八村塁、新たな挑戦
相次ぐセンターの怪我
前の試合では大爆発した八村塁。
4日のオーランド・マジック戦でも活躍が期待されるところです。
が、ワシントン・ウィザーズはセンターでプレーしているモリッツ・ワグナーに続いてトーマス・ブライアントも怪我。
復帰まで3週間とのこと。
そうなると誰がセンターをやるのか、ということで八村がセンターとしてのスタメンデビューをすることになりました。
身長203cmの八村。
相手はNBA屈指のセンターニコラ・ブーチェビッチで210cm。
分が悪過ぎる…。と思っていたのですが、ブーチェビッチも怪我で欠場。
幸か不幸か…ってところですね。
本当は活躍したイメージそのままにこの試合に望みたかったところてすが、それはしょうがない。
プレー時間もヘッドコーチが35分から40分以上与えることになるだろうと試合前に話していたようです。
慣れないポジションでの長いプレー時間…怪我も怖い。
そんな中、八村はどんなプレーを見せてくれたのか。
前回のリベンジを果たすことができたのか。
振り返っていきたいと思います。
対 オーランド・マジック戦
ウィザーズは120-127で敗戦。
前回の121-125での負けに続いて惜しい敗戦となってしまいました。
前半で68-54と相手を抑えられず差をつけられ、後半の追い上げむなしく逆転には至りませんでした。
第3クォーターは一時逆転した時間もあったのですが。
ブラッドリー・ビールが41分の出場で42得点と負傷者の多いチームを救うべく奮闘しますが、+/-では-15と悲しい結果に。
今季初スタメンだったダービス・ベルタウンスも21得点したものの3Pは30%台と救世主とはなり得ずでした。
アイザイア・トーマスはシューズを持ちながらディフェンスするという新しい技を見せてくれましたが…。笑
八村はというと慣れないポジションでのスタートながら、38分間のプレーで15得点、6リバウンド、4アシスト。
ターンオーバー1つにファールは4つとまずまずだったのではないでしょうか。
センターポジションでリバウンド6は少ないかなーとも思いますが、そんなにいきなり適応して取りまくれっていうのも厳しいかと。
確かにブライアントは平均8個以上取ってましたけど。
何よりもこのチーム状況で一番やったらまずいファールトラブルをせず、しっかりこのスタッツを出してる訳ですから、評価するべきだと思います。
ディフェンスもかなり頑張っていたし、結構効果的だったのかなーと。
これで八村のプレー時間まで制限されたらどーなってしまっていたか。
チームの期待に応えて素晴らしい。
マジックはマーケル・フルツがキャリアハイの20得点を記録。
2018年のドラフト1位。
怪我?に悩まされてきましたが活躍してほしいですね。
及第点
再び大爆発とはなりませんでしたが、不馴れなポジションでしっかり結果を残した八村。
及第点ではないでしょうか。
以前少し触れたアシストもキャリアハイの4つを記録して、やればできるところを見せてくれました。
本当に可能性に満ちた選手だなーと思います。
どんどん成長しますし。
自分のできることをしっかりやる姿は胸を打たれます。
…ジョエル・エンビードとマッチアップ?
これは凄いことですよ…。
ボコボコにされるのでは、とも思いますが…。
楽しみに待ちましょう!