今週のNBAトピック(2019.10.28−2019.11.3)
今週のNBAトピック
先月23日に開幕したNBAも1週間が経過し、どんどんと盛り上がってきました。
10月28日から11月2日のNBAで自分が気になったトピックを振り返りたいと思います。
八村の活躍とNBAの洗礼
開幕から5試合を終えて15.2得点、6.0リバウンド、31.0分の出場と、ルーキーとして十分なスタッツを記録しています。
チームの状況もありますがウィザーズの中では完全に主力扱いです。
10月末時点のルーキー内では得点平均18.0は3位、リバウンド平均7.0は1位。
このままだと完全にルーキー1stチーム選ばれること間違いなしな数字です。
ただ、11月3日の試合では4得点、2リバウンド。
ここまでも被ブロック数が多かったりとバッチリ洗礼も浴びています。
これからの成長が楽しみです。
マイアミ・ヒート好調!
一番好きなマイアミ・ヒート、開幕からここまで4−1と好調です!
最初の数試合は終盤おぼつかない感じもありました。
しかしジミー・バトラーが帰ってきてからはそれもなくなり、これは強いぞと。
元々規律を重視するチームということもあり今のところバトラーもバッチリ馴染んでいるようです。
数字に現れている以上に守備が固い印象で、得点を奪われたシュートも簡単には打たせない意志を感じます。
オフェンスもルーキーコンビの勢いが凄いです。
ドラフト13位指名のタイラー・ヒロは期待通りの活躍。
ここまで平均得点は16.4。思い切りの良いプレーも多くチームにエナジーを吹き込んでいます。
そして今年の新人の中でも一番の驚きだったのはケンドリック・ナン。
サマーリーグで活躍し、我らのドウェイン・ウェイドもお気に入りの24歳。
オールドルーキーと言っても良い年齢ですが、ケビン・デュラント以来の開幕5試合での100点超え。
ドラフト外、昨季は下部リーグでプレーした後に解雇された選手が旋風を巻き起こしています。
平均22.4得点は新人の中ではトップの数字。ヒートでもスコアリングリーダーです。
ザイオン・ウィリアムソンがケガをしている今、新人王の筆頭候補に躍り出ています。
ちなみにこの2人の記録した開幕5試合での得点194を越えているルーキーコンビは過去に1組だけ。
ウィルト・チェンバレンとジョー・ルキリック。レジェンドです。
チームの状況も良い今シーズン。楽しみでしかないです。
ジェームズ・ハーデン早速爆発
ジャパンゲームでも来日していたジェームズ・ハーデンが早くも爆発しています。
開幕からの得点平均は36.6。アシスト8.6。
シュートの確率自体は上がってきてないのですが、とにかくフリースローの獲得数が多いです。
ここまでの平均16.2は2位のアンソニー・デイビスの11.2より5本ほど多くなっています。
しかも確率は95%超え。賛否両論あると思いますがそりゃ得点は伸びますよね。
特に10月31日に行われたウィザーズとの試合では59得点。
開幕早々60得点に迫る大爆発でした。
今シーズンは果たして何点取るんでしょうか。
そしてそのうち何点がフリースローによるものでしょうか。。笑
目が離せません。
ウォリアーズ早くも苦境に
昨季ウエスタンカンファレンスのチャンピオンとなったゴールデンステイト・ウォリアーズ、今年は早くもピンチです。
元々絶対的スコアラーのケビン・デュラントや、アンドレ・イグダラとショーン・リビングストンのベテラン2人が退団し戦力自体低下していました。
そこにきてエースのステフィン・カリーが左手の骨折に始まり、オールスター選手ドレイモンド・グリーンやディアンジェロ・ラッセルもケガ。
昨季のプレーオフでケガをしたクレイ・トンプソンなども含めてスタメンはほぼ総入れ替えとなってしまっています。
成績もここまで1−4と1勝するのがやっと。
せっかくアリーナを移転したのに幸先の悪いスタートとなってしまいました。
レイカーズが凄い
大量の若手やドラフト権と引き換えにアンソニー・デイビスを獲得したレブロン・ジェームズ率いるロサンゼルス・レイカーズ。
このトレードを懐疑的にとらえていたファンも多かったと思うのですが、ここまでの4−1という成績、そしてその中身はその疑いを晴らすに値したのではないでしょうか。
ADはここまで平均で29.2得点、11.6リバウンド、2.8ブロックと流石の働き。
10月30日の試合では40得点、20リバウンドを第3クォーターまでで記録してしまうなど、圧倒的存在感です。
レブロンも26.4得点、7.4リバウンド、10.8アシストと衰え知らずのスタッツを残しています。
直近の試合では39得点上げてのトリプルダブルという数字だけでなく自陣ゴール下でスティールしてそのままドリブルしてダンクまで持っていくなど、思わず声が出てしまうようなプレーを沢山していました。
それに加えて経験豊富なダニー・グリーンや、今季心を入れ替え献身的なプレーでチームに欠かせない存在となっているドワイト・ハワード、ADとのトレードから守り切ったカイル・クズマなど、脇を支える選手も見応えがあります。
個人的には今年のNBAチャンピオン最有力かと。
ないと言われるかもしれませんが、今年のNBAファイナルはヒートとレイカーズと予想しておきます。笑
ジョエル・エンビードとカール・アンソニー・タウンズのケンカ
別の記事でも少し触れたのですが、2人が派手な乱闘を繰り広げました。
元々リーグ屈指のゴール下のプレイヤー同士なので試合中もバチバチやっていたのですが、接触プレー(かなり軽微な)をきっかけに乱闘に。
その後のSNSでのやりとりもあり、2試合の出場停止という処分が下されました。
上の記事でも紹介したとても簡略にしたやり取りはこんな感じです。
エ「猫が噛み付いてきた!こっちはライオンに囲まれて育ってんだよ。そんなんだから誰かさんに(昨シーズンまでエンビードとプレイして、その前はタウンズとプレイしてたけど喧嘩したジミー・バトラーのこと)ガキ扱いされるんだ。」
タ「ライオンに育てられたって奴がいるが、何だこの無様な泣き顔は。(エンビードが試合に負けて泣いてる画像をアップ)」
エ「(タウンズのアップした画像にリプライ)これはプレイオフの準決勝で負けたときのやつだな。で、お前プレーオフでそこまで勝ったことあるっけ?勝ってない?じゃーお前には分かんないよな。笑」
タ「(黙ってエンビードのリプライを削除)」
エ「タフな振りして無理すんなよ。大口叩くのはプレイオフで勝ってからにしろよ。」
バ「(エンビードに対し)巻き込んでくれてありがとな。爆笑」
どうやら軍配はエンビードに上がったようです。笑
我らのジミー・バトラーも巻き込まれてました。
最近はあまり乱闘とかなかった気がするのですが、たまにあると「おっ」となりますね。
子供の悪いお手本にならないように注意してもらいたいところです。
NBA芸人放送される
凄く良い構成でした。が、やはり1時間では足りない!
シャキール・オニールの紹介があったのは良かったのですが、コービーは…!?
そもそもウェイドは…!?
少なくともデリク・ローズの件ではシカゴ・ブルズでのMVPチャントにも触れて欲しかった。。
次はゴールデンでお願いしたいところです!
来週のNBAは
つらつらと書いていたら思ったより長くなってしまいました。
来週もNBAの試合は続きます。
ヒートは好調を維持できるのか、特にルーキーコンビはこのままのプレーをNBAの猛者たちに許してもらえるのか。
厳しいチーム状況の中で八村はどんなプレーをして、どう成長していくのか。
強豪ひしめくウエスタンカンファレンスで上位をキープするチームは?
その他にも見どころが沢山ありすぎます。
選手が入れ替わったチームが多いので例年よりしっかりプレーして勝ちに行くチームが多いなという印象です。
まだシーズン始まったばかりですが、面白いシーズンになる予感しかしません。
それではまた1週間NBAを楽しみましょう。