マイアミ・ヒート観戦記(2020.2.8#51)
トレード後初戦!
前の試合のロサンゼルス・クリッパーズ戦で敗戦したのを含め、トップのチームに力負けする試合が増えてきたマイアミ・ヒート。
現状を打破すべく、パット・ライリー率いるフロント陣はメンフィス・グリズリーズとのトレードを敢行しました。
in
アンドレ・イグダラ
ジェイ・クラウダー
ソロモン・ヒル
out
ジャスティス・ウィンズロウ
ジェームズ・ジョンソン
(その後再トレード)
ディオン・ウェイターズ
(多分放出)
前の記事でイグダラについては触れましたが、全体像はこうなりました。
優勝を狙いつつ、2021年のヤニス・アデトクンボ獲得を狙いつつ、コンディションが整わない選手を放出できた良いトレードだったのでは。
この試合で早速出場するかは分かりませんが、ここからプレーオフに向けてチームがどう向上するか。
このメンバーだとディフェンスがかなり厚くできる時間を作れそう。
ダークホースになりうるチームを作ろうとしている印象です。
今後を占う一戦、と思っていたのですがどうやらジミー・バトラーが前の試合の影響で欠場。
新しい方向性がどうなるか考えるのはもう少し先になりそうです。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 サクラメント・キングス戦
MIA 97-105 SAC
Q1 28-30
Q2 22-22
Q3 26-31
Q4 21-22
怪我やトレードの影響でメンバーが揃わなかったヒートはキングスに敗戦。
大型連勝の夢が…。笑
ターンオーバーを20個もしてたら勝てないのは当たり前。
この試合は日頃ない組み合わせが多かったのでしょうがないと言えばそれまでですが。
それを補うほど3ポイントも入りませんでした。
感覚的にはもっと大差つけられても違和感ないくらいです。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
バム・アデバヨ(36分)
26得点、7リバウンド、3アシスト、0スティール、2ブロック、5ターンオーバー
ダンカン・ロビンソン(41分)
18得点、5リバウンド、6アシスト、3ポイント6/9(66.7%)、4ターンオーバー
ケンドリック・ナン(33分)
16得点、6リバウンド、3アシスト
普通
デリック・ジョーンズJr.(29分)
9得点、6リバウンド、0アシスト、1スティール
KZ・オクパラ(21分)
7得点、4リバウンド、1アシスト、2スティール、1ブロック
ゴラン・ドラギッチ(28分)
14得点、4リバウンド、3アシスト、3スティール、7ターンオーバー
イマイチ
ゲーブ・ビンセント(20分)
3得点、2リバウンド、2アシスト、3ポイント1/6(16.7%)
クリス・シルヴァ(9分)
2得点、2リバウンド、1アシスト、1ブロック
ケリー・オリニク(18分)
2得点、6リバウンド、2アシスト、1ターンオーバー
アデバヨはこれくらいが普通になってきました。
むしろこのメンバーならもっとシュート打ってよかったかと。
ドラギッチのターンオーバーが多かったのが残念。
こういう試合こそしっかりコントロールしてほしかったです。
ビンセントは前の試合ほどシュートが決まらず。
他の若手と同じく試合に出るだけ課題が見つかると思います。
それを改善してまた次の試合に臨んでほしいです。
ここから
キングス相手に敗戦したことで連敗となりました。
しかし、今日の出場メンバーを見ると勝てたらラッキーくらいな感じ。
ここからバトラーだったり怪我人が戻って、トレード組が加わって、どうなるか。
オールスター明けくらいからが本番でしょうかね。
オクパラやビンセントも長いプレータイムで見つかった課題を元に成長すれば層の厚さは更に増します。
チーム作りがどうなるかも考えていて面白い。
あとレギュラーシーズンを何位でフィニッシュするかもチラチラ意識してしまう時期になってきました。
プレーオフの1回戦どこと当たるのを狙うか。
ますます目が離せません。
次の試合は10日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦。
楽しみに待ちましょう。