバヨと熱いディフェンスを見せてくれることでしょう。
アンセルフィッシュでハードワークができる人格者。
まさにヒートのカルチャーにぴったりです。
ここからプレーオフにむかってこれ以上ない経験値を持った選手を獲得できました。
ウィンズローも怪我がちとはいえ将来有望だったので残念ではあるのですが。。
インスタに上げてたロッカーを整理する動画はグッときました。
本当に将来有望な選手なのでこれからグリズリーズで新しい機会を得て大きく羽ばたいてくれることを期待しています。
移籍しても応援したい選手です。
ヒートの次の試合は8日のサクラメント・キングス戦。
ここは勝ちたいですね。
その後の組み合わせを考えても今日勝っておけば大型連勝の可能性があったのですが。
しょうがないです。
おそらくイグダラのヒートでのデビュー戦になるはず。
今季まだプレーしていないのは若干不安ですがきっと仕上がっているでしょう。
ヒートはこの試合で2Wayプレイヤーのゲーブ・ビンセントが出場し結果を残しました。
KZ・オクパラもいますしどんどん若手が出てきます。
ベテランと若手がうまく融合すればギリシャの怪物とも戦えるはず。
トレードレッドラインは現地の6日、日本時間では7日!
試合も気になりますが、レッドラインまでに何が起きるのかも気になりますね…。
すでにヒート絡みではイグダラ関係でグリズリーズのジェイ・クラウダー、ソロモン・ヒルとヒートのジェームズ・ジョンソン、ディオン・ウェイターズの名前も上がっています。
ジェームズ・ジョンソンがいなくなると切ない…。
さーどうなる。
楽しみに待ちましょう!