八村塁、またもファールトラブルに陥る…が
首位相手に挑戦
順調なルーキーシーズンを送る八村塁。
14日は8-1と首位をひた走るボストン・セルティックスと試合を行いました。
セルティックスはここまでリーグトップレベルの固い守備で勝利を重ねてきました。
新加入のケンバ・ウォーカーもすっかりチームに馴染んでいます。
確かにカイリー・アービングよりケンバの方がセルティックスっぽい気はします。笑
それまでシャーロット・ホーネッツで苦しい状況が多かったはず。
強いチームで、楽しいでしょうね。
人柄も良いのですんなりチームも受け入れられたんじゃないでしょうか。
ただ、セルティックスも万全の状態ではありません。
足の大怪我から復活したゴードン・ヘイワードが手を骨折。
足ほどの大怪我でないのは幸いですが、6週間程度離脱すると推測されています。
八村としてはゴール下でヘイワードと対峙しないことになったのは幸か不幸か。
経験値としては対戦しておきたかったところですが。
試合間隔が開いたのでその辺りも気になるところです。
では、振り返っていきましょう。
対 ボストン・セルティックス
ワシントン・ウィザーズは首位のセルティックスに善戦するも133-140で敗れてしまいました。
八村は24分の出場で21得点、4リバウンド、2アシスト、1スティール。
開始2分で2つのファールをしてしまい前半の出場時間はかなり制限されてしまいました。
しかし、その短い出場時間の中でも21得点をあげる活躍。
スティールからあげた得点はその日のベストディフェンスプレーにも選ばれていました。
フィールドゴールの確率は9/12で75.0%!
素晴らしいオフェンス能力です。
この試合では試合終盤でもボールを持ち、得点を取るべく仕掛けていたのが今までと違ったかなと。
少しずつ自信がついてきたということでしょうか。
チームの中でもオフェンスではブラッドリー・ビールに次ぐオプションとしての地位を確立できる気がします。
トーマス・ブライアントより八村のほうが安定しているぞと。
ただ、そうなると心配なのはボールの動きを止めてしまうこと。
チームオフェンスのリズムと個人でのアタックのバランスは難しい。
今のところはそれほど気になりませんでしたが、その辺りは今後課題になりうるかもしれません。
ディフェンスで気になったのはディフェンスリバウンドが1つしか取れていないところ。
これはチームのポリシーにもよるでしょうがもう少し絡んでもいいのかなと思いました。
ファールトラブルもあってあまり積極的に絡めなかったのはあるかもしれないです。
ウィザーズはセルティックスにヘイワードがいなかったとはいえ7点差、試合終盤には追いつくんじゃないかという時間帯もありました。
そこで八村が打った3Pが入っていれば…。
これもまた経験でしょうか。
ああいうところで決めてほしい!
7点差といっても、140点取られているのはどうしたものかと。
この試合では得点したあとはゾーンディフェンスをするなど、色々と試しているようでした。
しかし、結局はアイザイア・トーマスが出ている時間はそこが狙われるし、インサイドの若手たちは八村を筆頭にファールが多い。
スイッチも上手くできずに相手を捕まえきれないことの多いこと多いこと。
今後改善されていくのか。
オフェンスはビールのコンディションが上がってきていることもあり、点が取れているので勝利のためにもディフェンスの強化は必須です。
日進月歩
またファールトラブルに陥ってしまった八村塁。
まだまだすんなり課題を克服したとは言い切れないのが現状です。
しかし、その中でもこの試合では20得点以上を記録し成長を見せることができました。
出ている時間帯は安定したプレーぶりでした。
ベンチからコートに戻ったあとの時間帯でも集中できていたように感じます。
シュートを打つ際もレパートリーが増え簡単に止められることはもうなさそうです。
今日で4試合連続被ブロックがゼロとなったのも地味ですがかなり大きく進歩しているのではないかと思っています。
今まではブロックされてたようなペイントエリア内でのシュートもしっかり得点に結びつけていました。
そしてターンオーバーもゼロ。
被ブロックとターンオーバーの両方がゼロというのは今季初のようです。
すっかりNBAの試合に慣れているということでしょう。
次の試合は16日。ファールせずプレータイムを伸ばしてほしい。
一緒に応援しましょう!