20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.12#69)
ここで決めるか
前の試合ではセルティックスとの大事な試合をものにしたヒート。
大きな勝利でした。
連戦の2試合目、ここで連勝してプレーオフを決めたい。
ここにきてオラディポは手術に臨むことが決定。
今シーズン戻ってくることはないとのことです。
残念ではありますし、来期ヒートでプレーするかも分かりませんが早く良くなってほしいですね。
ヒートとしては昨年のメンバーにアリーザとデッドモンが加わった形。
個人的には今年のメンバーの方が好きですかねー。
9人ローテも決まったことですしレギュラーシーズンを良い形で終えてほしい。
それでは振り返っていきましょう。
対 ボストン・セルティックス戦
MIA 129-121 BOS
Q1 28-28
Q2 34-28
Q3 31-23
Q4 36-42
FG% 59.3%
3P% 53.3%
FT% 77.3%
リバウンド 43
アシスト 25
ターンオーバー 14
大事な2連戦で連勝。
これでプレーイントーナメントの回避、プレーオフ出場が決定です!
試合は前戦からの激しさそのままにどちらも集中した入り。
そんな中ケンバがアデバヨと接触してプレーが止まります。
それほど激しく当たっているようには見えませんでしたがロッカーに。
シーズン終盤、体への負担はどの選手にもきているのでしょう。
ケンバ不在のセルティックスを序盤支えたのはフォーニエ。
前の試合の勢いそのままにヒートに襲いかかります。
対するヒートはアデバヨのシュートタッチが良好。
バンクショットも決め引き出しがまた増えた印象です。
どちらも大きなリードは許さない息詰まる展開。
セルティックスはケンバが戻りますがテイタムは不調。
不調といってもしっかり8得点する辺りはさすがですが、ヒートのエースのバトラーはそれを上回る11得点。
フリースローを5本も獲得し体を張ってチームを牽引します。
アリーザの得点が伸びていればもう少し優位にゲームも進んだのですがシュート3本はいずれも決まらず。
それでも途中出場のヒーロがゴール下に見事なカットを見せて期待が膨らみつつ同点で第1クォーター終了。
個人的にはこのクォーター試したデッドモンのコーナースリーが入り始めると強烈なパンチになるなと思いました。
第2クォーターに入るとヒートはアデバヨとヒーロ中心にオフェンスを展開。
しかし序盤はなかなか上手くいかず得点が伸びません。
対するセルティックスもテイタムがアデバヨとのマッチアップで攻めきれないなどお互いにクォーター開始直後こそ硬直状態に。
そこから徐々にヒートはヒーロなどシュートの調子が上昇。
ヒーロはこのクォーター両チームトップの13得点を叩き出し存在感を見せつけます。
そうなると負けじとセルティックスはフォーニエ、ケンバが得点を量産。
ケンバはヒーロに次ぐ12得点、外からも2/3。
序盤のコートから下がったのは何だったんだというような躍動感。
お互い負けられない一戦で接触プレーも増える中、何とスマートの手がバトラーの目に直撃。
バトラーは一時その場に倒れこんでしまいます。
プレー自体は続けることができたので大事ではないことはないでしょうか心配です。。
不安要素はありながらもヒートは6点リードで前半を終えます。
最後のアリーザのシュートはファール吹いてもらってもよかった気がしますが…。
後半が始まったところコート上にバトラーの姿はなし。
スポとも会話してどうやらロッカーに下がった模様。
代わりにスタートしたのはヒーロ。
そのヒーロが得点こそなかったものの5リバウンド、2アシスト、1スティールとバトラーの穴を埋める見事なパフォーマンスをこのクォーター見せてくれました。
アデバヨもドライブからの得点などアグレッシブさを保ちますが、セルティックスもこのまま引き下がらないと言わんばかりにオフェンスが好調。
じわじわと点差を縮められてしまいます。
ただ攻守に激しさを増すだけセルティックスはファールも増えていきます。
6分以上残してヒートにはボーナスが。
するとダンカンがボーナスでフリースローを荒稼ぎ。
このクォーターだけで6本のフリースローを獲得しそのうち5本を成功させると、スリーの2/3も含め13得点。
離されるわけにはいかないセルティックスはケンバが12得点と第2クォーターに続いて好調を保ち一進一退。
しかしクォーター後半、特にベンチメンバーが増え始めるとやはりセルティックスは徐々に失速。
そこをヒートも見逃さず結局14点差をつけて第4クォーターに突入します。
第4クォーターに入るとまずはドラギッチが連続スリー。
試合を通してのベンチメンバーのポイントはセルティックス20点に対しヒートは50点。
この差は大きかったですね。
お互い試合終盤に向かうに連れ激しさを増していく中、ヒートは外が好調。
ドラギッチ4/6、ヒーロ3/4とかなり自信を持って打っていた印象です。
8分以上残してヒートが20点差つけるシーンも。
バトラー不在でもヒート強い、セルティックスもそろそろ諦めて圧勝か、と思ったのもつかの間。
セルティックスは攻守に一層激しさを増し、一切諦める様子はなし。
ヒートと同じく外からの調子もよかったのもあります。
しかし何といってもこのクォーターシュートは6/6、第4クォーターだけで16得点をマークしたテイタムが止まらない。
気づけば点差は詰まり、フォーニエのスリーが決まって10点差に。
バトラー不在でどうすると思いましたがナンとドラギッチの得点で突き放します。
試合終盤までタイトな守備をずっと続けてくれたアリーザも得点こそフリースローの2得点だけでしたがチームを支えました。
テイタム中心に何とかチャンスを狙うセルティックスもヒートを捉えきれず。
最後はやはりファールゲームになりましたがしっかりと逃げ切りました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-12 08:30 ヒート VS セルティックス
https://nba.rakuten.co.jp/games/22001032
ピックアップ
バム・アデバヨ(34分)
22得点、7リバウンド、5アシスト、1スティール、3ブロック、フリースロー2/3(66.7%)、4ターンオーバー、4ファール、+8
タイラー・ヒーロ(34分)
24得点、11リバウンド、3アシスト、1スティール、0ブロック、スリーポイント4/7(57.1%)、3ターンオーバー、3ファール、+10
バトラー不在の中攻守にアデバヨが奮闘。
フリースローの少なさもシュートが決まったから吹かれなかった笛もあった気がするのでさほど気になりませんでした。
これくらいアデバヨがアグレッシブにリングの近くでボールを持つ時間が増えるといいですね。
プレーオフでもみせてほしい。
そして復帰後好調を保つヒーロもバトラー不在の穴をしっかり埋めました。
昨年のプレーオフでの活躍もそうですがビッグゲームに強いのは相変わらず。
昨季は初めてのプレーオフという選手も多かったヒート。
その若手たちがこの1年悔しさをバネにどれだけ成長してきたか。
楽しみですね。
ダンカンもシーズン終盤に向けシュートの精度も守備の良さもどんどんよくなっています。
ナンもオラディポがいなくなったマイナスを補う活躍を継続しています。
イグダラやアリーザといったメンターになる選手も身近にいることで相乗効果もあるのでしょう。
まだまだ伸びていく姿を見てたいです。
あと3試合
見事な連勝でプレーオフ進出を決めたヒート。
いやーよかった。
シーズン途中はドキドキさせられましたがまずは一安心。
あとはどこまで順位を上げられるか。
そしてコンディションを崩さずに終えられるか。
バトラーの状態も気になるところではあります。
残り試合は3試合。
シクサーズとの試合はプレーオフに向けた試金石になりそうです。
エンビードやシモンズが出てくるのでしょうか。
バックスは順位が決まっている状態でベンチメンバー中心とかだと都合がいいですね。。
果たして何位で終えることができるか。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.10#68)
大事な連戦
前の試合ではウルブズにしっかり勝ちきったヒート。
この前の対戦のときもそうできていたらもう少し順位争いも楽になっていたのですが。
しょうがないですね。
そしていよいよ次はセルティックスとの連戦。
しかもどちらもアウェーでの試合。
ここで勝てるかどうかがプレーインを回避できるかに直結します。
ヒートとしてはオラディポがいないことを除けばフルメンバー。
9人ローテも確立されてプレーオフモードです。
しっかり勝ってくれるでしょう。
それでは振り返っていきましょう。
対 ボストン・セルティックス戦
MIA 130-124 BOS
Q1 36-23
Q2 43-30
Q3 26-31
Q4 25-40
FG% 57.3%
3P% 45.7%
FT% 90.9%
リバウンド 35
アシスト 30
ターンオーバー 11
見事な勝利!
前半の大量リードは削られましたがこの勝利はでかい。
セルティックスはジェイレン・ブラウンが欠場。
どうやら今季は全休らしいです。
オールスターにも選ばれキャリアハイとも言えるシーズンを過ごしていたので残念でなりません。
チームの支柱を欠くセルティックス相手にヒートは試合開始から容赦なく得点を重ねていきます。
もちろんディフェンスもタイト。
アデバヨもしっかりとリングを見るアグレッシブなプレーをしていた印象です。
フリースローも早速4本獲得。
ガードの選手がゴール下に攻め込むとセルティックスもファールをせず集中したディフェンスを見せます。
しかし、中が厳しければとヒートは外から打ちまくりこのクォーター6/13。
アリーザが0/3だったことを除くとかなりの高確率で決めていきます。
結局第1クォーター早速13点のリードと幸先の良いスタート。
第2クォーターもヒートはヒーロはじめ外からが好調。
このクォーターも5/7とかなり高い確度でスリーを決め続けます。
第1クォーター決められなかったアリーザも外からの2/3含めこのクォーター15得点。
守備での貢献度も高いのに、良い仕事します。
前の試合ではドラギッチでしたがこの試合ではイグダラのミドルポストからローポストにかけてのプレイも見られました。
何となくハイポストからよりリングに近いところでの捌きが多くなってる気が。
セルティックスはテイタムにボールを集めて何とかしようとします。
ただヒートもしっかり対応し好きにさせず何とかテイタムの得点を一桁9点に抑え爆発させません。
気づけばリードは20点差に。
テイタムのいない時間帯やケンバがどうしても守備の穴になるセルティックスは厳しい展開。
ブラウンがこの辺り上手く埋めてたんだろうなと。
反対に選手も揃い強さを見せるヒートは26点までリードを広げ前半を終えます。
ちなみに前半の79得点はヒートの前半としては歴代2番目の得点だったようです。
第3クォーターに入るとヒートは少しスローダウン。
ファールが増え、オフェンスも前半ほどの決定力はなくなります。
するとセルティックスはヒートのダブルチームなどタイトな守備に苦しむテイタムの代わりにフォーニエがオフェンスを牽引。
スリーを3/5含め14得点と点差を縮める原動力に。
ヒートもダンカンの外やバトラーの得点で何とかつないでいきますが前半の勢いは見る影もなく。
アデバヨが2つのターンオーバーと3つのファールで無得点と精細を欠いたのも大きかったです。
この辺りの安定感はほしいところなのですが。。
ただセルティックスもやはりベンチメンバーのプレーする時間帯では迫力不足。
ヒートは21得点と大きなリードを保って第4クォーターに。
このまま楽勝かと思いきや、セルティックスもこのクォーター意地を見せます。
開始早々はイグダラ→ドラギッチ→デッドモンと美しいボールムーブでアリウープから始まるのですが、得点を重ねることができません。
対するセルティックスはテイタムがいない時間帯もケンバがドライブでヒートディフェンスをかき回します。
この辺りはヒートのガード陣ではなかなか対処が難しい。
オラディポがいれば…。
怒涛の追い上げを見せるセルティックスは残り8分以上残し11点差に。
ヒートもそのままやられる訳にはいかず攻守でバトラー中心に粘り強く戦います。
しかし、セルティックスの勢いは止まらず。
5分以上残したタイミングで遂に一桁差まで詰め寄られることに。
セルティックス恐るべし。
ただここでバトラーが10試合、15本ぶりらしいスリーを成功!
さすがの勝負強さを見せこのクォーター11得点とチームを鼓舞します。
前のクォーターは残念なパフォーマンスだったアデバヨも特にクォーター終盤積極的に。
第4クォーターはシュートを3/3、フリースローも3/4で9得点とバトラーに続く得点を重ねます。
5分切ってからは一進一退。
残り2分が過ぎたところでヒートは何とか二桁差をキープ。
それでもセルティックスはテイタム、ケンバのクラッチスリーで諦めません。
もちろんヒートもアデバヨのジャンプショットとバトラーがドライブからのトンプソンに体をぶつけながらシュートを決め対抗。
最後はファールゲームも見事にいなして勝利を収めました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-10 02:00 ヒート VS セルティックス
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000145
ピックアップ
ジミー・バトラー(39分)
26得点、8リバウンド、11アシスト、2スティール、0ブロック、フリースロー7/8(87.5%)、3ターンオーバー、3ファール、+10
ダンカン・ロビンソン(33分)
22得点、3リバウンド、1アシスト、1スティール、0ブロック、スリーポイント6/10(60.0%)、1ターンオーバー、1ファール、+4
いやーさすがのバトラー。
大事な一戦でしっかりとこのパフォーマンスができるのはさすが。
勝負どころで今季全然決まってなかったスリーも決めてみせるのも持ってますね。
この試合40分と長時間の出場になったのは気になるところですが、次戦も活躍が期待されます。
そしてこの試合大きな役割を果たしたのがダンカン。
特に前半は鬼のようにスリーポイントを決めていました。
セルティックスをあれだけ突き放せた大きな要因かと。
今日はファールも少なく良い守備でした。
アデバヨはシュートは5本だけでしたがその全てを成功させ、さらにはフリースローを11本獲得して20得点。
得点はもう少し取れた気はします。
それでもアデバヨがこれくらいアグレッシブだとリズムが大分良くなります。
続けてほしいですね。
アリーザも外こそ確率は上がらないながらも19得点。
ディフェンスだけでなく良い仕事をしてます。
あと4試合
大きな大きな1勝を上げたヒート。
これでセルティックスとのゲーム差は2に。
直接対決を制するのはやはり大きい。
次の試合もセルティックスと日本時間の5/12に対戦。
前半の試合展開を継続できれば勝てるはず。
あとはコンディションですね…。
残り試合は4試合。
セルティックス、シクサーズ、バックス、ピストンズと続いていきます。
シクサーズとバックスは順位が決まっている状態でベンチメンバー中心とかだと都合がいいのですが。。
果たして何位で終えることができるか。
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.8#67)
バトラー復帰
前の試合ではマブスに敗れてしまったヒート。
バトラー不在は大きかったですね。
次はウルブズとの一戦です。
この試合バトラーが復帰。
頼もしいですねー。
さらにはヒーロも帰ってきました。
いよいよプレーオフに向けて選手が揃ってきたところでしょうか。
オラディポについては何も情報が出てきていません。
ベンチにはいますが恐らく今季中の復帰は難しいのではと。
間に合っても連携面など不安もありますし残念ですね。。
それでは振り返っていきましょう。
対 ミネソタ・ティンバーウルブズ戦
MIA 121-112 MIN
Q1 28-32
Q2 31-22
Q3 30-24
Q4 32-34
FG% 50.6%
3P% 40.6%
FT% 74.1%
リバウンド 37
アシスト 27
ターンオーバー 14
ウルブズに見事勝利。
バトラー、ヒーロの復帰はやはり大きかった。
試合開始後はナンが立て続けにミドルレンジから得点を重ね、バトラーも早々にスティールを決めます。
バトラーはこのクォーターだけで3つのスティール。
コンディションに問題はなさそうです。
しかし厳し目の笛も相まってヒートも一気に流れを掴むには至らず。
精細を欠いたオフェンスを続ける中でウルブズに一時は10点以上のリードを許す展開に。
アデバヨが得点もなく2ファールでベンチに下がるとダンカンも2ファールで、更にはデッドモンも2ファールとヒートはファールトラブルに。
それでもウルブズはベンチメンバーになるとパフォーマンスが下がり、反対にヒートはドラギッチはじめ何ならスタートの選手を上回る活躍。
何とか4点ビハインドまで縮めて第1クォーターを終えます。
第2クォーターに入るとヒーロが躍動。
外からはこのクォーター4/4とパーフェクト。
打てば入るという状態で12得点とチームを牽引。
ドラギッチも9得点と続いたこともありヒートはクォーター開始早々に逆転。
この試合ではドラギッチがミドルポスト辺りで相手を背負ったポストプレーをしていたのも印象的でした。
今後のレパートリーのひとつなのかもしれません。
一気に引き離したいヒートですが5つのターンオーバーやダンカンの3つ目のファール献上と一筋縄ではいきません。
アデバヨが前半わずか1得点というのも痛かった。
それでもKATに3つ目のファールをつけて5点リードで前半を折り返します。
後半に入るとアデバヨも早々に3つ目のファールがついてしまいます。
シーズン終盤で激しさを増しているとはいえ増えが多いなという試合でした。
アデバヨのダンク失敗からバトラーがオフェンスリバウンドを獲得したシーンでもKATに笛が。
これでKATは4つ目。
ゴール下が手薄になったところでアデバヨも積極性を増しこのクォーター10得点。
いい流れに、というところでダンカンにも4つ目のファール。
更にはウルブズはディアンジェロ・ラッセルが2つ目のテクニカルで退場。
何となく審判が主役っぽくなったのは少し残念でした。
エース二人がコートに出られないウルブズは新人王候補エドワーズに委ねることしかできません。
しかしエドワーズも外からの精度は試合を通して脅威いうレベルではなく、ヒートのダブルチームで冷静さを欠くプレーでターンオーバーをしてしまうと粗さを露呈。
ヒートはリードを11点に広げて最終クォーターに突入します。
第4クォーターもヒーロのシュートが落ちません。
このクォーターも11得点とチームを引っ張ります。
ついていきたいウルブズは9分以上残したタイミングでKATが5つ目のファールをしてしまいます。
しかしここはベンチに下げず。
さすがにリスクがあっても出続けるしかないと。
ヒートも思うように得点は伸ばせずじわじわと点差を縮められます。
この試合はアリーザの得点が伸びず、イグダラも足を痛そうにしていて嫌な空気が。
バトラーのスティールからのダンクもエドワーズがチェイスしてブロック。
ウルブズも意地を見せます。
しかし今日はヒートのベンチメンバーが勝負どころでも活躍。
ドラギッチが連続スリー、それにヒーロも続いて一気に点差を離します。
最後はウルブズもファールゲームを仕掛けますがヒートも冷静に対処。
バトラーがウルブズ(特にKAT?)にトラッシュトークを仕掛けて相手選手とダブルテクニカルをもらうシーンもありましたが、しっかりと逃げ切りに成功しました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-08 09:00 ティンバーウルブズ VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22001005
ピックアップ
ジミー・バトラー(36分)
25得点、8リバウンド、6アシスト、5スティール、0ブロック、フリースロー11/14(78.6%)、3ターンオーバー、1ファール、+3
タイラー・ヒーロ(29分)
27得点、3リバウンド、4アシスト、0スティール、0ブロック、スリーポイント6/8(75.0%)、0ターンオーバー、2ファール、+21
バトラーはさすがの活躍でした。
攻撃でももちろん守備でも5スティール。
フリースローも14本獲得と体を張っていました。
あとはプレーオフが終わるまでコンディションを保てるかですね。
そしてヒーロも復帰初戦で大爆発。
得点と+/-でゲームハイと躍動しました。
この様子を見ると復帰前はかなり痛んでいたのかなと。
ベンチポイントに悩んでいたのもこれで解決でしょうか。
この日はドラギッチも23得点とベンチからヒートのオフェンスを牽引。
ヒーロと合わせて50点。
ベンチポイントで57-19とウルブズを大きく突き放すことができました。
アデバヨのリバウンドとフリースローの獲得が少なかったり、ナンの外が0/6と安定感を欠いたり、ダンカンがファールトラブルもあって17分の出場に留まったりと、決してどの選手もしっかりとしたパフォーマンスだったとは言えないのも事実かと。
ナンやアデバヨは最近出場時間も伸びていましたし、どこかで休ませたいところではありますが、いかんせん順位争いが熾烈ですからね。。
あと5試合
ウルブズに勝利して連敗を阻止したヒート。
恐らくこのメンバーでプレーオフも戦っていくことになるかと。
怪我だけは気をつけてほしい。
そして次はいよいよ6位か7位かというプレーインに出るか出ないかを争っているセルティックスとアウェーで連戦。
ここで連勝すればほぼ6位以上は確定でしょう。
ニックスとホークスの試合結果によって一気に4位という可能性も。
まずは一戦目が日本時間の月曜日5/10、午前2時からなので起きた頃には結果が出てることに。
めちゃくちゃ大事な試合になりますね。
残り試合は5試合。
セルティックス×2、シクサーズ、バックス、ピストンズと続いていきます。
バックスとピストンズの試合はまだ日付しか出ていないのですが、日本語検索で出てくる方で見るとシクサーズ戦から14、15、16日というあり得ない日程に。。
英語のサイトでは日本時間にすると14、16、17日に見えるので大丈夫だとは思うのですが。
果たして何位で終えることができるか。
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.5#66)
勝ちたいけれど…
前の試合でホーネッツに勝利し3連勝中のヒート。
ホームに戻りマブスを迎えます。
強敵ですが連勝を伸ばしたいところ。
しかし、ヒートはこの試合バトラーが欠場。
これは痛すぎる。
バトラーがいるかいないかで雲泥の差が出る今季のヒート。
分が悪いですね。。
こうなってくるとアデバヨがどれだけオフェンスでチームを牽引できるか。
バトラー不在であれば30点近くは期待したいところです。
やってくれるか…。
それでは振り返っていきましょう。
対 ダラス・マーベリックス戦
MIA 113-127 DAL
Q1 39-30
Q2 15-33
Q3 23-35
Q4 36-29
FG% 46.4%
3P% 43.9%
FT% 81.0%
リバウンド 39
アシスト 30
ターンオーバー 12
マブスに惨敗。
バトラー不在は大きすぎました。
バトラーの代わりにスタメンとなったのはイグダラ。
スターティングラインナップを変更するパターンできました。
試合開始からドンチッチについたのはアリーザ。
これは守備での貢献期待だな、と思っていたのですがまさかのオフェンスで大爆発。
3連続スリーから始まり怒涛の勢いで得点を重ねていきます。
ステップバックでドンチッチを置き去りにしてのスリーも決めてこのクォーター何と16得点。
ヒートは他の選手もスリーが絶好調でこのクォーターチーム全体でも8/9。
破竹の勢いで得点を重ねていきます。
対するマブスもミドルレンジを中心に高確率でシュートを決め何とかついてくる形。
それでもヒートはこのクォーター9点ものリードを奪って第2クォーターに臨みます。
するとその第2クォーター悲劇が。
あれほど決まっていた外のシュートがピタリと止まってこのクォーター1/11。
第1クォーターが嘘のように確率を落としてしまいます。
アデバヨも得点がほしいところでフリースローを2本とも外すなど精細を欠き、このクォーター8分以上してわずか2得点。
ヒートのオフェンスは一気にリズムを崩してみるみる点差が縮んでいきます。
何とかディフェンスでしのぎたいところですがこの試合絶好調だったハーダウェイJr.が3/4と高確率で外から決めるなどマブスを牽引。
御存知の通り父親はヒートで活躍した選手でコートにジャージが掲げられているティム・ハーダウェイ。
子供のときよくコートで遊んでいたらしいですが、そんなコートで躍動していましたね。
マブスを止められず、バトラーが不在で攻め手も欠くヒートは早くも手詰まり感が。
9点リードで始まったはずが9点ビハインドで前半を終えることに。
それでもまだ9点差。
後半に望みを託したいところで早々にアリーザがファールトラブル。
このクォーターわずか4分のプレーでベンチに下がります。
点差もじわじわと広げられていくことに。
それでもヒートもドンチッチからターンオーバーを奪ったり、ダンカンがフォーポイントプレーを決めたりと勢いはないまでも何とか粘りを見せます。
クォーター序盤10点以上広げられる時間もありましたが、中盤には何とか4点差まで詰めて希望が。
しかし、そこからなかなか逆転に至るまでのエナジーを見せられず。
すると終盤攻撃でまたもや手詰まり感が。
ヒートがモタモタとオフェンスをしている間に点差は21点にまで広げられて第3クォーターを終えます。
マブス相手にここまで点差が広がるとヒートもエナジーがどんどんと少なくなっていきます。
アデバヨはこのクォーターでもフリースローを外していました。
テーピングもしていますし何かコンディションが悪いんでしょうか。
だとしてももっとリングに向かってアクションをしてほしかったなとは思いますが。。
ドラギッチもいつもなら決めているであろうレイアップをミスするなどチーム全体がどこか集中力のない様子。
ディフェンスではこの試合通してフルコートゾーンをよく仕掛け、第2クォーター辺りではバイオレーションを獲得するなど有効に見えたシーンも。
ただマブスもしっかりボールをつなぎハーダウェイJr.の外がこの試合スリーポイント10/18はじめチーム全体で45%を超える高確率で外から決めるなど対応。
ハーダウェイJr.は結局この試合36得点の大活躍。
ヒートファンとしては複雑な気持ちになりますね。笑
クォーターの半分を過ぎた頃には主力はベンチへ。
第1クォーターの勢いからは想像できない敗戦となりました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-05 09:00 マーベリックス VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000986
ピックアップ
バム・アデバヨ(30分)
11得点、9リバウンド、11アシスト、2スティール、0ブロック、フリースロー3/6(50.0%)、3ターンオーバー、1ファール、-22
アンドレ・イグダラ(22分)
0得点、0リバウンド、2アシスト、1スティール、0ブロック、スリーポイント0/1(0.0%)、0ターンオーバー、0ファール、-9
アデバヨはトリプルダブル級の活躍ではありましたが得点は物足りず。
バトラーがいない状況でこの得点では勝つのは難しい。
シュートの本数もわずかに10本。
確かに序盤強引にいってターンオーバーというのもありましたが、倍くらいターンオーバーをしていいから多少強気でももっとシュートを打ってほしかったです。
次のステージ、MVP争いやオールNBAチームに入るのを狙うのであれば必須かと。
バトラーの代わりにスタメンとなったイグダラは22分のプレーで得点なし。
なかなか攻守に渡ってバトラーの代役をとはなりません。
個人的にはベンチメンバーのローテーションは崩さず、スタメンに別の選手を入れるという方が良い気はするのですがどうなんでしょうか。
この日はバトラー不在ということでオクパラが20分のプレー。
オープンスリーをがっつり外すなどオフェンスではイマイチでしたが、守備ではしっかり役割を果たしていたかと。
+/-もチームハイの+11でしたしプレーオフに向けて居場所が見つけられるか。
そしてある意味懲罰的に出場時間が限られていた印象のビンセントもこの日は12分プレー。
試合がほぼ決まっていた状況とはいえスリーポイント4/5を含む14得点。
アピールには成功していたのではないかと。
次戦からのローテーションも見逃せません。
あと6試合
マブスに敗れてしまったヒート。
連勝もストップです。
プレーオフに向けて少しでも順位を上げたいところでしたが、バトラー不在では…。
次戦は日本時間5/8のウルブズ戦。
前回は手痛い敗戦を喫した相手なので今回は勝ちたい。
バトラーも復帰してくれるでしょうしやってくれるでしょう。
残り試合は6試合。
ウルブズ、セルティックス×2、シクサーズ、バックス、ピストンズと続いていきます。
果たして何位で終えることができるか。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.3#65)
突き放したい
前の試合ではキャブスに完勝したヒート。
シーズン終盤、連勝を伸ばしたいところ。
次はアウェーでホーネッツに挑みます。
ホーネッツはまさにプレーオフに向けてヒートの後ろについているチーム。
ゲーム差を縮めるためにもちろん勝ちにきます。
新人王候補筆頭のラメロも復帰していますし、油断はできません。
とはいえヒートとしてはできるだけ早く点差を広げて次のマブス戦に備えたい。
ヒーロの復帰がいつになるかも分かりませんし、チームの状況が上がっている今これ以上の離脱者だけは避けないといけません。
理想は高くなってきますね。。
それでは振り返っていきましょう。
対 シャーロット・ホーネッツ戦
MIA 121-111 CHA
Q1 35-32
Q2 30-26
Q3 35-22
Q4 21-31
FG% 51.1%
3P% 28.9%
FT% 74.1%
リバウンド 42
アシスト 30
ターンオーバー 11
ホーネッツに点差以上の完勝。
主力の出場時間も抑えつつしっかりと勝利を収めました。
試合開始からアデバヨが積極的に攻撃をしかけます。
序盤こそターンオーバーもありましたがこのクォーター8得点とチームを牽引。
ヒートはダンカンやナンの外からはなかなか決まりませんがアリーザのカットだったりとインサイドを上手く攻めながら得点を重ねていきます。
ホーネッツはやはりラメロに華がありますねー。
お互い点の取り合いの形になります。
最後はドラギッチが残り時間が少ないところでスリーポイントプレーを決めて3点リードで第1クォーターを終えます。
第2クォーターに入ってもお互い外からの確率は上がらず。
ペイント中心の攻撃が繰り広げられます。
ラメロが個人技で突破する場面もありましたがヒートもそう簡単にドライブを許しません。
オフェンスでのヒートはフィジカルに攻めていきます。
ファールが取られないタイミングもありつつ、バトラー中心にゴリゴリと体を張ってリングにアタックしていきます。
ホーネッツもターンオーバーしかけてもギリギリボールを奪われず、この辺りは運がいいのか若さゆえの運動量の豊富さか、粘り強くついてきます。
ヒートも外の確率が上がってくれば突き放せるところで決めきれず、ダンカンもスリーファールでベンチへ。
途中バトラーのダンクをブロックされたと思ったらそのボールがそのままリングに吸い込まれるシーンも。
ヒートの運も上がってきます。笑
クォーターエンドにはドラギッチが時間を残しすぎてスリーを放ちミス、ラメロがタッチダウンパスを出して相手に得点を許します。
賛否は分かれそうなプレーでした。
後半立ち上がりホーネッツが点差を詰めてきます。
しかしヒートも落ち着いて対応。
お互いアグレッシブな攻撃をしつつ一進一退の展開が続きます。
そんな中ヒートの連続スリーから徐々に点差が広がることに。
アリーザがラメロの足を踏んでヒヤッとする場面もありましたが大きな怪我ではなくよかった。
バトラーもドライブからスリーポイントプレーとなるダイナミックなダンクも。(フリースロは外す)
ホーネッツの得点も止まり始めヒートがクォーター終盤一気にリードを広げます。
デッドモンもゴール下でこの日も躍動していましたねー。
いるだけで相手の選手が攻めづらそうでしたし、リバウンドでも存在感たっぷり。
頼もしい。
ヒートは一気に20点差をつけて最終クォーターに。
第4クォーターでは点差がついていたこともあり少しずつホーネッツが雑に。
この辺りの集中力のなさは若いチームだな、と感じました。
ストゥールースの外こそ0/4ときませんが、ナンは2/3。
8得点と主力を温存するヒートの中でスコアラーとして着実に得点を伸ばしていきます。
ラメロのスリーポイントもエアボールになるなどホーネッツは点差を縮めるチャンスがありません。
ジワジワと時間を使うヒートはバトラーがベンチでくつろぐ姿も。
結局この日もバトラー、ダンカンは第4クォーター温存。
アリーザも6分ほどのプレーに制限することができてよかった。
次の試合に備えて良い展開で試合を運ぶことができました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-03 09:00 ヒート VS ホーネッツ
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000969
ピックアップ
ドウェイン・デッドモン(13分)
14得点、8リバウンド、0アシスト、1スティール、0ブロック、フリースロー5/6(83.3%)、2ターンオーバー、4ファール、+8
マックス・ストゥールース(20分)
7得点、3リバウンド、2アシスト、1スティール、0ブロック、スリーポイント1/6(16.7%)、0ターンオーバー、3ファール、-2
デッドモンはこの日もエナジー全開。
出場時間こそ短いですがその中での存在感は抜群。
逆にいうとこのくらいのプレータイムだからこその活躍なのかもしれませんが。
アリーザにせよデッドモンにせよ良い補強でしたねー。
ストゥールースはこの日も20分のチャンス。
しかし外が決められませんでした。
思い切りの良さはいいですが、どちらかというとオールマイティーさに魅力を感じているところもあるので次戦以降チャンスがあったときにどういうプレーの選択をするか。
ヒーロが復帰した後も考えると目が離せません。
この試合ではバトラーとアデバヨがトリプルダブルも狙えるくらいのパフォーマンス。
プレータイムがもう少しあればというところでしたが。
ドラギッチも18得点と調子が上がってきているのか。
これはシーズン終盤期待したい。
あと7試合
これで3連勝のヒート。
ようやくエンジン全開でしょうか…!
あとはコンディションだけが心配です。
そして次の試合は日本時間の5/5のマブス戦。
ポルジンギス欠場とはいえドンチッチがいるだけで怖いチーム。
ただそんなに調子が上がっているとも感じない。
勝ちたいですねー。
残り試合は7試合。
マブス、ウルブズ、セルティックス×2、シクサーズ、バックス、ピストンズと続いていきます。
果たして何位で終えることができるか。
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.5.2#64)
取りこぼしだけは
前の試合ではスパーズに何とか逃げ切ったヒート。
次の試合は敵地に乗り込んでのキャブス。
取りこぼしだけは絶対に避けないといけません。
ヒートは今の所東の7位。
このままではプレーインに出なければいけないことに。
他のチームのスケジュールも睨みつつ、負けが許されない戦いが続きます。
そんな状況ですがこの試合もヒーロが欠場。
長引いていますね。
今回の遠征には帯同していないようですがどのタイミングで復帰ができるか。。
それでは振り返っていきましょう。
対 クリーブランド・キャバリアーズ戦
MIA 124-107 CLE
Q1 29-36
Q2 38-24
Q3 32-26
Q4 25-21
FG% 54.0%
3P% 50.0%
FT% 80.0%
リバウンド 37
アシスト 30
ターンオーバー 8
キャブスに完勝。
取りこぼしをしっかり避けることができました。
ヒートは試合開始こそアリーザのスティールからの速攻と守備で見せ場を作ります。
しかし、このクォーターはキャブスの外が好調。
7/9とほとんど入っていた印象でした。
ヒートも序盤こそ点の取り合いについていきます。
ただクォーター終盤になると徐々に失速。
オープンのシュートも外してしまうなどキャブスにリードを許す展開に。
ベンチから出場のドラギッチが得点を重ねて何とかついていきますが、36得点もキャブスに許してしまい7点ビハインドで第2クォーターに進みます。
すると第2クォーターに入りヒートはゾーンディフェンスをフルコートで仕掛けてキャブスの足を止めることに成功。
ナンが好調で連続のスリーポイントを決めるなどこのクォーター10得点。
キャブスの得点が止まったこともありヒートは早い時間で追いつきます。
そしてナンだけでなくこの日ベンチから出場時間を得たストゥールースが躍動。
なんとこのクォーターだけで12得点。
外からのシュートだけでなく切り込んでスリーポイントを獲得したりとイケイケでした。
デッドモンもオフェンスリバウンドから得点を決めこの日はベンチメンバーの活躍が目立つシーンが多かったです。
ヒートは7点のリードを奪い後半に進みます。
後半に入ってもヒートのディフェンスは好調。
開始から立て続けにターンオーバーを獲得。
この試合ではヒートのターンオーバーが8に対してキャブスは18。
ターンオーバーからの得点に至ってはヒートが2点しか許さなかったのに対し、キャブスは24失点。
この差は大きかったですね。
オフェンスでもダンカンがNBA史上最速での500本のスリーポイント成功となる1本を含めこのクォーターだけで4本のスリーを成功させ14得点。
バトラーも前半フィールドゴールの成功がなかったのですがこのクォーターは4本成功させ10得点と得点が伸び始めます。
キャブスも外からのオフェンスを中心に粘り試合を諦めません。
それでもヒートはじわじわとリードを広げ13点差で最終クォーターに突入します。
第4クォーターでは開始直後こそアデバヨのインサイドが決まらないなど点が伸びません。
しかし、継続したディフェンスでキャブスにチャンスを与えず。
すると徐々にアデバヨも得点が伸び始め、ナンと二人でこのクォーター7点ずつとオフェンスを引っ張ります。
点差を縮めさせなかったことでヒートは主力の温存ができました。
このクォーター結局バトラー、アリーザ、ダンカンはプレーせず。
ストゥールースは第4クォーター12分出っぱなしに。
キャブスは終盤まで主力を出場させ粘ろうとしますがヒートも寄せ付けず。
最後は2分切ったところでイグダラがスリーを決めて20点差となり勝負あり。
ヒートもベンチメンバーに交代して勝利を手にしました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-05-02 09:00 ヒート VS キャバリアーズ
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000960
ピックアップ
バム・アデバヨ(33分)
13得点、10リバウンド、6アシスト、4スティール、0ブロック、フリースロー1/2(50.0%)、0ターンオーバー、2ファール、+23
マックス・ストゥールース(25分)
17得点、4リバウンド、2アシスト、2スティール、0ブロック、スリーポイント3/9(33.3%)、0ターンオーバー、1ファール、+22
アデバヨは得点こそ13と伸びませんでしたが積極的にインサイドをアタックしていた印象でした。
プレーしているエリアも満遍なく、選択肢が多い分相手もやりづらいだろうなと。
もう少しうまくフリースローを獲得できたらもっと得点も伸びたはずなのでその辺りはバトラーから学んでもらえたらと。
それでも+/-がゲームハイというのが頷ける活躍でした。
そしてこの日ベンチからチャンスを得て活躍を見せたストゥールース。
外からだけでなくオールマイティーなプレーでチームに貢献しました。
最後の勝負が決まってベンチメンバーばかりになってからスリーポイントを乱れ打ちして確率こそ下げましたが、それまでは外からも高確率で決めていました。
ストゥールースがベンチからこのパフォーマンスを毎回してくれたらとても良い。
もしかしたらプレーオフに向けてラッキーボーイ的な存在になってくるかもしれません。
ヒーロが復帰するまでの間、ローテーションの一枠はオクパラ、ビンセント、ビエリツァも含めて競争中です。
ビンセントが守備で一歩リードしていた印象でしたが、この前のシュートセレクトの悪さで信頼を失っているようにも感じます。
今日のような活躍を続けてストゥールースがその座を確たるものにするのか。
目が離せません。
あと8試合
しっかりとキャブス相手に勝利したヒート。
さすがに順位争いをしているシーズン終盤で取りこぼすわけにはいきません。
プレータイムも抑えつつしっかりと勝てたかと。
次の試合はバックトゥバックでホーネッツと。
ホーネッツは8位につけていてヒートとの差は2.5ゲーム差。
ラメロも復帰してプレーオフに向けて激しい戦いを挑んでくるでしょう。
ヒートも負けられません。
残り試合は8試合。
ホーネッツ、マブス、ウルブズ、セルティックス×2、シクサーズ、バックス、ピストンズと続いていきます。
シクサーズとバックスは順位が決まっていることを期待したいですね…。
マブズ、セルティックスとの連戦を勝ちきることができると大きい。。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.4.29#63)
シーズンも佳境
前の試合はブルズにまさかの敗戦を喫したヒート。
けが人が出ているとはいえ厳しい。
シーズンも佳境の中取りこぼしは避けないと。
そんなヒートが次に戦うのはスパーズ。
少し前に完勝した相手とはいえ油断できません。
残り10試合のレギュラーシーズンを少しでもいい形で終えるためにも必勝です。
前戦欠場のナンとイグダラがこの試合は復帰。
スタートのガードが帰ってきたのは大きい。
ヒーロがまだ欠場、MRIを撮ったという話があるのは少し心配ですが。。
それでは振り返っていきましょう。
対 サンアントニオ・スパーズ戦
MIA 116-111 SAS
Q1 31-20
Q2 24-34
Q3 27-20
Q4 34-37
FG% 50.6%
3P% 36.0%
FT% 87.5%
リバウンド 48
アシスト 26
ターンオーバー 12
スパーズ相手に何とか逃げ切り。
前の試合のように完勝とはいえませんが大切な一勝です。
ヒートはダンカンもスタートということで体調は大丈夫そう。
最初のスリーも決めていましたし一安心です。
ナンもシュートタッチがよく得点を重ねていきます。
対するスパーズはヒートの固いディフェンスに外からシュートを放ちますが確率は上がらず。
守備ではバトラーのスティールやアリーザのテイクチャージなどプレッシャーを与え続け、攻撃でも同じくバトラーが積極的に攻めてペースをあげていくなどヒートはリードを広げていきます。
第2クォーターに入るとヒートはビンセントを投入。
ゾーンディフェンスを仕掛けていきますが第2クォーターではスパーズもそれなりの確率で外を決めてきます。
オフェンスではアデバヨがゴール近くでプレーできている時間帯が多かったのは好印象です。
立て続けにオフェンスファールの笛を吹かれてヒヤッとしましたが2つ目はチャレンジ成功で逆にフリースローを獲得。
アデバヨの3つ目になるところを相手センターのヤコブが3つ目となったのは大きかった。
このクォーターでアデバヨは8分プレーしてフィールドゴールが5/5。
この活躍が毎試合、毎クォーター見たいですね。
他の選手の確率が低かったのでもっと攻めても良かった気がします。
一気にヒートが突き放す展開かと期待したのですが、スパーズのオフェンスも好調に。
特にロニー・ウォーカーが良かった。
マイアミ大学出身の選手で昨季までは特徴的な髪型でお馴染みでしたが、その髪型も幼少期の精神的な苦痛に対処するためのものだったと告白。
今は乗り越えたということで髪型を変えプレー時間、スタッツもかなり伸ばしてきています。
ヒートの選手ではないですが今後応援したい選手の一人です。
いい選手だなーと余裕をかまして見ていると気づけばヒートは逆転を許していました。
デッドモンがゴール下で攻守に活躍したこともあり、ドラギッチのブザービータースリーで何とか1点リードを保ち後半に進みます。
後半に入るとナンが再び調子を戻してきます。
しかしゴール下での得点チャンスを活かしきれずにヒートはリードを広げることができません。
逆に再びリードを許してしまう展開に。
このクォーターはアデバヨが6分出て放ったシュートがわずかに1つで得点はなし。
この辺りの攻撃での継続性が出てくるといいのですが。。
ヒートも守備はよくスパーズがそれほど得点を伸ばせなかったのでリードはそれほど許さず。
さらにはデッドモンが出場するとヒートにエナジーを与えます。
オフェンスリバウンド、スクリーナーとして攻撃でも存在感たっぷり。
ヒートが逆転をする原動力になる活躍。
大きなランを決めてヒートはリードを8点に広げて最終クォーターへ。
第4クォーター立ち上がりスパーズは外からの攻勢で一気に点差を縮めてきます。
ヒートは開始2分も経たず早々にタイムアウト。
何とかスパーズの流れを止めます。
するとその日のNo.1プレーに選ばれたアデバヨのヤコブ越しダンクが炸裂するなどヒートも勢いが出てくるプレーが出てきます。
そこからは一進一退の攻防。
ヒートはバトラー、スパーズはデローザンと両エースを中心にオフェンス。
ディフェンスではお互いゾーンを仕掛け合うなど見応えのある時間が続きます。
終盤にはうまくファールをもらえず点差を縮められるシーンも。
それでもアデバヨがスリーポイントプレーを決めたり勝負どころで詰めさせきらずに何とか逃げ切り。
そのプレーにつながったアリーザのオフェンスリバウンドへの絡みが良かった。
アリーザにせよ、イグダラにせよ良いベテランがチームを支えています。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-04-29 09:00 スパーズ VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000938
ピックアップ
バム・アデバヨ(32分)
21得点、11リバウンド、2アシスト、1スティール、0ブロック、フリースロー7/8(87.5%)、2ターンオーバー、4ファール、-6
ドウェイン・デッドモン(15分)
18得点、9リバウンド、0アシスト、0スティール、1ブロック、フリースロー4/5(80.0%)、2ターンオーバー、4ファール、+11
アデバヨはこの試合も20得点超え。
上でも書いた第3クォーターでのパフォーマンスでしたり、第1クォーターもフリースローの2得点だけなどまだまだ物足りない面も。
試合を通して相手のリングに脅威を与え続けられる存在になってほしい。
そうなるとまたアシストだったり周りを活かすプレーもやりやすくなってくるはずです。
そしてデッドモン。
15分の出場でこの活躍、ヒートにどれだけマッチしてるんだと。笑
プレーでの存在感でもそうですが、プレー後のリアクションなどでもエナジーがバシバシと伝わってきます。
気の早いファンは21番を永久欠番にというようなコラ画像を作っている人も。笑
言いたいことは分かるくらい心を鷲掴みにしてきてます。
この日はドラギッチがベンチから出場で18得点、7アシストと重要な役割を果たしました。
ディフェンスのときはワンオンワンを仕掛けられると厳しい場面もあるように感じましたが、それでも攻撃ではまだまだ活躍が見られます。
個人的にはアデバヨとよりデッドモンとプレーしているときの方が攻守で合っているような印象。
スタートよりはベンチから試合をコントロールしてくれた方がいいのかなと思いました。
あと9試合
スパーズに何とか勝利したヒート。
シーズンも残り9試合。
まだまだ何が起こるか分かりませんね。
次の試合も日本時間5/2のキャブス戦ということで勝たないといけない相手です。
連敗中な上ケビン・ラブの波紋を呼んでいるインバウンドプレーもあってチームの空気感は悪そうですし、絶対負けられない。
勝ち続けて上のチームが落ちてくるのを待つしかないです。
そして何と言っても怪我ですね。
ベテランも多く、もし誰か欠けるとなるとかなりの痛手となります。
調整は難しいですがやるしかないです。。
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