マイアミ・ヒート観戦記(2019.12.4#20、2019.12.5#21)
ロードでの連戦
ここまで上位をキープするマイアミ・ヒート。
ロードで同じイースタン・カンファレンスの上位チームとの連戦に挑みます。
まずはトロント・ラプターズと。
今年はスパイシーPこと、パスカル・シアカムがカワイ・レナードが抜けた穴を埋める活躍。
もう少し落ちるかなと思ったのですが昨季のチャンピオンの意地を見せています。
まだホームでは無敗です。
怪我人が多く開幕から選手のやりくりは大変そうでしたが、そこはさすがのニック・ナース。
11月の最優秀コーチに選ばれる見事な指揮でチームを勝利に導いています。
次はボストン・セルティックスと。
こちらはゴードン・ヘイワードの怪我で大きく戦力ダウンはしています。
しかし、ケンバ・ウォーカー中心に攻守にまとまりがあり大崩はしていません。
ラプターズとの試合後ということもあり厳しい相手であることに変わりなしです。
ヒートとしては当然連勝をしたいところです。
ただ現実的にそんなに楽ではないというのも事実。
少なくとも連敗は避けたいところ。
あとは怪我も避けたい。
ようやく選手が揃ってきたところですが、ここまでベンチからの出場を中心に良い仕事をしていたゴラン・ドラギッチが離脱。
復帰した選手も本調子には見えない選手もいます。
なかなか万全とは言えないです。
それでもきっと良い試合は見せてくれるでしょう。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 トロント・ラプターズ
MIA 121-110 TOR
強豪相手にオーバータイムの末見事勝利。
ラプターズのホーム無敗記録を止めました。
第1クォーターのリードを徐々に詰められる嫌な展開。
第4クォーター逃げ切るいつもの勝ちパターンかと思いきや、ラプターズも思うようにはさせてくれません。
しかし、オーバータイム開始直後からジミー・バトラーが躍動。
連続得点とスティールで突き放し見事に勝利しました。
バトラーはこの試合41分の出場で22得点、13リバウンド、12アシストでトリプルダブル達成。
今季初、ヒートでも初ですかね。
ダンカン・ロビンソンも3Pを9本中6本も決めて22得点。
ジャスティス・ウィンズロウも17得点、9リバウンド、4アシストといよいよ本領発揮。
ケンドリック・ナンはフィールドゴールの確率が18.8%とスランプです。
タイラー・ヒロも28.6%とイマイチ。
ルーキーは少しずつ勢いがなくなってきてます。
そう考えると八村塁は凄い。
厳しい戦いで勝ちきれたのは大きい。
ただでさえ連戦でキツいのにオーバータイムはしんどい…。
コンディションにだけ気をつけてほしいところです。
対 ボストン・セルティックス
MIA 93-112 BOS
ラプターズ戦の影響もあってかセルティックスには19点差の敗戦。
第1クォーターは順調に滑り出したので期待したのですが…。
第2クォーターはダブルスコアの16-32。
強豪相手に隙を見せると厳しいと以前話してたのが実現してしまいました。
この第2クォーターで調子を落としてしまうのは何とかならないものか。
得点も試合全体で93点と100点以下に抑えられてしましました。
ターンオーバーが18とやっぱり多いんですよね。
セルティックスが10ですからこの差は大きい。
この試合もバトラーは37得点、6リバウンド、4アシスト、2スティールと奮闘します。
しかし、今日はそれに続く選手が出てきませんでした。
15得点以上の選手はバトラーだけ。
これではちょっと厳しいです。
ナンはこの日も微妙でフィールドゴールは28.6%でわずか8得点。
にも関わらず4つもターンオーバーを献上してしまいました。
ちょっと壁に当たってる感が強くなってきましたね。
ディフェンスも考えるとウィンズロウがスタメンに戻るかもしれません。
ロードも終わり未だ無敗のホームに戻ります。
何かキッカケになればいいですが。
いよいよ八村と
セルティックス戦は落としたものの1-1でホームに帰ってきたヒート。
ボチボチと言ったところでしょうか。
ここからしばらくはホームでの試合が続きます。
今季まだホームで負けのないヒート。
連勝記録はどこまで伸びるでしょうか。
いよいよ本領発揮かと思ったウィンズロウはまた怪我をしてしまったようです。
7日の試合は、どうですかね。。
ホームに戻って一気に勢いを増したかったところなのですが…。
その7日の試合はワシントン・ウィザーズと。
遂に八村塁と対戦します!
いやー感慨深い。
正直負ける気はしないのですが、八村の活躍も見たい。
マッチアップはマイヤーズ・レナードやバム・アデバヨでしょうか。
上位チームのディフェンスを見せつけてほしいですね。
…でもやっぱり八村には活躍してほしい。笑
贅沢な悩みですね。
どちらも応援しましょう!