八村塁、ポンプフェイクにかかる
スパーズと再戦
この2試合1ケタ得点と今ひとつのパフォーマンスだった八村塁。
21日はサンアントニオ・スパーズとの対戦でした。
前回の対戦では122-124で敗戦した相手にワシントン・ウィザーズとしては勝ちたいところ。
八村としては前回16得点、8リバウンドと活躍をした相手に再度活躍できるか。
スパーズは今シーズンスタートに失敗してここまで5-9とウエスタン・カンファレンスの10位。
まだまだ序盤ですがプレーオフ圏外に落ちています。
ここまで22季連続でプレーオフに進出しているだけに今季もし進出できなければ事件です。
もし、この試合に負けると7連敗で、これも22季ぶり…。
ウィザーズは逆に調子が出ないスパーズ相手に勝利を収めてイースタン・カンファレンスの最下位脱出を目指します。
平均得点の118.0はリーグで3位。攻撃力に問題はありません。
問題は守備。平均失点120.1はリーグ最下位。
なんて勿体ないんでしょう。
スパーズ相手に守備の改善は見られるのか。
振り返っていきたいと思います。
対 サンアントニオ・スパーズ戦
ウィザーズは138-132でスパーズ相手に勝利。
132点取られてますが、138点取り返すというここまでのスタッツ通りの試合でした。笑
結構頑張ってた気はするのですがもう一歩でしょうか。
八村は試合序盤にまたもやファールトラブルに。
デマー・デローザン相手にファールを連発。
特にポンプフェイクに面白いように引っかかっていました。
デローザンが上手いというのもありますが、またひとつ課題が見つかりました。
シュートに対して飛ばない。決して。
少しでも重心が浮くと当たられちゃいますからね。
しかしながら25分の出場で15得点、7リバンド、2アシストと前回同様の活躍。
+/-はチームトップの+13。
特にモリッツ・バグナーとダービス・ベルタウンズと出てSFでプレーしている時間がよかったような…。
思い込みでしょうか。
前回ファールトラブルだった試合もスタッツ的には活躍していたので、そのくらいアグレッシブにいくくらいで丁度いいのかもしれません。
この試合では試合終盤の大事な場面でも出場していたのですが、オフェンスでのターンオーバーやディフェンスではダンクを許すなど、また一つ経験を重ねたのではないでしょうか。
そしてそれはウィザーズ全体にも言えること。
なぜそんなミスを。というようなプレーを連発して追い上げられます。
スパーズが粘り強いというのもありますが、お粗末でした。
とはいえしっかり勝ちきれたのは何より。
アグレッシブ
八村のこの試合の印象は、アグレッシブ。
結果序盤にファールを重ねましたが、特にゴール下でのリバウンドにしっかり絡む回数が多かった気がします。
というかプレーエリア自体がペイントに近くなっていたような。
声も沢山出していてエナジーを感じました。
この試合みたいにガンガン引っ張っていってほしいです。
ベンチに対してアクションを見せているようなシーンも見受けられましたし、少しずつ余裕が出てきたのか、チームとして何かがあったのか。
どちらにせよ今後が楽しみになる、そんな様子でした。
ウィザーズはチーム全体としてもエナジーに溢れていました。
若いチームにしてはトーマス・ブライアント意外おとなしいかなーと思っていたので。
バグナーも割とエナジーに溢れてますかね。
ビッグプレーが出たときにも盛り上がりに欠けるなーと感じることも多かったのですが、この試合では結構盛り上がってました。
若手が多いだけに一度勢いがつくと面白いのでは?
21日の試合に勝利し最下位から一気に10位まで上がりましたし、シーズンはまだ序盤、イーストでプレーオフ圏内に入るのはそれほどハードルが高いとも思えません。
この試合で八村も、チームも何か掴むことができたのか。
早く次の試合で確認したい。
その試合は23日土曜日の9時から。
待ちきれないですね。