今週のNBAトピック(2019.11.11−2019.11.17)
今週のNBAトピック
日本はすっかり冬の様子ですが、NBAは夏のように熱いです。
11月11日から11月17日のNBAで自分が気になったトピックを振り返りたいと思います。
ヒート好調キープ
今週のヒート
マイアミ・ヒート、今週も好調をキープしております。
現時点で9−3でイースタン・カンファレンス2位。
今週は負けずの3連勝。
ボストン・セルティックスがゴードン・ヘイワードを失ったということはヒートが首位に立つ日も近いということです。
色んな数字
得点111.2はほとんど変わらずリーグ14位。
相変わらず良いディフェンスは更に向上し、失点104.0でリーグ5位に。
レーティング(100回オフェンス、ディフェンスした時の得点、失点)で言いますと、オフェンスは先週時点の105.8から107.7で18位から14位にあがり、ディフェンスは100.6から101.1で4位をキープ。
徐々にオフェンスも改善されてきています。
ターンオーバーの数が多く、18.2%の確率と1試合平均の18.8はリーグ最下位。
ただこれは別記事でも書いたのですが、若手中心であることと、リスクを伴ってもボールを回して確率の高い選択をしようとしている現れかと。
時間が経てば、自然と改善されると予想しています。
そしてフィールドゴールの確率は47.9%で一気に首位に!
3Pも38.4%で4位と高確率を保っています。
時間を重ねたことによる改善がすでに現れ始めているかと。
期待の若手たち
期待のルーキー、ケンドリック・ナンとタイラー・ヒロは先週のちょっと躓いたような印象を完全に払拭。
ナンはこの1週間の得点が20、23、22といずれの試合も20点以上を記録。
ヒロも13日こそ怪我で休みましたが16、12でいずれも50%を超える高い確率で決めていました。
得点だけじゃない部分でも成長している2人、この先も楽しみです。
来週のヒート
来週は21日クリーブランド・キャバリアーズ戦、23日シカゴ・ブルズ戦、24日フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦と3試合行われる予定です。
特に注目はバック・トゥ・バックで迎えるシクサーズ戦。
ここまでそれ程調子は上がっていないですが、戦力的には全くあなどれない。
できれば前日のブルズ線で余力を残したいところですが…。
コンカッション・プロトコルで欠場しているジャスティス・ウィンズロウも来週には帰ってくるでしょうか。
その他の怪我人やコンディション不足の選手も帰ってきたらちょっと強すぎですね。
来週も一生懸命応援します!
日本人選手の動向
八村塁
ここまで10試合の出場で平均出場時間は先週の28.5分から少し短くなり27.7分。
ファールトラブルもありましたしね。
13.6→13.8得点、6.1→5.7リバウンド、1.5→1.7アシスト、0.1→0.1ブロック、0.6→0.8スティール。
先週からリバウンド意外良くなってます。
ルーキーの中では得点で5位、リバウンドで4位は変わらず。
先週と同じ水準のリバウンドだったら2位だったのですが。。
細かい情報はそれぞれ書いていますので「八村塁」カテゴリーの記事をご覧ください。
今週はファールトラブルをまた引き起こしてしまったり、まだまだ成長の余地があることを再認識しました。
来週も応援しましょう!
渡邊雄太
今週は14日と16日の2試合に出場。
いずれも30分以上のプレータイムを与えられています。
チームの期待は大きい。
14日は8得点、3リバウンド、2アシスト。
16日は15得点、6リバウンド、1アシスト、1スティール、1ブロックの活躍。
いずれの試合もフィールドゴール%あ50%を超えているのでアテンプト増やしたいですね。
2Way契約勝負の2年目。本契約を勝ち取って欲しい。
馬場雄大
14日と17日の2試合に出場。
どちらも10分ほどのプレータイムで、渡邉と違いまずはチーム内での順位を上げていく必要があります。
14日は4得点、3リバウンド、1アシスト。
17日は2得点、1リバウンド、1アシスト。
ここからどこまで上がっていけるか。
楽しみです。
カーメロ・アンソニーNBA復帰!
カーメロ・アンソニーがNBAに帰ってきました!
昨季ヒューストン・ロケッツに加入後すぐに戦力外に。
その後プレーする機会を得られていなかったのですが、ここに来てようやく新天地へ!
喜んでるファンも多いのでは。
ブレイザーズはここまで5-8と想定外の苦戦をしています。
メロが救世主となれるか。
期待です。
ポール・ジョージ復帰
ここまで怪我で離脱していたポール・ジョージが復帰しました。
初戦の15日は33得点、2戦目の17日は37得点の大暴れ。
怪我明けでこのパフォーマンスはさすがです。
まだカワイ・レナードとの共演は実現していませんが楽しみですね。
11.17時点の順位
イースタン・カンファレンス
1.ボストン・セルティックス:10−1
守備がいい。ヘイワードいなくなってどうなるか。
2.マイアミ・ヒート:9−3
我らのヒート。このまま頑張れ。
3.ミルウォーキー・バックス:9−3
昨季のMVP男ヤニスが大暴れ。地力ある。
先週からトロント・ラプターズが順位を落としバックスが上げてきました。
ウエスタン・カンファレンス
1.ロサンゼルス・レイカーズ:10−2
やっぱ強い。ハワードが真面目にプレーしてる。
2.ヒューストン・ロケッツ:10−3
圧倒的攻撃力。髭のおじさんが止まらない。
3.デンバー・ナゲッツ:8−3
ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレー健在。
先週からロケッツとナゲッツが順位を入れ替えました。
11.17時点のスタッツ
得点
1.ジェームズ・ハーデン:39.5
2.ヤニス・アデトクンボ:30.1
3.デイミアン・リラード:29.8
リバウンド
1.アンドレ・ドラモンド:17.0
2.ヤニス・アデトクンボ:14.3
3.ルディ・ゴベア:13.6
アシスト
1.レブロン・ジェームズ:11.1
2.ルカ・ドンチッチ:9.1
3.トレイ・ヤング:8.8
ブロック
2.ジョナサン・アイザック:2.8
3.クリスタプス・ポルジンギス:2.3
スティール
1.ジミー・バトラー:2.7
1.ベン・シモンズ:2.4
2.クリス・ダン:2.3
+/-
1.ジェイソン・テイタム:12.2
2.カワイ・レナード:9.2
3.レブロン・ジェームズ:9.1
来週のNBA
そろそろ上位と下位の力の差は何となく出てきました。
このままズルズルいくと下位のチームは早くもプレーオフが…。笑
抜け出すチームが出てくるか見ものです。
日本人選手もそれぞれの立場で活躍が期待されます。
来週も目が離せません。