nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.9.9プレーオフCSF#5)

勝負を決めるか

前の試合ではミルウォーキー・バックスの意地の奮闘の前に敗戦を喫したマイアミ・ヒート

切り替えて第5戦目に臨みます。

 

前の試合ではヤニス・アデトクンボが10分そこそこのプレーで怪我をしてしまい退場。

それもあってか若干ヒートはエナジーが足りなかった印象。

選手たち自身もそのようなコメントを残していましたね。

この試合では違うところを見せてくれるでしょう。

 

対するバックスは敗退を逃れるためにギリギリの戦いになります。

そのような状況で前戦怪我をしたヤニスはこの試合欠場。

重要な試合でこれは痛い。

クリス・ミドルトンが中心になりますが、他の選手たちの奮闘も期待されます。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ミルウォーキー・バックス

 

MIA 103-94 MIL

Q1 19-28

Q2 33-18

Q3 21-19

Q4 30-29

 

FG% 47.9%

3P% 35.5%

FT% 91.7%

アシスト 21

リバウンド 48

ティール 6

ブロック 7

ターンオーバー 21

 

ヤニス不在のバックス相手に力の差を見せて勝利。

見事カンファレンス・ファイナルへの出場を決めました!

やりました!!

 

第1クォーターは前の試合を少し引きずったのかヒートは上手くいかず。

ターンオーバーや守備の乱れが目立ちました。

 

しかし、第2クォーターから巻き返し。

持ち前の固い守備で勢いをつけ一気に逆転をします。

最終的にはそのままリードを守りきっての勝利となりました。

 

この試合ターンオーバーが21とかなり多くなってしまいました。

バックスの守備もかなりの圧力でしたが、ヒートのイージーミスも多発。

カンファレンス・ファイナルに向けての課題ですね。

それでも勝ちきれるのはヒートの守備力に基づく底力です。

 

あとは3Pのアテンプト数。

前の試合では40本以上打てていました。

しかしこの試合では31本。

ヤニス不在でバックスの守備も少し外に重きをおいていたとはいえ、もっと打ちたかった。

これも課題かと。

 

バックスは何とか勝利をするために奮闘します。

しかし、終わってみればFGは36.3%、3Pに至っては27.3%。

分かりやすく得点力が足りず。

これでは勝てません。

 

個人のスタッツは以下の通り。 

活躍!

ジミー・バトラー(37分)

17得点、FG4/6(40.0%)、FT8/8(100.0%)、10リバウンド、6アシスト、1スティール、0ブロック、5ターンオーバー

 

ゴラン・ドラギッチ(33分)

17得点、FG7/15(46.7%)、4リバウンド、2アシスト、3ポイント2/5(40.0%)、3ターンオーバー  

 

タイラー・ヒロ(36分)

14得点、FG5/10(50.0%)、8リバウンド、6アシスト、3ポイント3/7(42.9%)、1スティール、1ブロック、3ターンオーバー

 

ジェイ・クラウダー(32分)

16得点、FG4/9(44.4%)、6リバウンド、1アシスト、3ポイント4/9(44.4%)、1スティール、1ブロック、0ターンオーバー

 

普通

バム・アデバヨ(30分)

13得点、FG4/9(44.4%)、6リバウンド、2アシスト、0スティール、0ブロック、5ターンオーバー

 

ケリー・オリニク(17分)

12得点、FG4/7(57.1%)、6リバウンド、1アシスト、2ブロック、3ターンオーバー

 

アンドレ・イグダラ(17分)

6得点、FG3/7(42.9%)、5リバウンド、2アシスト、1スティール、2ブロック、1ターンオーバー

 

ケンドリック・ナン(21分)

6得点、FG3/7(42.9%)、2リバウンド、1アシスト、3ポイント0/1(0.0%)、1スティール、1ブロック、0ターンオーバー

 

イマイチ

ダンカン・ロビンソン(13分)

2得点、FG1/3(33.3%)、1リバウンド、0アシスト、3ポイント0/2(0.0%)、1ターンオーバー

  

ターンオーバーが多かったのですが、何だかんだでバトラーがダブルダブル。

鮮烈なイメージはありませんでした。

しかし、勝利のためのインパクトという意味ではかなり大きかったです。

 

ドラギッチもベテランらしい安定した活躍。

第2クォーターでテクニカルを吹かれたのもチームに良い緊張感を生んだかと。

わざとじゃないかな、と少し思っています。

 

その他の選手含めて二桁得点はチーム全体で6人。

相変わらずの全員バスケスタイルを見せつけました。

 

特に印象的なのはヒロ。

新人と感じさせないほど堂々とプレーしています。

相手を殺すつもりでコートに入っているとのこと。笑

プレーオフクラッチタイムで決めた3Pがここまでで8。

これは今世紀のルーキーで最多らしいです。

本当にハートが強く、今日もクラッチタイムで守備が上手くいかずベンツに下げられた際には悔しさをあらわに。

2000年代生まれのヒロ。

まさに次世代のヒーローとして期待せずにはいられません。

 

ここまで調子が心配だったナンは少し復調の兆しが見えたような気がします。

タッチもキレも戻りつつあるかと。

 

対してダンカンは微妙。

前の試合で6/12と復調の兆しを見せ12/32の37.5%まで数字をあげました。

しかし、この試合では0/2。

なかなかいい形でシュートを打たせてもらえず。

更には守備でバックスに狙われてしまい出場時間も伸ばせず。

ここの壁を超えてほしい…!

 

そうでしょう

貫禄の勝利をおさめたヒート。

ヤニスがいないことも考えると、そうでしょうという感じです。

 

いたとしてもそれはそれで対策しやすいというのもシリーズ序盤で示してます。

バックスはレギュラーシーズンであれだけ勝ってこの結果。

ヤニスのヒート入りも現実味が帯びてきましたかね。

 

ヒートのカンファレンス・ファイナル進出は2014年以来。

3キングス時代ですね。懐かしい。

バトラーもカンファレンス・ファイナルは初めてとのこと。

苦労してここまで辿り着いたことを考えると感慨深いです。

このまま一気に頂点まで登ってほしいです。

 

次の試合はトロント・ラプターズボストン・セルティックスの結果次第。

最短でも…土曜日でしょうか。

個人的にはレビュラーシーズン中の様子も含めるとセルティックスの方がやりづらくなりそうかなと思っています。

ただ今の調子だと勝ち上がってくるのはセルティックス。

仮にラプターズが上がってきても追い込まれてからの連勝になるので勢いがある。

どっちも嫌ですね。

 

まぁどちらが来てもヒートなら跳ね返してくれるはず。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!