20-21マイアミ・ヒートのプレシーズンを終えて
プレシーズンを終えて
短いオフを終えてプレシーズンに臨んだマイアミ・ヒート。
日本時間の12/19に2戦目のトロント・ラプターズ戦を終えてロスターも決定。
シーズン開幕に備えます。
プレシーズンではジミー・バトラーが2試合とも欠場。
コンディションを優先ということでしょう。
あのファイナルを考えると納得です。
他のベテラン勢はゴラン・ドラギッチ、アンドレ・イグダラなど元気な姿が見られてよかったです。
もちろん若手も躍動していました。
昨年活躍した選手をはじめ、新戦力、特にロスター争いをしていた選手たちは少ないチャンスを活かそうと必死でした。
その中でも特に印象に残った3選手を紹介したいと思います。
印象に残った選手
KZ・オクパラ
ヒートファンで今季のこの選手に注目している方は多いかと。
昨年のドラフトでタイラー・ヒーロとともに32位で指名されていた主にフォワードを務めるプレイヤー。
1999年4月生まれ、大学はなんとスタンフォード!笑
203.2cm、97.5kgと細身ながらウイングスパンは217.8cmで潜在能力の高さを感じさせる選手です。
怪我の影響もあり昨季はGリーグで主にプレーしていました。
2年目の今季は飛躍が期待されています。
1試合目こそイマイチな印象でしたが、2試合目は活躍。
34分出場し24得点、5リバウンド、3ptは6/10で決めて実力の高さを見せました。
表情も時間を経るごとに自信に溢れていき、胸が熱くなりました。
開幕スタメンも考えられます。
プレシャス・アチウワ
以前もご紹介した今年のドラフト選手。
プレシーズン初戦からプレー時間を獲得。
その試合こそ固さも感じましたが、次戦では自分の持ち味をしっかり発揮して13得点、15リバウンドのダブルダブル。
リバウンドに執着を見せてほしいなと思ったところ、すぐに改善されていたのは素晴らしい。
伸び代もたっぷりで色んな選手になる可能性を秘めています。
個人的には現代版のベン・ウォーレスの様な選手になりそうな気がしています。
マックス・ストゥールース
このプレシーズンの掘り出し物といえばこの選手!
素晴らしい活躍を見せて2way契約を獲得、開幕ロスター入りを果たしました。
最初の方は誰だ?という感じでしたが、初戦から積極的にアウトサイドシュートを打ちまくり。
2試合目ではそのシュートが決まる決まる。
終わってみたら3ptが6/8、2試合通しても9/19。
ヒートらしいハッスルも見せてくれたのも好印象です。
身長195.6cmと小柄ではありますがフォワードもできる身体の強さがあるようです。
昨季のダンカン・ロビンソンのようにライジングスターになってほしい。
まずはGリーグで頭角を表して本契約を勝ち取ることが目標でしょうか。
シーズン開幕へ
プレシーズンはわずか2試合でしたが新しい若手の躍進も著しいヒート。
ホントに素晴らしいスカウト、育成のシステムを持っています。
ヒートカルチャーの中でどんどん成長していってほしいですね。
ヒートのシーズン開幕は日本時間12/24(木)のオーランド・マジック戦。
待ちきれません。
どんなシーズンになるか楽しみです。
開幕に向けて日本人選手も頑張っています。
八村は結膜炎でこのところ休んでいますがスタメンの座は今季も高い確率でキープできそう。
そして渡邊!
エグジビット10契約でトロント・ラプターズの開幕ロスターを争っていました。
そんな中素晴らしいパフォーマンスを見せて滑り込みでロスター入りする可能性が高いという状況に。
恐らく2wayになりそうですが、見事にチャンスを掴むことになりそうです。
ディフェンスの遂行力、トランジションの速さ、そして外からのシュートもしっかり決めていました。
そのプレーぶりは名将のニック・ナースHCも高評価。
試合を見ましたがNBAでも戦えることを十分に証明していたかと。
開幕してからも競争に勝って実力を見せつけてほしいですね!
何はともあれ、いよいよシーズン開幕です、
楽しみに待ちましょう!
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