マイアミ・ヒート観戦記(2019.11.13#10)
まぁ強い
ここまでリーグ上位に位置し、好調のマイアミ・ヒート。
対戦するのはデトロイト・ピストンズ。
ゴール下で圧倒的存在感を誇るアンドレ・ドラモンドはここまで20得点、15リバウンド以上を誇っています。
凄いの一言。
しかし、前日の試合で復帰したブレイク・グリィフィンや、みんな大好きデリク・ローズは休み。
この2人のツーメンが効いていたピストンズとしては、ドラモンドかアウトサイドシューターに頼るかどちらかという少ないオフェンスの選択肢。
そうなると、ヒートの固いディフェンスの前に沈黙することは必須。
結果は見えていますが、振り返っていきたいと思います。
対 デトロイト・ピストンズ戦
MIA117-108DET
主力を欠くピストンズ相手に、点差以上に余裕の勝利と言えるのではないでしょうか。
ハーフまでで59-37という時点で勝負は決まっていたかと。
後半こそ58-71でしたが、それもヒートは余力を残しながらの試合運びあってのこと。
特に試合序盤ヒートのディフェンスに対しピストンズのオフェンスはほぼ機能せず。
ホントにディフェンスがいい。
相手が何をしようと、ほぼフリーの状況は作らせない。
特にスイッチが見事。美しい。
コミュニケーションが凄くいいんだと感じます。
ヒートのオフェンスはそれに対して15得点以上が4人。
日替わりスターと言うほどではないですが、しっかりボールを回して効率的に得点を重ねていたのが印象的でした。
ジミー・バトラーは攻守に渡って活躍。
38分の出場で20得点、3リバウンド、13アシスト、2スティール。
フィールドゴールの確率も46.2%。
ヒートのスタイルにバッチリハマっています。
そして期待の新人ケンドリック・ナンも20得点。
確率こそ37.5%とまずまずですが、ルーキーとして堂々とした数字では。
フィールドゴールの確率はチーム全体で53.2%、3Pの確率も43.8%。
オフェンスの確率も高い。
気になるのは相変わらず多いターンオーバー。
この試合では19個与えています。
これでオフェンスをしっかりやりきることができたらなーと思わずにはいられません。
ボールがよく回るときと、そうでないときの差が激しいかなと。
スクリーンを重ねたオフェンスが決まったときは、止まらないなーと感じます。
シーズン終盤までに構築されたら相当面白いバスケットが観られるのではと。
今の時点で、かなり面白いです。
いや、強い
ここまで7-3、14日時点でイースタン・カンファレンスの3位。
この戦力でここまでやれると、シーズン前に誰が予想したでしょう。
今日のスタメンのうち、2人はドラフト外ですからね。
途中出場で存在感を見せていたクリス・シルバやダリル・メイコンもドラフト外。
そして、今季初出場を果たした在籍17年目のレジェンド、ユドニス・ハスレムもドラフト外。
怪我人が多いチームを助ける貴重なベテラン。交代のタイミングをスタンディングオベーションで迎えたエアラインアリーナの雰囲気も良かったですね。
かと思えばドウェイン・ウェイドのようなスターもしっかり育てるチームの文化。
本当にファン冥利に尽きます。
このチーム好きで良かったなー、とことあるたびに思います。笑
好調なチームですが、ジャスティス・ウインズロウやジェームズ・ジョンソン、ルーキーのタイラー・ヒロ、エアープレイン・デリック・ジョーンズJr.を怪我で欠いています。
そして、別の記事でも触れたディオン・ウェイターズ。
この辺りの選手が万全の状態で帰ってきたら…。
想像するだけでワクワクが止まりません。
開幕してまだ1ヶ月も経っていませんが、楽しいですね。
ヒートの次戦は15日のクリーブランド・キャバリアーズ戦。
一蹴したいところ。
8時開始なので、通勤時間に楽しめるか。。
応援しましょう!