マイアミ・ヒート観戦記(2020.1.29#47)
ホーム5連戦の最終戦
28日の試合ではオーランド・マジックに圧勝したマイアミ・ヒート。
バック・トゥ・バックの2戦目はボストン・セルティックス戦です。
何となく目立ってはいないのですがしっかりとイースタン・カンファレンスの上位に食い込んでいます。
ミスが少なく、守備が良いイメージです。
ヒートも前回の対戦では93得点に抑えられ敗戦しています。
こじ開けて勝利を掴みたいところ。
セルティックスはジェイソン・テイタムなど怪我人が出ているので付け入るスキはありそう。
ただヒートも未だにジャスティス・ウィンズロウは欠場が続いています。
早く帰ってきてほしいのですが…。
ケンドリック・ナンもアキレス腱を炒めて引き続き欠場。
ディオン・ウェイターズがプレー時間を得ることになりそうです。
前の試合トリプルダブルを決めたバム・アデバヨがディフェンス巧者のセルティックスにどこまでやれるかも注目です。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 ボストン・セルティックス戦
MIA 101-109 BOS
さすがに連戦でセルティックス相手に思うような試合はできず。
連勝はできませんでした。
いい流れで入りたかった試合開始直後にランを決められたときには何故そうなるのかと…。
結局第1クォーター36失点。
8点差をつけられ結果としてその点差で負けることに。
第2クォーターはセルティックスをわずか17得点に抑え込みますが、ヒートも20得点。
リードを奪う時間もあり、チャンスは何度もあったと思います。
ただそこで勝負強さを見せられませんでした。
フィールドゴールが37.1%、3Pが24.3%と前日の試合と打って変わって確率が上がらず
アシスト、リバウンドでもセルティックスを下回り、敗れてしまうのも納得の内容でした。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
ジミー・バトラー(36分)
20得点、6リバウンド、2アシスト、3スティール、3ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(30分)
23得点、2リバウンド、4アシスト、2スティール、2ターンオーバー
バム・アデバヨ(33分)
16得点、10リバウンド、1アシスト、1スティール、1ブロック、2ターンオーバー
普通
ディオン・ウェイターズ(18分)
11得点、5リバウンド、0アシスト
ダンカン・ロビンソン(38分)
12得点、5リバウンド、2アシスト、0ターンオーバー
デリック・ジョーンズJr.(22分)
10得点、4リバウンド、1アシスト、1スティール
イマイチ
タイラー・ヒロ(28分)
6得点、5リバウンド、2アシスト、1スティール、1ブロック
クリス・シルヴァ(10分)
1得点、5リバウンド、0アシスト、3スティール
マイヤーズ・レナード(11分)
2得点、2リバウンド、0アシスト
ジェームズ・ジョンソン(11分)
0得点、1リバウンド、3アシスト
アデバヨはダブルダブルです。
ただこのくらいの数字ではすでに物足りない。
全体としてシュートの確率は悪かったですが、この試合ではヒロの確率が低かったのが特にブレーキになりました。
ケリー・オリニクが出てなかったのは何でしょうね…。
相手がスモールラインナップということもあったのかもしれませんが。
ラマーカス・オルドリッジが30日の試合に出てなかったのも含めて勘ぐってしまいます。
セルティックスはケンバ・ウォーカーこそ
16得点でしたが、ゴードン・ヘイワードが29得点にジェイレン・ブラウンが26得点。
怪我人がいようとやっぱり強いなと感じさせられました。
厳しい
このところ上位のチームに力負けしているなと感じる試合が増えてきています。
昨シーズンまでNBAでのプレー自体が少なかった選手もヒートは多いです。
そうなると後半にむけて疲労感も敵になってきます。
見る限り線の細い選手も多く、NBAでシーズンを通し、さらにはプレーオフまでコンディションを保てる選手がどれだけいるか。
うーん、と首をかしげたくはなります。
そうなると、今年勝ちに行くならトレードすることになるかと。
どう動くか。
トレードのデッドラインは2月7日です。
ヒートの次戦は2日にオーランド・マジックと。
ここ10試合で勝率5割と落ち込むなか、敵地とはなりますが勝ちたい。
きっとやってくれるはず。
楽しみに待ちましょう!