20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.2.16#27)
連敗阻止へ
西の首位を走る好調なチームに完敗をしてしまいました。
そして次の試合はこちらも強豪のロサンゼルス・クリッパーズ。
ロードでの厳しい連戦が続きます。
しかし、ヒートにも朗報が。
クリッパーズはどうやらカワイ・レナードとポール・ジョージのトップ2選手が欠場。
さらにはパトリック・ベバリーも出場しないよう。
これはかなり有利です。
前回も同じようなシュチュエーションで負けましたが、その時はヒートもジミー・バトラーなどが復帰できていませんでした。
全員揃っているわけではないにせよ今回は負けられません。
前半戦を何とか勝率5割で折り返すためにも連敗は絶対に阻止したい。
それでは振り返っていきましょう。
対 ロサンゼルス・クリッパーズ戦
MIA 118-125 LAC
Q1 35-33
Q2 27-34
Q3 29-25
Q4 27-33
FG% 50.5%
3P% 22.2%
FT% 81.8%
アシスト 27
リバウンド 39
ターンオーバー 8
ダブルエース不在のクリッパーズに敗戦。
めちゃくちゃ3pt決められましたね。。
この試合クリッパーズは15/32(46.9%)と高確率で外のシュートを沈めてきました。
ここまでシーズン40%を超えている上、外からよく決められるヒートのディフェンスが合わさるとやはりこうなるのか…。
第1クォーターはヒートもオフェンスが好調でリードします。
しかし、第2クォター先に息切れをしたのはヒート。
外をよく決めてくるクリッパーズに対してゾーンもさほど有効に機能せず。
ヒートもさすがに選手のレベルが下がっているクリッパーズのロスターに対して得点を重ねていき、第3クォーター終了時点では1点ビハインド。
第4クォーターも残り7分くらいまではワンポゼッションの差で試合終盤にもつれていきます。
相手はエース不在、対するヒートはオールスターのバトラーとアデバヨが揃い踏み。
ここから一気に試合を決めるのかと期待したのですが。。
逆にクリッパーズの連続3ptから始まり相手のオフェンスを止めきれず。
残り5分になる頃には点差は9点に。
結局そこから差を縮めることができずに敗れてしまいました。
終盤に得点のためにダンカン・ロビンソンとタイラー・ヒロが二人とも出ているとやはりディフェンスで狙われてしまう…。
難しいですね。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-02-16 12:00 ヒート VS クリッパーズ
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000425
ピックアップ
ジミー・バトラー(37分)
30得点、10リバウンド、10アシスト、2スティール、0ブロック、1ターンオーバー
バム・アデバヨ(35分)
27得点、12リバウンド、7アシスト、1スティール、2ブロック、3ターンオーバー
オールスターの二人は圧巻の活躍。
逆にいうとこれだけの活躍をしても勝てないのは昨季と大きく異なります。
むしろ昨シーズンは二人がトリプルダブル級の活躍をしなくても出場選手ほとんどが2桁得点をして勝利、という試合も多かった印象があります。
しかし、この試合はヒーロが27得点をあげ、あとはロビンソンが13得点で他の選手は一桁の得点。
何となくオフェンスの選択肢が減っている気がします。
3ptもケンドリック・ナンとケリー・オリニクがともに0/4。
不安定なんですよね。。
そうであればせめて例えばオリニクはリバウンドで体を張ってアデバヨの負担を少しでも減らすとしてほしいのですが…。
ここ数試合不甲斐ないパフォーマンスが続いていたプレシャス・アチウワはこの日久しぶりに10分以上の出場で8得点。
試合途中、恐らくバトラーだったと思うのですがペイント付近でボールを持ってリングを見ないアチウワに対して「いけ!」と怒鳴り声が。
結局そこからリングに向き直りドリブルからのフェイダウェイを見事に決めていました。
何かのキッカケになればいいなと思うシーンでした。
さて
主力を欠くクリッパーズに勝ちきれなかったヒート。
負けたくない試合を落として連敗となってしまいました。
これで11ー16、前半戦を勝率5割で終えるにはもう負けられない状況です。
厳しいですねー。
スタッツ的に見ると今日はバトラーとアデバヨがトリプルダブル級の活躍をしましたがこのところ二人に負担がかかり過ぎている気がします。
攻守ともにおんぶにだっこ状態。
オフェンスはいいとして、せめてディフェンス特にリバウンドでこの二人にかわって体を張れる選手が出てきてほしい。
素晴らしいプレーで目立ちませんがアデバヨは身長206cmくらいしかありません。
個人的にはPFで起用してもいいと思っているくらいです。
この試合でもクリッパーズのイビツァ・ズバッツに22得点を許し、終盤は消耗しているなという印象を受けざるを得ませんでした。
マイヤーズ・レナードも今季プレーできない状況となった今、アデバヨの負担を少しでも減らせるビッグマンがほしいですね。
リムプロテクターがいるとガードの選手たちももう少しハードに3ptを防ぎにいける気もするのですが…。
今ならアンドレ・ドラモンドとかでしょうか。
条件が良ければ取ってもいいと思うのですが、どうでしょう。
トレードレッドラインまでの動きを気にしつつ、まずは次の試合。
日本時間2/18に挑むのはゴールデンステイト・ウォリアーズ。
ケビン・デュラントの移籍、クレイ・トンプソンの怪我で数年前の圧倒的なチーム力はありません。
それでもエースのステフィン・カリーを中心に勝率5割を超えてきています。
簡単には勝てないでしょうが負けるわけにもいきません。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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