nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.30プレーオフFR#4)

何とか勝利を

前の試合もバックスに敗れて3連敗のヒート。

あとがなくなってしまいました。

まずは1勝がほしいところ。

 

そんなヒートはこの試合もドラギッチがスタメンに。

前の試合では期待に応えたとは言えない内容でした。

この試合では奮起に期待したいです。

 

ヒートはここで勝たないとプレーオフ敗退。

シーズンも終わってしまいます。

勝ってまだ試合が見たい。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ミルウォーキー・バックス

MIA 103-120 MIL

Q1 26-22

Q2 38-35

Q3 21-34

Q4 18-29

 

FG% 44.0%

3P% 33.3%

FT% 85.7%

リバウンド 40

アシスト 25

ターンオーバー 12

 

願いは叶わず4連敗。

プレーオフ1回戦での敗退が決まりました。

 

第1クォーター開始からヒートはバトラーとアデバヨのコンビネーション、アデバヨのハンドオフからダンカンのスリーなどいつもの攻撃を繰り出していきます。

これまでの試合同様下がってくるロペス相手にアデバヨはミドルレンジで対応。

できればゴリッといってほしいのですが。

ロペスは相変わらずゴール下でリムプロテクターとして存在感を発揮。

バトラーに対するブロックは完全にテンディングでしたが。。

そしてこのクォーター好調だったのはアリーザ。

スリーポイント3本を含む11得点。

前の試合0得点に終わった鬱憤を晴らしたかと。

一時はヒートが二桁リードを奪う場面もありましたがバックスもヤニス中心に反撃。

第1クォーターは4点リードで終わります。

 

第2クォーターも後のないヒートは集中して入ります。

アデバヨもかなり難しいフェイダウェイ気味のジャンプシュートをメイク。

これだけ入るなら乱れ打ちしてもいい気も。

順調に試合をすすめるヒートですが所々ディフェンスリバウンドを逃すシーンが。

この短期間でこればかりは対応できないですかね…。

ゾーンだったりも繰り出させて相手のFG%は抑えているだけに残念。

それでもナンも積極的に得点を重ね、イグダラのスリーが決まってまた二桁リードに。

バックスもコーナースリーなど中心に追いすがりますが7点リードで前半を終えます。

 

後半に入るとヒートのエナジーが徐々に下降。

前半に引き続きオフェンスリバウンドを許してしまうシーンが。

ドラギッチも周りと動きがあわずパスミスをしてしまうなどらしくないプレーも出てしまいます。

ダンカンのスリーもこず点差はどんどんと縮まっていくことに。

遂には逆転を許してしまいタイムアウト

このタイムアウトのシーンではハスレムがキレてカツを入れます。

これで勢いが変わればよかったのですがそうともいかず。

バックスは簡単に得点を重ねていくのですがヒートは逆に得点が止まり大きなランを許します。

結局このクォーター6点ビハインドで終えることになってしまいます。

 

それでも負けられないヒートは逆転を狙い第4クォーターに。

しかしバックスの守備も集中力を失いません。

攻撃でもヤニスを止めようと集まると外にさばかれてしまいバックスを止められず。

シリーズ通して好調のフォーブスはこの日も好調をキープ。

恐らく守備の問題か、コンディションかと思いますがダンカンはこの日15分の出場に留まり火力も足りず。

ジワジワと時間だけが過ぎていきます。

後半何とか追い上げたいところで頼りたいのはバトラー。

しかし終盤もバトラーの時間にはならず。

逆にバックスにランを決められることになって勝負あり。

一矢報いることもできずにシリーズ終了となりました。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-05-30 02:30 バックス VS ヒート

https://nba.rakuten.co.jp/games/42000124

 

ピックアップ

バム・アデバヨ(35分)

20得点、14リバウンド、4アシスト、1スティール、1ブロック、フリースロー0/0(0.0%)、4ターンオーバー、3ファール、-22

 

ジミー・バトラー(38分)

12得点、10リバウンド、10アシスト、0スティール、0ブロック、フリースロー4/4(100.0%)、0ターンオーバー、0ファール、-18

 

アデバヨは20得点14リバウンドでダブルダブル。

それでもやはり物足りない。

このシリーズでは徹底した対策をされました。

アデバヨも思うところがあることでしょう。

このオフでどれだけ鍛えて戻ってくるか、楽しみです。

 

バトラーは得点こそ12にとどまりましたがトリプルダブル。

根っからのスコアラーという訳ではないですし、チームを支え続けたことに変わりはないのであまり責める気にもなりません。

むしろ他にスコアリングリーダーがいればもっと活きるんだろうなと思わずにいられませんでした。

来季のチーム作りはどうなるか。

 

ダンカンも出場時間が制限されたり、ベテラン選手もタフな試合そしてシリーズの高い強度でプレーし続けることに課題は見え隠れしました。

ヒーロも昨季ほどのインパクトはなく、ナンもオラディポの代わりが務まったかというと及第点かもしれませんが比較すると劣った印象は否めません。

難しいシーズンではありつつ、1年経ってグレードアップした感より伸び悩んだ感の方を強く感じることになりました。

  

戦いは続く

バックスに敗れてシーズンが終わったヒート。

昨季はファイナルまで勝ち残り、今季も1試合でも多く見たかっただけに残念。

ただそれ以上にチームとして沢山の試合、戦いを見せてくれて有りがたいという気持ちの方が強いです。

 

ここからヒートは長いオフに入ります。

昨季からかなり厳しいスケジュールだったのでまずはしっかり休んでほしい。

そこからまた練習を重ね強くなって新しいシーズンに入ってほしいです。

 

メンバーとしても今回ファーストラウンド敗退ということで大きなテコ入れがあることは間違いないかと。

契約的にも残っている選手は5名ほど。

果たしてどんな動きがあるか、どんなロスターで開幕を迎えるか。

オフも見逃せません。

 

今季もずっと試合の感想を書いてきましたがお付き合いいただきありがとうございました。

来季はもう少しシンプルになるかもしれませんが何らかの記事は書いていけたら良いかなと思っています。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!

 

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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.28プレーオフFR#3)

ホームで流れを

前の試合でバックスに惨敗をしたヒート。

得点を取れず厳しい試合でした。

ホームに戻り流れを取り戻してほしいところです。

何気にバトラーはじめ多くの選手がホームで迎える初めてのプレーオフゲームとなりますしエナジーをファンに見せてくれるでしょう。

 

そんなヒートはこの試合スタメンにドラギッチを起用。

この2試合ヒートのオフェンスを牽引していた一人。

活躍に期待したいですね。

 

反対にデッドモンはスタメンとはならず。

やはり最初からアデバヨとの併用は難しいか…。

ロペスに当てたいところですが。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ミルウォーキー・バックス

MIA 84-113 MIL

Q1 14-26

Q2 22-23

Q3 24-37

Q4 24-27

 

FG% 37.6%

3P% 28.1%

FT% 84.6%

リバウンド 41

アシスト 19

ターンオーバー 15

 

この試合もバックスを崩せず。

これで3連敗、追い詰められました。

 

試合開始からアデバヨが積極的にシュートを打っていきます。

しかしこれはミドルからのジャンパー。

確率が上がってくればまだいいですが、できればゴール下で勝負してほしい。。

バックスのオフェンスに対しヒートはヤニスにアデバヨをつけて対応。

1対1でこれだけしっかりヤニスを抑えられるのはさすが。

ただその分シュート後のリバウンド争いはより不利に。

この試合でも良いディフェンスをしてもオフェンスリバウンドを取られてしまう場面が目立ちます。

課題のオフェンスでもこの日スタメン起用したドラギッチが期待に応えられず。

ダンカン、アリーザとともに得点なし。

アデバヨも結局わずか2得点。

もはやバトラーしか点が取れない。。

対するバックスは着々と得点を重ねていきます。

ミドルトンは初戦からずっと自信をもってワンオンワンをしかけてきますし、ホリデーもシュートが落ちたのは初戦だけ。

あとはロペスもサイズ差を活かして堅実に得点を重ねていきます。

ヒートはこの試合も第1クォーターから12点のビハインドを背負います。

 

点差を詰めたいヒートですがやはり攻撃でリズムを掴めず。

ドラギッチは第1クォーターの感触の悪さを拭いきれず、リングへドライブをしてもファールを獲得できません。

アデバヨもガンガンいってほしいのですがこのクォーターはシュートわずか1本だけ。

もどかしい。

何とかディフェンスだけでもというヒートはこのシリーズ使っていなかったゾーンを展開。

バックスのテンポをある程度は下げることに成功します。

しかし、ミドルトンやホリデーが厳しい状況も打開してきてシュートの確率自体はそこまで下げきれず。

落としたところでバックスのディフェンスも戻りが早くトランジションオフェンスで攻めきることができません。

時折アデバヨもしっかり体を当ててフックを決めたりと良いプレーがあっても継続できず。

それでもヒートは守備で何とか粘り結局前半は13点差で折り返します。

 

巻き返しを狙う後半、アデバヨがボールを持ってもロペスは徹底的に下がってリムをプロテクト。

目の前に広大なスペースがあるのですがアデバヨは前を向くことができず。

そのままポストプレーにいくなり、何ならドライブして上から叩き込むくらいの思い切りがほしい。

ミドルジャンパーも確率がもっと高くなってくれば自信を持って打てるのでしょうが。

完全に敵の術中にハマっていたかと。

あれだけオープンであのプレーだと、チームの指示だったかのかもしれません。

それはそれで残念です。

アリーザやダンカンがゴール下に積極的に切り込むシーンが見られ、勢いが出てきたかというところでダンカンはファールトラブル。

さらにはバトラーのシュートも落ち始めることに。

厳しすぎます。

アデバヨもロペスがいなくなると若干強引さを見せ得点を増やしますが、時すでに遅し。

ビエリツァを投入し何とか流れを変えようとし、実際オフェンスでは少し改善も見られたかと。

しかし、その分守備で突かれることに。

シュートを落とし、ディフェンスで後手になり気づけば点差を広げられるという流れは変えられず。

点差は26点差まで広がり実質第4クォーターを前にして試合はほぼ決まってしまいました。

 

それでも諦めないヒートはビエリツァの外が決まり若干勢いが。

ボールムーブメントも良くなってきてオープンショットも増えます。

ただそのオープンショットが決まらず流れを大きく引き寄せることはできません。

だったら何とか守備で、というところですがビエリツァがヤニスとのマッチアップを迫られファールをするしかありません。

最悪ヤニスはそれで良いのですがミドルトンもここぞというところでのシュートは落とさず。

このシリーズは初戦からミドルトンがかなり気合入っていますよねー。

去年ヤニスがコンディション悪い中自分のパフォーマンスで勝ちきれなかったという強い気持ちがあるのでしょう。

対するヒートはイマイチエナジーが感じられず。

攻撃失敗からトランジションを許すという展開でズルズル試合が進んでいき、点差を縮めることはありません。

結局この試合も5分以上残して主力はベンチへ。

勝てる、というシーンは全くない試合となってしまいました。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-05-28 08:30 バックス VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/42000123

 

ピックアップ

バム・アデバヨ(31分)

17得点、8リバウンド、4アシスト、1スティール、1ブロック、フリースロー3/3(100.0%)、2ターンオーバー、2ファール、-12

 

ジミー・バトラー(38分)

19得点、8リバウンド、6アシスト、1スティール、0ブロック、フリースロー3/4(75.0%)、2ターンオーバー、3ファール、-26

 

アデバヨは17得点、物足りません。

上でも書いていますがロペスにめちゃくちゃ下がられています。

能力というよりメンタル的な話になっている感も。

来季とか将来とかではなく、今このシリーズで打開するのを期待しています。

 

バトラーが19得点でヒートのスコアリングリーダー。

リバウンドもアシストもチームトップ。

ただ+/-はチームワーストの-26。

フラストレーションは大分溜まっていそうです。

 

この試合はドラギッチも結局スタメンでしたが8得点。

ダンカンはスリーポイントの成功がなくわずか2得点。

昨季プレーオフの躍進を支えたヒーロも9得点。

アリーザに至っては得点なし。

どうしたものか。。

  

まだまだ

バックスに3連敗であとがなくなったヒート。

2試合目、3試合目の様子からするとかなり厳しい状況です。

しかし、まだシリーズは終わっていません。

ここから巻き返してほしい。

 

結局この3連敗の大きな要因はオフェンス。

決めきれず、トランジションで遅れたりマッチアップがずれたりで守備も後手に。

フィールドゴール40%後半、スリーも30%後半くらいは決めていかないと余程バックスがシュートを落としてくれないと厳しいかと。

 

次の試合は日本時間5/30日曜日の早朝。

朝?2時30分からの配信ということでライブ観戦は悩みますね…。

とにかくまず1勝を。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!

 

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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.25プレーオフFR#2)

五分でホームに

前の試合ではバックスにオーバータイムの末敗れてしまったヒート。

取っておきたかったですね…。

切り替えて五分でホームに戻れるよう勝利を。

 

前の試合ではある程度守備は機能していたヒート。

ヤニスに好き放題というわけでもなかったですし。

ただバックスの外の確率がかなり低かったというのはラッキーだっただけかと。

 

オフェンスはバックスの固いディフェンスにたじろぐ場面も散見。

イージーなシュートの取りこぼしもありましたしもったいなかった。

アデバヨもアグレッシブさを見せてくれることを期待です。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ミルウォーキー・バックス

MIA 98-132 MIL

Q1 20-46

Q2 31-32

Q3 27-29

Q4 20-25

 

FG% 40.2%

3P% 28.6%

FT% 68.6%

リバウンド 36

アシスト 20

ターンオーバー 11

 

惨敗です。

実質第1クォーターで勝負は決まってしまいました。

 

ヒートのオフェンスはアデバヨのジャンプショットから。

リングから離れているのが気になるところ。

対するバックスのオフェンスはやはりヤニス中心。

アリーザがつくのですが物ともせず得点をしていきます。

それでも序盤はバックスのシュートを落とさせていたのですがリバウンドが取れません。

思えばこの辺りからリズムが悪くなっていた気も。

アデバヨは相変わらずプレーエリアがリングから遠く、ヒートは着実な攻撃ができません。

ジワジワと点差が離されてしまいます。

それでもデッドモンがコートに入るとこのクォーター9得点の活躍で何とか10点差くらいで粘ります。

しかし、そこから同じく途中出場のフォーブスが連続スリーでバックスは一気にまた突き放します。

頼みのバトラーもこの日は精細を欠くパフォーマンス。

前の試合に痛めた手首の影響じゃなければいいのですが。。

攻撃の要も不安定だったヒートはレビュラーシーズンでは見られないようなバタバタとして試合運びに。

バックスのスリーが鬼のように決まったこともあり完全に見失ってました。

結局バックスはスリー10/15を含む46得点を叩き出し、逆に1/6と外からリズムを作れなかったヒートを20得点に抑えて26点差。

プレーオフで守備の固いバックスにこの点差をつけられると手の内ようが…。

 

それでもヒートは試合を完全に壊すことはありません。

それはそれでメンタル強いなと感じました。

アデバヨもインサイドを攻め始め、これを最初の厳しい時間帯でできていたらと。。

攻撃で何とかリズムができたところで守備でも一気にバックスを抑え込みたいところですがそう上手くはいかず。

第2クォーターはヤニスを離してしまう場面もよくありコミュニケーション不足か、相手にスカウティングされて穴を突かれているのかという簡単な得点を与えてしまいます。

とにかくペースを上げて点差を縮めたいのですが乗り切れるほど確率は上がらず。

そしてせっかく良い守備で抑えてもリバウンドが取れない。

第1クォーターの5個に続いてこのクォーターでも6個のオフェンスリバウンドを献上。

流れを生むことができません。

バトラーが体を張ってドライブをしてファールを獲得しますがそれも単発。

ナンもこのクォーター6本のシュートを打ちますが決めたのは1本だけ。

アデバヨはエルボー付近でボールをもっても放置されて何もできず。

点差を縮めるどころか27点差に広げられて前半を終えます。

 

後半に入ってもアデバヨがリングにプレッシャーをかけられません。

なぜ継続してアタックできないのか…。

徐々にフラストレーションが溜まっていくヒートはヤニスに対するディフェンスのあともつれたところでアリーザがフレグラント。

攻撃でもバックスのディフェンスにボールを止められてしまい打開できません。

こういうとき個人で何とかできる選手がバトラーくらいというのは辛い。

オラディポが怪我をしていなければ…。

一本アデバヨがキャッチアンドシュートのような形でミドルレンジからシュートを成功。

打つならこれくらい思い切り打ち続けてほしいところですが、続かず。

するとナンがミドルトンのシュートの際に足元に入ってしまいフレグラント。

空気がどんどんと重くなります。

ひとつ少しだけ希望が見えたとしたらアデバヨとデッドモンの併用。

これはそこそこ上手くいっていたような。

やはりアデバヨはサイズの問題もあるしPF起用の方がいいと思うんですよね。。

昨季も勝っていた時期はそういう起用だった気がします。

ただ時すでに遅し。

ドラギッチもミドルトンともつれたところでテクニカルをもらうなどヒートは荒さが。

こういうときに空気を変えられるはずのヒーロもこの試合は存在感なし。

さらに点差を広げられて29点差で第3クォーターも終わってしまいます。

 

第4クォーターに入るとヒートはスタメンはナンだけコートに残す形に。

スタートでビエリツァが入るなど実質白旗です。

そのビエリツァがヤニスを強引に止めたシーンでゴチャついたタイミングではヤニスがリフティングを始める始末。

ベンチから主力の選手たちもその姿は見ていたはず。

ホームに戻ってリフティングしてる場合じゃなったとヤニスに思わせるために気持ちを高めてくれていることでしょう。

ヒートはベンチメンバー主体になって逆にボールの回りがよくなる時間も。

この辺りは次戦以降の良いヒントになりそうな。

とはいえバックスに追いつくには至らず打つ手なし。

結局7分ほど残ったタイミングでローテーションの選手はほぼベンチへ。

痛い連敗を喫することになりました。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-05-25 08:30 ヒート VS バックス

https://nba.rakuten.co.jp/games/42000122

 

ピックアップ

バム・アデバヨ(28分)

16得点、3リバウンド、4アシスト、0スティール、0ブロック、フリースロー6/9(66.07%)、4ターンオーバー、1ファール、-18

 

ジミー・バトラー(31分)

10得点、2リバウンド、4アシスト、2スティール、0ブロック、フリースロー2/4(50.0%)、1ターンオーバー、1ファール、-34

 

アデバヨはこの日16得点。

フリースローも9本は獲得しましたが試合を通して安定感はまだ物足りず。

昨季はオールスターにも選ばれ相手のチームも活躍させないように徹底的に分析してくるようになっています。

マックス契約の選手として悠々と跳ね返してくれることを期待したいです。

 

そして若干パフォーマンスに不安が残ったのがバトラー。

前の試合で何度かコートに嫌な感じで落ちているので怪我ではなければいいのですが。。

相手の分析もあるのでしょうが+/-がチーム最低の-34というのはちょっと信じられません。

次戦で巻き返してくれるはず。

 

悲惨なヒートの中でエナジーを見せてくれたのはデッドモンくらい。

19得点、9リバウンドと存在感を発揮してくれました。

さらにはドラギッチが18得点。

この二人をスタートにというパターンもなくはないのかと思います。

そうなるとベンチプレイヤーがという話にもなってきますし、ここでローテーション崩すのかという話にもなりますが…。

難しいですね。

  

ホームへ

シリーズを2連敗でスタートすることになったヒート。

厳しいですね。

ただここでホームに戻ることができるのは僥倖です。

 

特に2戦目ですが、オフェンスでリズムを崩しファストブレイクを許すパターン、そしてせっかく良い守備をしたのにオフェンスリバウンドを許すパターンを何とか防ぎたい。

1戦目はお互いシュートを打った本数はヒート99本、バックス96本とほぼ変わらず。

これが2戦目ではヒートが82本でバックスが94本と大きく離されることに。

その大きな要素になったのはオフェンスリバウンド。

今一度意識を合わせる必要がありそうです。

 

次戦負けてしまうと0-3とほぼシリーズ突破が絶望的になります。

絶対負けられない一戦。

エナジーを見せてほしいです。

 

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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.23プレーオフFR#1)

プレーオフ初戦

前の試合では控え選手中心にレギュラーシーズン最終戦を勝利したヒート。

東の6位シードでプレーオフに進出。

いよいよ初戦に臨みます。

 

相手は東の3位シードを獲得したバックス。

昨年はヒートがカンファレンスセミファイナルで4−1と制した相手。

とはいえ今年はヤニスのコンディションも昨季に比べれは良好。

状況は全く違います。

 

直近の対戦では敗れていますがその試合はバトラー不在。

というかバトラーは今季東の上位3チーム相手には1試合しか出場していません。

これも作戦のうちなのか、単なる偶然か…。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ミルウォーキー・バックス

MIA 107-109 MIL

Q1 24-22

Q2 26-31

Q3 28-27

Q4 21-19

OT 8-10

 

FG% 36.4%

3P% 40.0%

FT% 78.9%

リバウンド 51

アシスト 22

ターンオーバー 17

 

惜敗…。

勝ちたかった…。

 

試合開始からヒートはダンカンの連続スリーで幸先のいい立ち上がり。

ヤニスもバトラーが上手くいなすなどリズムに乗せず。

序盤はヒートがリズムを掴みます。

バックスはヤニス中心にオフェンスを展開して離されまいとついてきます。

この辺りでバトラー、アデバヨ辺りの得点が重なれば突き放せたのですが第1クォーターはバトラーが0/5で無得点、アデバヨは1/2で2得点とイマイチ乗り切れません。

特に今季途中に加入したタッカーが良いディフェンスを見せていましたね。

バックスに余計な選手取られたなーと。

それでもこの日ベンチから出場のドラギッチもシュートを高確率で決めてヒートは何とか2点リードで最初のクォーターを終えます。

 

第2クォーターに入ってもお互い守備が固いこれぞプレーオフという展開。

若手の勢いに期待したいところですがこの試合ヒーロもナンもあまり勢いはなく。

アデバヨもレギュラーシーズンでもしばしば見られたリング見ない病が発症。

バックスのペイントが強いので外中心に攻めるというのは分かりますがプレーエリアがリングから遠くばかりでは相手も守りやすくなりますし。

この辺りは今後の課題ですよね。。

もちろんペイントだけでなくバックスの守りは戻りも早く攻めづらかったのもありますけど。

攻め手を欠くヒートは結局バトラー頼み。

そのバトラーはこのクォーターもフィールドゴールが1/5。

タッカーがバトラーについたときはこの日0/6だったらしく、良い仕事されました。

それでもフリースローを6本獲得して第2クォーター8得点とヒートのオフェンスを牽引。

さすがです。

ただこのクォーターバックスのオフェンスもエンジン全開。

ヤニスの速攻での破壊力はもちろんですが、ミドルトンにダンカンがついているときかなり自信満々にプレーしている印象。

ミドルトンは身長もあるので乗ると厄介ですよね。。

オラディポがいたらまた違う展開だったかもしれません…。

気づけば逆転を許してしまいます。

ヒートも時折アデバヨが積極性を見せるなど何とかついていきますがバックスもセカンドチャンスをものにしたりと追いつくには至らず。

3点ビハインドで前半終了となります。

 

後半に入ってもバックスはヤニスの身体能力押しとミドルトンのサイズを的確に活かしてオフェンスを仕掛けます。

ヒートも外からの攻撃を中心に何とかついていきます。

ダンカンが2/3、ドラギッチが2/4、そしてバトラーとナンが1/1。

第3クォーターはチーム全体で6/11と高確率で決められたのは大きかった。

しかし相変わらずペイント内は攻めきれず。

というかロペスは普通にディフェンス3秒しまくりだった気もしますが…。

それにしてもアデバヨはもっといってほしかった。

相手はほとんどノーチャージエリアに入りかけているし、エリアの外でもスピードの差があって半分体をずらせばファールをもらえるんだから、と口で言うのは簡単だという話なんですかね。。

完全に下がればアデバヨが攻めてこないのを分析されていたように見えました。

守備で頑張ってもオフェンスで流れをつかめないヒートは2点ビハインドで最終クォーターに突入します。

 

第4クォーターに入っても一進一退。

バトラーがいない時間にアデバヨが攻撃の軸になりきってくれたら…。

しかしヒートも粘りのディフェンスでバックスに思うようなオフェンスは許しません。

逆にバックスもこちらも新加入のホリデーが終盤にむけて守備での存在感がさらに増してきます。

ただホリデーがこの日攻撃でそこまで目立たなかったのはラッキーでした。

逆転に次ぐ逆転、取られたら取り返すという展開が続き試合も終盤にもつれていきます。

ヤニスがアデバヨのスクリーンにぶつかって左腕を痛めたかと思えば、バトラーが体を張ったドライブでコートに嫌な落ち方をするなどフィジカルな激しさがどんどんと増してきます。

そして試合は最終盤、この日6/13とフリースローを落としに落としたヤニスが残り9秒でのフリースローも落としてくれてヒートの2点ビハインド。

そこでバトラーがドライブからのレイアップをブザービーターでメイク。

個人的にはヤニスのディフェンス、アデバヨが試合の序盤でファール取られてたのと同じ感じじゃないですか、カウントじゃないですか、とは思いましたが試合はオーバータイムへ。

 

オーバータイムでもお互い激しさは変わらず。

激しさ余ってダンカンの肘がミドルトンに入ってしまいフレグラントを取られてしまいます。

それも自分のスリーで取り返したのはさすがなのですが。

オーバータイムに入っても一進一退の展開は変わらず。

ヤニスは抑えることに成功しているのですが、いかんせんバトラーとアデバヨがこない。

バトラーはオーバータイムのシュートを0/3。

すべてそれほど確率の高くないスリーポイントだったというのが何となく嫌な感じがします。

第4クォーターで痛めた手が重症じゃなければいいのですが。。

それでもいざとなったらのドラギッチがスリーポイントの成功を含め5得点と何とかつないでくれます。

しかし、残り数秒でミドルトンがダンカン越しに放ったシュートは残り0.5秒で無情にもリングへ。

最後はバトラーもタイムアウト明けシュートを打ちきれずオーバータイムまでもつれた試合をものにすることはできませんでした。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-05-23 03:00 ヒート VS バックス

https://nba.rakuten.co.jp/games/42000121

 

ピックアップ

バム・アデバヨ(40分)

9得点、12リバウンド、5アシスト、3スティール、0ブロック、フリースロー1/1(100.0%)、1ターンオーバー、5ファール、+5

 

ジミー・バトラー(45分)

17得点、10リバウンド、8アシスト、2スティール、1ブロック、フリースロー7/10(70.0%)、6ターンオーバー、2ファール、-8

 

今日の敗戦で一番話に上がるのはやはりアデバヨなのかなと。

ボールを持ってリングを見ないプレーが多すぎました。

シーズン通して何度も書いてきていますし試合後もドラギッチがコメントしていましたが、もっとアグレッシブさが欲しかった。

ロペスやヤニスがでかいのは分かります。

ただそれでもやりようはあったでしょうと。

フリースローの獲得もわずか1本。

オフェンスでもマックス契約の選手らしくどの試合でも一定のパフォーマンスを見せてほしいものです。

 

良い手本はバトラーじゃないでしょうか。

正直調子が良かったかというと良くはなかったかと感じます。

いつもなら20点以上は取っていたはず。

ただ調子が悪いなりに体を張ってリングに向かいフリースローを獲得。

何度もコートに叩きつけられるようなシーンもありましたがそれでもアグレッシブさは失いませんでした。

 

そんなヒートの攻撃をこの日支えたのはドラギッチとダンカン。

2人とも10以上のスリーを打って確率は50%以上。

ここにヒーロやナンも続けたら良かったのですが。

バトラーもこの日スリーを9本打っていますし、基本的には外中心で攻めるという方針なのかもしれません。

  

ここから

プレーオフ初戦を落としてしまったヒート。

内容としては勝ち切りたかったところです。

しかしまだ初戦、ここからここから。

よく考えると昨季は特別なシーズンだったので「敵地でのプレーオフ」というのを初めて経験したヒートの若手選手も多いはず。

ヒーロやナンはもちろん、ダンカンやアデバヨも主力として敵地でプレーオフを戦うというのは初めてだったのではと。

そういう意味ではある程度の固さは想定内だったのかもしれません。

 

第2戦は日本時間の5/25火曜日、アウェーでの試合となります。

できればここで一勝しておきたい。

今日の試合内容的には十分勝利が狙えます。

 

今季はバックスの守備がより強固になっている印象。

ホリデー、タッカーの獲得は間違いないなく効いています。

ヒートはどうやって攻めていくのか。

アデバヨが初戦の鬱憤を晴らせるかも期待です。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!

 

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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.17#72)

シーズン最終戦

前の試合はバックスに敗れてしまったヒート。

バトラーを温存したということもあり仕方ない面も。

順位争いからは一歩交代となりました。

 

そして試合前、ニックスがセルティックスに勝利。

これでヒートは6位が確定することに。

それもあってレギュラーシーズン最後のピストンズ戦は主力をほぼ温存。

 

スタメンは、ビンセント、ヒーロ、ダンカン、ビエリツァ、アチウワ。

シーズン終盤ほとんどプレータイムを与えられなかった選手に出番が。

これはこれで見応えはありそうです。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 デトロイト・ピストンズ

MIA 120-107 DET

Q1 32-13

Q2 37-34

Q3 26-24

Q4 25-36

 

FG% 56.0%

3P% 38.2%

FT% 65.0%

リバウンド 39

アシスト 32

ターンオーバー 12

 

7人ローテ、むしろ6.5人ローテで見事勝利。

日頃プレーを見られない選手たちの躍動を見ることができました。

 

試合は序盤からヒートが圧倒。

ようやく出番が与えられた選手たちがピストンズに襲いかかります。

特に序盤はビエリツァが積極的に得点を狙います。

このクォータークォーター11得点で外からも3/3。

他の若手に比べると実績があるだけにさすが。

ヒーロもボールを捌く場面が多く、これは少し将来を感じました。

今はバトラーやアデバヨ、ドラギッチが運ぶシーンが多いですがいつかヒートはこうなるのかなと。

ヒートの選手たちはディフェンスもタイト。

この辺りは日頃出番がないとはいえよく鍛えられています。

余裕の試合展開にベンチでは主力が楽しそうに観戦しているシーンも。

結局32得点を奪い、逆にピストンズをなんと13得点に抑えることに成功し19点リードで第1クォーターを終えます。

 

第2クォーターに入ると徐々にヒートのファールが増えるなど粗さが目立つように。

流石にピストンズも攻撃のリズムを掴み始めたことで第1クォーターほどの一方的な展開にはなりません。

それでもヒーロを起点に攻撃を展開。

ヒーロはこのクォーター得点こそ1に留まりましたがアシストは4でターンオーバーは0。

プレーの引き出しは順調に増えているようです。

特に第2クォーター9得点をしたアチウワとのコンビネーションは良く決まっていました。

シーズン開始前から練習をしていたようですし、将来に向けて頼もしい限りです。

単純にピストンズの守備が悪かったというのもあるかもしれませんが点差を縮められるには至らず。

リードを22点に広げて前半を終えます。

 

第3クォータに入っても基本的には危なげない展開。

シンプルなピックアンドロールもピストンズは止められず。

ビンセントが2つのターンオーバーと若干空回りしているようにも見えましたがそれでも外は2/3。

この辺り洗練されてくるとまた一つステップが上がってきそうですが。

ピストンズも外中心に何とか点差を詰めようとしてきます。

しかし3/14と確率は上がらず勢いはありません。

ヒートはダブルチームを積極的に仕掛ける場面も。

攻撃でもオクパラとアチウワの速攻はなかなかに迫力、勢いがありました。

潜在能力の高さが伺えます。

このクォーターも僅かですがリードを広げ24点差で最終クォーターに。

 

最終クォーターはダンカンとヒーロをベンチに。

もともとこの試合は7人でローテーション。

さらにダンカンは結局20分ほどにプレーを制限していたと考えるとなかなかです。

攻撃ではオクパラの外がこなかったり、アチウワがもったいないオフェンスファールをしたりと流石に終盤雑に。

長い時間で集中力をいきなり保つというのも難しいのでしょう。

ストゥールースもそんなに調子の良くないスリーを乱れ打ち。

カットしての得点は効率よく重ねていただけにショットセレクトの悪さが目立つ形に。

試合はターンオーバーも増えどんどん雑な雰囲気に。

そして残り時間が少なくなる中オクパラがなぜか速攻で相手選手に肘打ちを入れて退場。

せっかくのチャンスでなぜこういったプレーをしてしまうのか。

しょうがなくヒーロがコートへ。

するとそのヒーロが足を滑らせたところに相手選手が乗り捻るような形になってしまい顔を歪めるシーンが。

しばらく痛そうに足を引きずっていましたが大事なポストシーズンの前に何て無駄な怪我を。。

試合には難なく勝利しましたが違う意味でヒヤッとする試合でした。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-05-17 09:00 ヒート VS ピストンズ

https://nba.rakuten.co.jp/games/22001069

 

ピックアップ

プレシャス・アチウワ(41分)

23得点、10リバウンド、0アシスト、2スティール、1ブロック、フリースロー3/7(42.9%)、2ターンオーバー、3ファール、6

 

タイラー・ヒーロ(35分)

16得点、6リバウンド、11アシスト、0スティール、0ブロック、スリーポイント1/5(20.0%)、1ターンオーバー、3ファール、21

 

アチウワがダブルダブル。

得点についてはキャリアハイ。

普通にプレータイムがあればこれくらいはやれる能力はあるのでしょう。

来季が楽しみです。

 

そしてヒーロもダブルダブル。

アシスト11は良かったですねー。

相手が相手ということもありましたが余裕を持ってボールを捌けていた印象です。

開幕直後にスタメンガードとして出てた時もこれくらいできたら…。

来季は頭からこれくらいのプレーをしてほしいですね。

 

その他もビエリツァが外からよく決めて21得点

もしかしたらプレーオフでも外がめちゃくちゃ悪かったらワンポイントであるかもしれないですね。

オクパラも2スティール、2ブロックと守備では持ち前の良さが垣間見えましたがちょっとムラが大き過ぎますね。。

  

プレーオフ

さて、これでレギュラーシーズンも終了。

今季は40勝32敗、6位でシーズンを終えることになりました。

開幕序盤つまずいたり、オラディポはじめ怪我人も出たことを考えるとプレーオフを確保できただけでも上手くやったなと。

 

ただ、6位フィニッシュということでプレーオフ初戦は3位のバックスと。

なかなか厳しいですねー。

そしてそこで勝って当たるのは2位と7位の勝者で恐らくネッツ。

さらにそこに勝てば順当にいくとシクサーズと。

上位3チームを倒していく必要があります。

 

冷静に考えるとかなり厳しいですし、あと一つ順位が上だったらとも思います。

しかしその反面ワクワクしている自分もいます。

この3チームに勝ってNBAファイナルなんて最高です。

今から楽しみでしょうがないです。

 

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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.16#71)

このまま連勝で終えられるか

前の試合ではシクサーズに勝利したヒート。

このまま連勝でシーズンを終えられるか。

アウェーでバックスに挑みます。

 

この前の試合の勢いをそのままに、といきたいところでしたがヒートはバトラーが欠場。

背中の怪我とのことです。

恐らくプレーオフを睨んで慎重にということかと。

 

こうなるとやはりプレーオフを決めていたのは大きい。

順位はできれば4位か5位の方が、とは感じます。

ただコンディションが優先というのは納得です。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ミルウォーキー・バックス

MIA 108-122 MIL

Q1 28-44

Q2 23-26

Q3 30-29

Q4 27-23

 

FG% 41.7%

3P% 44.9%

FT% 75.0%

リバウンド 38

アシスト 25

ターンオーバー 11

 

バックスに敗戦。

致し方ないですね。

 

バトラーが欠場ということでスタメンにはビエリツァが。

久しぶりにしっかりプレーしているところを見られますね。

ナンはスタメンで問題ないようでよかった。

試合は序盤からバックスが気合満点。

ヤニスも強烈なブロックをビエリツァにお見舞いしていました。

ヒートはナンが連続スリーを決めるなど何とかついていこうとします。

しかしバックスもリビンチェンゾ、フォーブスの外が好調。

ヒートをじわじわと引き離していきます。

バトラーがいない分攻め手に欠くヒートは為す術もなかなか見つけられません。

ビエリツァもイマイチ周りとあってきません。

結局このクォーターだけで16点差を開けられてしまう結果に。

正直この時点でこの試合勝ちにいかないのかな、と感じる内容でした。

 

第2クォーターもヒートは外中心に攻めていきます。

というのもやはりヤニスとロペスのいるバックスのインサイドは攻めづらい。

しかしその外も決まらず開始早々20点差つく場面も。

次戦がバックトゥバックということもあり、ちょっと雰囲気も次戦に向けてという感が。

ヒートはナンが積極的にシュートを打って攻撃を牽引しようとしますがバックスを崩すには至らず。

ドラギッチもいつもなら決められるようなレイアップも外してしまいます。

全体的に散漫な印象が否めません。

ヒートがシュートを決められない間もバックスはインサイド中心に着実に得点。

前半で19点差をつけられてしまいます。

 

後半に入ってもバックスは勢いとどまらず。

ヤニスもスリーが決まるほど。

しかしヒートも徐々に外が決まり始めて一時10点差に詰める場面も。

ただそこでもう一本ほしいというところでヒートは決められず。

逆にバックスがそういう場面で決めて縮めきれません。

ビエリツァも少しずつ持ち味を発揮しますがバトラーの代わりになるほどではなく。

結局また点差は離されてしまい18点差で第4クォーターへ。

 

第4クォーターで流れを変えるというとヒーロやアデバヨに期待したくなります。

しかしその二人が揃ってこのクォーター得点なし。

この辺りの集中力のない様子がやはりこの試合に向けるエナジーを物語っていたような。

プレーオフで当たる可能性も考えると手の内は見せないという判断でしょう。

逆に点差は縮まらないのですがバックスも主力はなかなか下げず。

イグダラがヤニスをしっかり抑えていたのは印象的だったかなと。

アデバヨはいくらバックスのディフェンスが引いてもジャンプシュートを打たなかったのでこれはプレーオフに取っとくような。

結局ヒートは残り2分ほどでコートからローテーションメンバーをベンチへ。

特に目立った見せ場もなく敗戦を喫しました。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-05-16 09:00 ヒート VS バックス

https://nba.rakuten.co.jp/games/22001062

 

ピックアップ

バム・アデバヨ(33分)

5得点、8リバウンド、8アシスト、2スティール、0ブロック、フリースロー1/1(100.0%)、1ターンオーバー、1ファール、-7

 

ケンドリック・ナン(36分)

31得点、6リバウンド、3アシスト、0スティール、1ブロック、スリーポイント4/5(80.0%)、1ターンオーバー、1ファール、-6

 

アデバヨはわずかに5得点。

バトラー不在でアデバヨはこれでは勝てません。

ただバックスのインサイドバチバチにやるのはプレーオフに入ってからでもいいかなと。

あと1試合、怪我だけは怖いですからね。

 

なかなかエナジーに欠けていたヒートのオフェンスを牽引したのはナン。

ボールを長く持ってこれだけオフェンスを仕掛ければこれくらいの結果は残せる選手。

オラディポ不在は残念ですがナンが成長してくれるのは嬉しい。

 

この試合はヒーロがシュート1/9、スリーは0/5。

集中してないときの差が凄い。

ドラギッチも17得点こそしていますが外が決まった分ペイント付近では決めきれず。

プレーオフに入ればきっと大丈夫でしょう。

  

あと1試合

連勝が止まってしまったヒート。

バトラーも不在でシーズン終わりも近い中、ある程度想定内の敗戦なのかと。

切り替えて次がシーズン最終戦です。

 

次の試合は日本時間5/17のピストンズ戦。

ピストンズは完全にシーズンが終わっていますがホーム最終戦ということもあって油断はしてほしくないです。

何よりそれで怪我するのが怖いですし。

 

残り試合は1試合。

ピストンズとの戦いを残すだけ。

勝っても自力で順位があがることはないですが果たして何位で終えることができるか。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!

 

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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.14#70)

試金石

ボストンとの重要な連戦を連勝で終えたヒート。

プレーインを回避してプレーオフを確定させました。

あとは何位でシーズンを終えることができるか。

 

そこでホームに迎えるのは東の首位に立つシクサーズ

プレーオフに向けた試金石になりそうです。

シクサーズはバックトゥバックで試合がありますし、レギュラーシーズンは残りマジックと2試合なので主力がどこまでプレーするかは分かりませんが。

 

長かったような短かったようなレギュラーシーズン。

ヒートはこの試合がホーム最終戦になります。

有終の美を飾ってほしいですね。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ

MIA 106-94 PHI

Q1 38-22

Q2 22-19

Q3 29-26

Q4 17-27

 

FG% 50.6%

3P% 37.1%

FT% 100.0%

リバウンド 47

アシスト 26

ターンオーバー 20

 

シクサーズに圧勝!

ホーム最終戦は見事勝利で飾りました。

 

シクサーズは通常通りのスタメン。

エンビード、シモンズもスタートに名を連ねました。

ヒートも前の試合後半欠場したバトラーがスタート。

特に影響もなくプレー、むしろ外のシュートを立ち上がりから決めるなど好調な様子。

ヒートは序盤からタイトなディフェンスでゲームの主導権を握っていきます。

対するシクサーズはハリスが中心になっている時間が多かった印象。

ヒートもナンやバトラーが序盤の攻撃を牽引します。

守備も集中していたからかシクサーズはターンオーバーが多めに。

エンビードには積極的にダブルチームを仕掛けてMVP候補に全く仕事をさせませんでした。

しかしそれを上回る攻撃の雑さでヒートはシクサーズの4つを上回る5つのターンオーバーを献上。

アリーザとエンビードが言い合いをしてテクニカルをもらうなど徐々に試合が荒れていきます。

そのシーンではハスレムが間に入っていたのがさすがOB。

接戦になるかと思った第1クォーター、誤算だったのはバトラーのスリー。

なんとこのクォーター3/3。

16得点と序盤から大爆発。

その活躍もありヒートは大量16点の大量リードで第1クォーターを終え、実質このクォーターで試合も決まり。

クォーター最後にはハスレムが今シーズン初出場!初得点!

40歳の大ベテランに会場もスタンディングオベーションでした。

 

第2クォーターに入ってもハスレムがテイクチャージやジャンプシュートと躍動。

そしてプレータイムが2分に差し掛かった頃、ハワードといざこざに。

その結果ハスレムは2つのテクニカルをもらって退場…!

さっきアリーザが揉めてたときに間に入っていたのが良いフリになってました。笑

そんなバタバタなクォーターの開始でしたがヒーロは動じません。

外が絶好調でこのクォーター4/5、得点は14。

ヒートの得点の半分以上を叩き出しました。

守備ではフルコートゾーンを多用してシクサーズの勢いを止めます。

結局シクサーズは19得点しかできず。

エンビードも若干流しているのが見え隠れしていたような。

ヒートもそれなりに雑でこのクォーターも7つターンオーバーをしますがそれでも20点差開く場面も。

結局前半を19得点で終えました。

 

第3クォーターに入ってもヒートは手を緩めません。

バトラーのスリーも決まり、この日バトラーは4/4。

何が起きたんでしょうか…。笑

シクサーズは後半に入ってもエナジーなし。

マジックに勝てば1位も決まるのでそこまでの熱量はなかったようです。

対するヒートはディフェンスでは引き続きゾーンを使いつつ、オフェンスも好調。

アデバヨもジャンプシュートがよく決まっていました。

シモンズのプッシュなど強烈だなーと思う場面もありましたが点差は詰まらず。

終盤にはデッドモンもハワードと言い合ってテクニカルをもらうシーンが。

これはもうハワードを狙ってたんでしょうね。

余裕のヒートは22点リードで最終クォーターに。

 

第4クォーターに入ってもヒートは基本的にゾーンディフェンスを展開。

ヒートはディフェンスリバウンドを取りこぼしたり、攻撃でもターンオーバーが増えたりと雑に見える時間が増えてきます。

ただシクサーズも主力は戻さず点差を縮めるという展開にはなりません。

結局シクサーズは第4クォーターでスタメンの出場はなし。

まぁ無理する必要もないという判断なんでしょう。

ヒートもバトラーとダンカン、ナンは温存。

ダンカンはシュートが不調でしたし、ナンはコンディションがということらしいので温存とはちょっと違うかもしれませんが。

お互い主力が揃わない時間が続く中、ヒートはドラギッチだったりが時間を使いつつ得点をしていきます。

そしてディフェンスではゾーンで相手の時間を削るという展開。

シクサーズは4分以上残して試合を諦め、ヒートも残り2分切ったところで選手交代。

ホーム最終戦をしっかりと勝つことができました。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-05-14 08:30 76ers VS ヒート

https://nba.rakuten.co.jp/games/22001050

 

ピックアップ

バム・アデバヨ(34分)

18得点、12リバウンド、8アシスト、0スティール、1ブロック、フリースロー0/0(0.0%)、1ターンオーバー、1ファール、+8

 

ユドニス・ハスレム(2分)

4得点、1リバウンド、0アシスト、0スティール、0ブロック、フリースロー0/0(0.0%)、0ターンオーバー、0ファール、+3

 

アデバヨはシュートタッチがよかったですね。

エンビードに対しても臆することなくプレーできていたかと。

フリースローを獲得する機会はありませんでしたが、あれだけシュートタッチがよければそれでもいいのかなと。

そうじゃないときに体を張ればいいと思います。

 

そしてハスレム。

2分で退場ということでしたがホーム最終戦でファンにその姿を見せてくれました。

ロスター枠をひとつ用意するのは賛否があるのかもしれませんが、生ける伝説がチームに与える影響も小さくはありません。

年齢も年齢ですし、いつ最後のプレーになるか分からないこともふまえ、しっかりと目に焼き付けました。

 

少し集中しづらい試合展開だったこともありましたが、ロビンソンは1/7でドラギッチは1/6と外の確率は伸びず。

ここがもう少し当たっていたらもっと点差がついていたかと。

ロビンソンは結構オフェンスファールも取られていましたし、プレーオフでは冷静にやってほしいですね。

  

あと2試合

シクサーズに圧勝したヒート。

これで4連勝。

レギュラーシーズン終盤にいよいよ勢いが止まりません。

 

昨シーズンファイナルを戦ったレイカーズは怪我人もありプレーインの可能性も残っています。

そう考えるとヒートは上手くチームマネジメントをしているように感じます。

プレーオフに照準を合わせつつ、順位もしっかり確保するに至ったのは上手くやったなと。

さすがです。

 

残り試合は2試合。

バックス、ピストンズと続いていきます。

バックスは順位が決まっている状態でベンチメンバー中心とかだと都合がいいですね。。

果たして何位で終えることができるか。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!

 

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