高地での戦い
前の試合ではサンズに敗れてしまったヒート。
西の強豪にレビュラーシーズンで勝つには少し分が悪いですね。
想定内かと。
次の相手もカンファレンス上位につけるナゲッツ。
マレーがACLの怪我で今季、下手すると来季もほとんど欠場になりそうではありますが、チーム力としては依然チャンピオンリングを狙える立場。
しかも相手ホームということで標高の高いアリーナでの試合。
バックトゥバックできついですよねー。
ヒートの選手たちもタフな選手が多いとはいえさすがに疲れが見えています。
ベテランの選手も多いですし、ここからシーズン終盤までコンディションも大事です。
とはいえ安心できる順位でもないのが難しいところです。
それでは振り返っていきましょう。
対 デンバー・ナゲッツ戦
MIA 106-123 DEN
Q1 31-26
Q2 18-34
Q3 30-36
Q4 27-27
FG% 49.4%
3P% 40.6%
FT% 83.3%
リバウンド 30
アシスト 29
ターンオーバー 8
2戦続けて第2クォーターで失速。
全体的にやはり疲労感、重さが目立ちました。
ヒートはスタメンは変わらず。
この日はアデバヨが序盤から積極的に攻撃をしかけます。
前の試合を反映したのでしょうか。
ディフェンスの良さも変わらずでスティールを立て続けに奪います。
ナゲッツはこのクォーターだけで6つのターンオーバー。
珍しいなと。
しかしナゲッツもヨキッチを中心にポーターJrやゴードンが得点を重ねます。
ホントはもう少し大きなリードを奪いたかったのですが、結局このクォーターは5点リードで終えます。
そして第2クォーター、ヒートの外の確率が落ち始めます。
それとは逆にナゲッツはベンチメンバー中心に外が決まり始めてしまいます。
第1クォーター積極的だったアデバヨもシュートが入らなくなり、このクォーター6本シュートを打って決められたのは1本だけ。
この辺りの安定感がないのは気になります。
ディフェンスでもナゲッツのボールムーブになかなかヒートはついていけません。
しまいにはゴール下のイージーに見えるレイアップもヒートは連続で外すシーンも。
標高の影響ですかねー。。
アリーザのブザービート3ptが決まって何とか11点ビハインドとしますが、このクォーターほぼダブルスコア。
第3クォーター開始からロビンソンが連続スリーを決めて追い上げムードに。
しかしこの日はナゲッツのオフェンスをヒートは止められません。
ディフェンスが上手くいってもリバウンドが取れないという嫌な流れ。
ドラギッチ欠場で久しぶりに出番を得たストゥールースが外を決めるなど、勢いが出そうな場面も多々あったのですがこの日はどうしてもナゲッツが止まらず。
バトラー、アデバヨもエンジンが入るどころかどこか散漫に見えるプレーが。
するとこのクォーターでは逆に終了間際にスリーポイントを決められて17点ビハインドに。
厳しい。
第4クォーターもストゥールースと同じく時間を得たビンセントがスリーポイントを決めたりとオフェンスは何とかつないでいきます。
それでも点差を縮めていくほどのエナジーが今日のヒートには見られません。
ゾーンディフェンスを繰り出して何とかナゲッツの勢いを殺そうとしますがかわされ、何とか引っ掛けてもリフレクションが拾えなかったとどうも流れがありません。
高地だからですかね。
ファイナルでナゲッツと当たらないことを願わずにはいられません。
結局第4クォーター半分ほど過ぎたところで点差が縮まらず、主力はベンチへ。
ここからベンチメンバーの得点が伸びたのを差し引くとベンチポイントはナゲッツが倍くらい取っていたイメージです。
収穫といえばデッドモンがデビューしたことくらいでしょうか。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-04-15 11:00 ヒート VS ナゲッツ
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000838
ピックアップ
バム・アデバヨ(30分)
21得点、6リバウンド、2アシスト、2スティール、2ブロック、フリースロー7/8(87.5%)、6ターンオーバー、1ファール、-13
ドウェイン・デッドモン(6分)
3得点、5リバウンド、1アシスト、0スティール、2ブロック、スリーポイント0/2(0.0%)、0ターンオーバー、1ファール、1
アデバヨは20得点超え。
少なくとも攻撃でのアグレッシブさは見せてくれたかと。
ただ精彩には欠いて確率は43.8%とポジションにしては高くなく、ターンオーバーを6つも献上。
これじゃ厳しい。
この日ヒートでのデビューとなったデッドモンは試合が決まっていた時間でのプレーとはいえ6分で5リバウンド、2ブロック。
さすがに外からはエアボールもあったりしましたが、ゴール下にいるときの存在感は眼を見張るものがありました。
リバウンド争いでサイズの優位性があるっていうのは凄いですね。
当たり前ですが。笑
ヒートはこの試合最長のプレータイムもアデバヨの30分。
この辺りはコンディションも大いに考慮してなのかもしれません。
そのチャンスを活かしてビンセントとストゥールースは二人とも2/4と外からのシュートを決め、揃ってベンチメンバーハイの8得点。
それはそれで改めて書くと寂しい数字なのですね。。
特にヒーロは2/10とフィールドゴールが決められず。
ドラギッチ不在でヒーロがこれだとそりゃベンチポイントは伸びません。
ビエリツァはこの試合出場なし。
ちょっとプニプニに見えますし、フィジカルの仕上がりの問題を疑いたくなりますが何でしょう。
勝負の4戦目
連敗となったヒート。
ただこれはある程度想定できました。
問題は勝負の今回のロードトリップ最後の4戦目です。
日本時間4/17、相手はウルブズ。
ウェスタン・カンファレンスでロケッツとバチバチの最下位争いをしているチーム。
ここは勝って何とか2-2にしたい。
とはいえウルブズもKATはもちろん新人王候補のアンソニー・エドワーズもいますし、ディフアンジェロ・ラッセルも復帰しました。
油断してると足元すくわれかねません。
バトラーはウルブズと色々ありましたし絶対やってくれるでしょう。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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