トレバー・アリーザとマイヤーズ・レナードのトレードについて
トレード成立
ヒートにも今季最初のトレードの話が!
オクラホマシティ・サンダーとの間で日本時間の3/18にトレードが成立。
サンダーからはベテランフォワードのトレバー・アリーザを獲得。
対してヒートが放出したのはマイヤーズ・レナードと2027年のドラフト2巡目指名権。
レナードは最近ゲーム中の発言で問題に、謹慎中の身となっていました。
それ以前から怪我で今季は欠場が決まっていたのでヒートとしては今季プレーオフを戦う戦力補充できたのは良かったのではと。
それではトレバー・アリーザについてもう少し詳しく書いていきたいと思います。
トレバー・アリーザとは
トレバー・アリーザは16年目の大ベテラン。
今季はサンダーに加入していましたが若手中心のチームということもあってか出場はここまでありませんでした。
イグダラと同じでヒートは2年連続出場のない選手を獲得したことになります。
マイアミ出身で大学はUCLA、2004のドラフト全体43位と決して高くはない指名順位ではありましたが、守備力の高さでエースストッパーとして頭角を現しジャーニーマンとして10チーム以上を渡り歩いてきました。
2009年にはレイカーズでNBAチャンピオンリング獲得にも貢献。
めちゃくちゃ確率が良いわけではないですが3&Dの選手といえるかと。
通算出場試合は1000試合を超え、得点は二桁超えの平均10.8。
スティールも1.49と素晴らしい数字を残しています。
キャリアの終盤ではありますが経験と実力を備え、何よりヒートカルチャーに馴染みそうなハードでタフなプレースタイルのベテランが加入したことはチームにとって間違いなくプラスになると思います。
楽しみ
アリーザは日本時間の18日に加入が発表され早速20日の試合で6分ほど出場。
背番号はレナードがつけていた0をそのまま使っていましたね。
今季プレーがなかったということもありオフェンスではイマイチな部分もありました。
しかしディフェンスは短い時間でも年齢を感じさせぬ存在感が。
ここから先が楽しみです。
個人的には身長だったりのサイズ感やポジション的なことも考え、オクパラやアチウワ、シルヴァの良いメンターになってくれるといいなとも感じています。
プレーオフに向けても、将来のことを考えても良い補強になったという印象です。
ヒートは移籍するレナードについても声明を発表。
昨年のプレーオフでの主にプレー以外での貢献への感謝、そして差別的な発言に対して学習をしっかりして自分の発言について理解をしっかりしてほしいこと、新天地での幸運を祈る旨伝えました。
個人的にも凄く好きなキャラクターの持ち主だと思いますし、先の差別的な発言についてはとても残念ではありましたが、今後新しい環境で活躍をしてほしいなと思います。
それでは。
20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.3.20#42)
シュートは入るのか
前の試合では壊滅的なオフェンスでグリズリーズ相手に勝利を逃したヒート。
1試合だけの遠征からホームに戻りペイサーズと対戦です。
連敗は避けたいところです。
プレーオフではヒートがスイープしました。
しかし、ペイサーズも同じようにやられるようなことはしないでしょう。
そんなに調子がよくない相手とはいえ油断できません。
特にヒートは前の試合でも3ptの確率が23.5%とこのところ外からのシュートの安定感が欠けています。
シューター陣には活躍を期待したいです。
そしてこの試合からトレードで加入したトレバー・アリーザがベンチに。
どんな貢献をしてくれるでしょうか。
それでは振り返っていきましょう。
対 インディアナ・ペイサーズ戦
MIA 110-137 IND
Q1 30-32
Q2 28-36
Q3 24-31
Q4 28-38
FG% 44.6%
3P% 26.5%
FT% 95.0%
リバウンド 36
アシスト 22
ターンオーバー 11
またもや外からのシュートが入らず。
しかもこの試合ではディフェンスが酷い有様で連敗となりました。
序盤こそヒートも順調に得点を重ねてペイサーズに着いていきます。
しかし、特に第2クォーターのセカンドユニットになった辺りからディフェンスの雲行きが怪しくなってきます。
ヒートは相手のピックアンドロールに対して積極的にダブルチームにいこうとしますがこれがとても中途半端に。
結局オープンな選手が発生してペイサーズはそれを着実に決めていきます。
最終的にペイサーズは20/36(55.6%)とかなりの高確率で3ptを決めまくりました。
それに対してヒートは9/34(26.5%)と半分以下しか決められず。
単純にここで30得点以上差をつけられたことがそのまま試合の点差につながってしまった形に。
後半に入ってもペイサーズの勢いは止められず。
この日はバトラーもどこか元気がなかった様子で途中膝に手をついているシーンも。
足首の怪我の影響が残っていなければいいのですが…。
それでも第4クォーター8分を切ったところで連続3ptが決まって12点差まで何とか詰め寄りヒートにまだいけると流れが見え始めます。
しかし、そこでオクパラが3ptファール。
これはオクパラも良いディフェンスをしての結果ですし、笛もなかなか厳しいなとは感じましたが、感情的になったオクパラはテクニカルをもらってしまいます。
これで4点プレーに。
点差が16点に開いてしまった以上に追い上げムードに水を差す形になったのが痛かった。
結局ヒートはそのまま良いところがなく、最後の数分はベンチメンバーで戦う惨敗となりました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-03-20 09:00 ペイサーズ VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000632
ピックアップ
ケリー・オリニク(31分)
7得点、6リバウンド、0アシスト、2スティール、1ブロック、3ポイント1/7(14.3%)、1ターンオーバー
ダンカン・ロビンソン(30分)
6得点、1リバウンド、2アシスト、1スティール、0ブロック、3ポイント2/8(25.0%)、1ターンオーバー
厳しいですねー。
オリニクは正直シュートを打つよりリバウンドとディフェンスに集中している方が良い気がしています。
アデバヨが復帰して2試合、これだけパフォーマンスに影響が出ているとなると起用法にも何らかの変化があるかもしれません。
そしてダンカン・ロビンソン。
ここ3試合で9/27(33.3%)。
昨季に比べると確率もそうですが安定感が落ちているような印象があります。
この試合でもオープンショットを何本も外していました。
メンタル的な話かもしれませんが一皮むけてほしいです。
バトラーは上でも怪我が心配だと書きましたがこの試合のアテンプト数は10本。
アデバヨも11本だけ。
ボールシェアもいいですが確率の高い二人なのですからもっとシュートを打ってほしいですし、打てないくらいコンディションが悪いならしっかり休んでほしいです。
レギュラー陣が不調で早めに点差が開いたこともあってこの日はベンチメンバーも沢山出場しました。
オクパラ19分、ビンセント9分、アリーザ6分、シルヴァ5分、アチウワ4分、ストゥールース4分。
オクパラは何となくこのメンバーの中では一歩抜けた感もありますが、試合終盤のテクニカルだったりまだ未成熟な面は否めません。
この日ヒートでのデビューをしてオフェンスはここからかな、という印象でしたが守備ではその評価の高さの片鱗を見せてくれたアリーザをお手本に成熟していってほしいです。
ビンセントはオフェンスでもディフェンスでもアグレッシブだったのでナンのシュートタッチが悪いときは早めに判断してもう少しプレータイムを与えてもいいのかなと感じました。
どうしたものか
ペイサーズに大敗を喫して連敗。
まだ22-20と貯金があるとはいえ負け越しているチーム相手の連敗は嫌な感じです。
特にこの試合では自慢の守備も崩壊した形になったのでどうしたものか。
恐らくイグダラが復帰し、アリーザやブラッドリーのコンディションが上がってくると今回のような試合展開になってもディフェンシブラインナップの時間を作って試合を引き締めることはできると思います。
ただベテランの力に頼りだけでなく若手も集中力をもってプレーを遂行できるようになってくるといいのですが…。
伸びしろということで!
次の試合は同じくペイサーズと日本時間の3/22にホームで対戦。
数試合ホームでの試合が続くのでコンディションも整えつつエナジー溢れるプレーが見たいところです。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.3.18#41)
厳しい日程
前の試合ではキャブスに勝利して連勝を5に伸ばしたヒート。
バックトゥバックで臨むのは敵地でのグリズリーズ戦。
今季1試合のアウェー戦のために移動するのはこれが最後のようです。
ヒートはここ7日間で5試合目。
ちょっと日程が厳しすぎやしないですかね…。
イグダラ、ハークレス、ブラッドリーは帯同せず。
バトラーも足首の怪我で出場が危ぶまれていましたが結局スタメンで出場とのこと。
無理はしないでほしいですが。。
ジャ・モラント率いるグリズリーズは若手中心で西のプレーオフ争い真っ最中。
3連敗中ではありますが侮れません。
昨季ヒートからトレードされたウィンズローも怪我から復帰しているので久しぶりにプレーを見られるのは楽しみです。
それでは振り返っていきましょう。
対 メンフィス・グリズリーズ戦
MIA 85-89 MEM
Q1 22-25
Q2 25-21
Q3 16-26
Q4 22-17
FG% 36.0%
3P% 23.5%
FT% 72.2%
アシスト 17
リバウンド 51
ターンオーバー 10
なかなか酷い試合でしたねー。
ヒートは予想通り選手の動きが重たそうでした。
グリズリーズも想像以上にシュートが入らなかったので接戦にはなったものの、これじゃ勝てないですよね。
どのクォーターも序盤はそこそこ得点できていた気がします。
とはいえ3ptが恐ろしく入らなかったのでどこか乗り切れない。
さらに今日は攻守に渡ってベンチメンバーが不振。
ドラギッチが疲れでパフォーマンスが落ちるのは分かりますが、他の若手はここぞとばかりに奮起してほしかったですね…。
相手を89得点に抑えたというのもどちらかというと相手のシュートミスが多かったから。
ゾーンもいつものキレが感じられませんでした。
これはオクパラとイグダラの差でもあるかもしれません。
改めてイグダラいい仕事してるんだなと実感しました。
オリニクが序盤からファールトラブルで出場時間が大幅に制限され、外からのシュートも入らず、第3クォーターでリードを奪われたところでこのままズルズル離されるのかなと。
しかしそこはヒートも意地を見せ、ヒーロの3ptやバトラーのスティールで点差を縮めて試合最終盤で同点に。
対するグリズリーズもモラントがラスト1.2秒でレイアップを決めて2点リード。
タイムアウトを2つ残していたヒートはそのうち1つを使ってセットオフェンスで得点を狙います。
ただグリズリーズもそこは集中してアデバヨはなかなかインバウンドできず。
5秒バイオレーションもあるのでしょうがないですがもう1つタイムアウトを使って…とほとんどのファンが思っていたと思いますが、アデバヨはなぜかバトラーに無謀なアリウープパスを。。
もちろんインターセプトされそこで試合終了。
試合を通して重苦しい雰囲気だった上にこの試合の終わり方なのでモヤモヤする試合となってしまいました。
ヒートは何度も勝負を決めるチャンスがあったのですが離せなかったのが痛かったです。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-03-18 10:00 ヒート VS グリズリーズ
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000623
ピックアップ
ケンドリック・ナン(24分)
5得点、6リバウンド、3アシスト、0スティール、0ブロック、0ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(24分)
6得点、3リバウンド、1アシスト、0スティール、0ブロック、3ポイント0/4(0.0%)、1ターンオーバー
二人合わせてフィールドゴールは4/21、3ptは1/9。
なかなか悲惨なパフォーマンスでした。
チーム全体の調子が悪かったのでアシストが伸びないのも分かりますが特にドラギッチはそういう状況だからこそゲームメイクをして試合をものにしてほしかったです。
それかファールを獲得していくか。
ナンは最近シュートスランプの上ブロックされるシーンも目立つので心配です。
イグダラ不在ということでプレータイムがどうなるか気になるところでしたが、さらにこの日はオリニクがファールトラブルでさらに若手にプレータイムが。
オクパラが20分、アチウワが10分、そしてストゥールースが8分。
随所に特に守備でいい動きをしていましたがオクパラはこの日無得点でリバウンドもゼロ。
アチウワは得点こそ2でしたがリバウンドは5。
ただ時折集中していないのかなと見えるプレーも。
ルーキーがNBAの長い試合の中短い時間でベストなパフォーマンスを残すというのも想像以上に難しそうな気がします。
そしてストゥールースは短いプレータイムにも関わらず7得点。
オクパラやアチウワに比べると上背はないですが外からのシュートがあるので選択肢としては面白いなと。
見逃せない競争が続きます。
安定感
接戦を落として連勝が止まってしまったヒート。
後半戦初黒星です。
ホークスに負けたときも80得点とたまにこういう試合をしてしまいます。
オフェンスの安定感がほしいですね。
気持ちも切り替えて臨む次の試合は日本時間の3/20土曜日。
ホームで迎え撃つ相手はペイサーズです。
ペイサーズは直近10試合で2-8。
一気に順位を落としましたね。
勢いのない相手に不覚を取らず連敗は避けてほしいところ。
そしてヒートはサンダーとの間でトレードに合意。
トレバー・アリーザを獲得してマイヤーズ・レナードと2027年2巡目指名権を放出。
今季は怪我で全休が決まっていたレナードと2巡目指名権との交換なら良い補強だったのではと。
レナードは最近失言で話題になりましたが、新天地で頑張ってほしい。
アリーザは今季まだ1試合もプレーしていませんがプレースタイルもヒートに合いそうで楽しみです。
(昨季のイグダラといいヒートはそのシーズンプレーしていない選手を獲得するのが好きなんですかね…笑)
それとポジションやサイズ的にオクパラ、アチウワ、シルヴァ辺りの良いメンターにもなりそうな気が。
詳しくはまた記事を書こうかなと思います。
ペイサーズ戦で出場があるか分かりませんが早く活躍が見たいですね。
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.3.17#40)
アデバヨ復帰
後半戦無敗が続いているヒート。
オールスターブレークも挟んで4連勝中。
そこでホームに迎えるのはキャバリアーズ。
下位相手にしっかりと勝ちたい試合です。
ヒートは4試合欠場していたアデバヨが復帰。
頼もしい選手が帰ってきました。
怪我明けなので無理はしてほしくありませんが活躍が楽しみです。
長らく選手が揃わずに苦労してきました。
しかしあとはブラッドリーが帰ってくると今季の戦力は揃います。
楽しみですね。
それでは振り返っていきましょう。
対 クリーブランド・キャバリアーズ戦
MIA 113-98 CLE
Q1 37-26
Q2 25-22
Q3 33-28
Q4 18-22
FG% 49.4%
3P% 37.0%
FT% 90.5%
アシスト 20
リバウンド 48
ターンオーバー 13
キャブス相手に盤石の勝利。
久しぶりに試合を通して余裕がある展開となりました。
第1クォーターからヒートは厳しいディフェンスでキャブスに迫ります。
外からのシュートも好調で第1クォーターだけで11得点のリード。
特にクォーターの終盤ではあのフルコートからのゾーンで一気にリードを広げました。
実質的にはそこで勝負あり。
そこからヒートはどのクォータも二桁得点差をリードして試合を運んでいきます。
プレーの強度としてはそこそこに見えましたが最大22点のリードを奪い第4クォーターは19点のリードで突入します。
試合終盤でも流れは変わらずにヒートのまま。
粛々とディフェンスをしながら時間を使ってオフェンス。
オフェンスは正直雑になっていたかなとも思います。
3ptも試合通して10/27だったのですがこのクォーターは2/10。
次はバックトゥバックになりますしこれならプレータイム欲しがってる選手出しても、と結構早いタイミングで感じました。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-03-17 09:00 キャバリアーズ VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000610
ピックアップ
ジミー・バトラー(31分)
28得点、12リバウンド、4アシスト、フリースロー6/6(100.0%)、2スティール、0ブロック、3ターンオーバー
バム・アデバヨ(29分)
14得点、9リバウンド、6アシスト、フリースロー2/3(66.7%)、0スティール、2ブロック、2ターンオーバー
バトラーのプレータイムをこれくらいに抑えられるといいですね。
それでもしっかりとこの数字を残せるのはさすがです。
スティールも2つですが忍者みたいに相手の死角からボールを奪ったシーンは思わず声が漏れました。
久しぶりの出場となったアデバヨもボチボチのパフォーマンス。
この試合でキャリア通算3,000得点をヒート史上最年少で達成!
素晴らしいですねー。
プレー自体は少しリズムが合っていないかなと感じる部分もありましたがすぐに元に戻るでしょう。
あとはアデバヨ不在時にオリニクのスペーシングがかなり有効だというのも顕在化したので、外からのシュートもガンガン打ってほしいです。
普通に30%後半は決めそうな予感がしています。
この試合はアデバヨが復帰ということでローテーションも変更が。
オクパラがベンチスタートに。
序列的には9人ローテの9番目で10分程度の出場なのかなと思ったのですが、イグダラが9分にとどまりオクパラが24分プレー。
ここはイグダラのコンディションもあっての判断のようです。
ただオクパラも主にディフェンスで存在感を発揮し与えられたチャンスを活かしています。
自信もついてきてるのでは。
そしてアチウワとシルヴァはプレータイムが0に。
この辺りはシビアな戦いが続きます。
若くて才能がある選手だけにできるだけプレータイムも与えてほしい。
後半は順位がある程度決まったらまた長い出場もあり得るかと思います。
しっかりとチャンスに備えてほしいですね。
競争は続く
キャブスに勝って5連勝。
後半戦はまだ無敗。
絶好調ですね。
次の試合はアウェーで日本時間の3/18木曜日。
バックトゥバックでメンフィス・グリズリーズと戦います。
グリズリーズも3連敗中。
勝ちきりたいですね。
今回の遠征にはイグダラ、ハークラス、ブラッドリーが帯同しないとのこと。
バトラーは若干コンディションに不安はあるようですがメンフィスに向かうようです。
こうなるとひとまずイグダラ分の10分が誰のプレータイムにつながるのか。
競争も続いていくのでそこも見逃せません。
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.3.15#39)
止まらない
前の試合ではシカゴ・ブルズ相手に勝利し3連勝中のヒート。
直近10試合では9-1と勢いが止まりません。
そんな中アウェーで挑むのはオーランド・マジックとの一戦です。
後半戦の初戦で対戦したマジックとの前戦は8点差でヒートが勝利。
大事なところで相手のミスを誘発したヒートが点差以上の余裕を見せました。
この試合でも手堅い守備からリズムを作っていければ。
遠征に帯同していないということでアデバヨはこの試合も不在。
スタメンはこのところオクパラが務めていますがプレータイムの争奪戦も見逃せません。
それでは振り返っていきましょう。
対 オーランド・マジック戦
MIA 102-97 ORL
Q1 22-19
Q2 26-26
Q3 25-32
Q4 29-20
FG% 41.6%
3P% 28.0%
FT% 98.3%
アシスト 28
リバウンド 43
ターンオーバー 11
終盤で逆転をして見事勝利。
これで後半戦は負けなし、連勝を4に伸ばしました!
開始序盤からヒートはペイント内をアグレッシブに攻めていきます。
エナジーあふれるヒートに対してマジックはオフェンスでもミスを連発。
第1クォーターだけで7つもターンオーバーをしてしまいます。
フィールドゴールの成功6よりも多い数字です。
そうなるとヒートも突き放したいのですが試合を通して3ptが決まらず点差を広げることができません。
この辺りの波が今年は激しいイメージがありますね。
前半こそ3点リードで折り返しますが第3クォーター、オールスターセンターのブーチェビッチにこのクォーターだけで17得点と大暴れを許してしまいます。
結局ヒートは4点ビハインドで第4クォーターに。
第4クォーターも粘るマジックを捉えることができないヒート。
しかしラスト5分くらいからヒーロの3pt、バトラーのダンク、イグダラの3ptと畳み掛けて一気に差を縮めると圧巻だったのはそこからのディフェンス。
クォーター通して最近よくあるフルコートのゾーンなどでマジックにプレッシャーをかけていたのですが、残り3分42秒でブーチェビッチがレイアップを決めてからマジックはわずか3得点で試合を終えることに。
とはいえヒートもそれほどオフェンスが上手くいっていた訳ではなくワンポゼッションの3点リード、残り22秒からマジックが逆転を狙ったタイムアウト明けのセットオフェンス。
ここでマジックは3ptを失敗→オフェンスリバウンド→3pt失敗→オフェンスリバウンドとボールをキープ。
誰かどうにかしてくれ!という期待に応えたのはやはりバトラー。
カーター・ウィリアムズがアウトサイドに出そうとしたパスを見事にスティール!
そのまま得点を決めて5点差に。
さすがのプレーで勝負を決めてくれました!!
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-03-15 08:00 ヒート VS マジック
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000596
ピックアップ
ジミー・バトラー(36分)
29得点、7リバウンド、9アシスト、フリースロー9/10(90.0%)、5スティール、1ブロック、1ターンオーバー
KZ・オクパラ(22分)
8得点、4リバウンド、0アシスト、3pt0/3(0.0%)、2スティール、2ブロック、1ターンオーバー
バトラーがずっと活躍してます。
この試合ではスティールも5つ。
マジックのオフェンスを停滞させていました。
攻守に渡ってどんな役割もこなしながら、遂にこの日は試合開始時のティップオフでもブーチェビッチに勝利して雄叫びを!笑
エンターテイナーとしても最高です。
守備という面ではオクパラがこの試合はその能力片鱗を見せてくれました。
スタッツもそうですが、ガードからセンターまで誰と相対しても遅れを取らず。
オフェンスでも鮮やかな得点を決めていましたし、あとは外からのシュートも決めて二桁安定して取れるようになればアデバヨが戻ってもローテーションを確保できるのでは。
もう一歩ですね。
経験を積んで自信をつけていけばまだまだ伸びていきそうです。
チーム通して外からのシュートの確率が低かったのですが、その中でもナンが1/6、ドラギッチが1/8とブレーキになりました。
二人ともわずか3得点。
ただドラギッチは8アシストと一定の役割を果たしたのに対してナンは1アシストだけ。
タッチが悪いなというときは違う形で貢献することができればナンも更にプレーの幅も広がってくるのかなと感じました。
アチウワとシルヴァのプレータイム争いはこの試合アチウワが11分、シルヴァが1分とアチウワに軍配。
シルヴァが若干空回りしている印象でした。
とはいえアチウワもファールが多かったりと活躍していたかというと微妙。
今後の展開も見逃せません。
そろそろ
接戦を制して4連勝のヒート。
3月に入って6試合中相手の得点が100点を上回ったのはわずかに1試合。
上回ったのもマジックの103点のみ。
下位相手とはいえ素晴らしいディフェンスです。
見ていて楽しい。
素晴らしいチームとなってきていますが、そろそろトレードの期限が近づいています。
現状フォワードの選手が不足しているという意見が多いかと。
若手の成長を待ちたい気もしつつ、今年こそチャンピオンを狙えるような動きも期待しつつ…。
あと10日くらいソワソワさせられるんでしょう。。笑
次の試合はホームに戻って日本時間の水曜日、3/17にキャバリアーズと。
勝たないといけない相手ですね。
アデバヨも戻ってきてくれるといいのですが。
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.3.13#38)
連勝へ
前の試合ではオーランド・マジック相手に後半戦初戦を見事勝利で飾ったヒート。
ここからはアウェーでの2試合。
まずはシカゴ・ブルズとの一戦に臨みます。
この遠征にはアデバヨが帯同せず。
怪我の状態が気になります。
しかし、そのことでプレータイムを得られる選手も出てきます。
どんな采配になるのか楽しみですね。
前半戦の最後の方から昨季の強さを取り戻したように見えるヒート。
この試合も下位相手に強さを見せてくれることでしょう。
連勝へどんな試合を見せてくれるか。
それでは振り返っていきましょう。
対 シカゴ・ブルズ戦
MIA 101-90 CHI
Q1 29-21
Q2 13-21
Q3 28-26
Q4 31-22
FG% 46.3%
3P% 34.3%
FT% 75.0%
アシスト 26
リバウンド 41
ターンオーバー 9
しっかりと逃げ切り。
連勝をまた一つ伸ばしました。
ヒートは序盤から若手が多くバタつく相手に容赦なくタイトなディフェンスを仕掛けてペースを掴みます。
第1クォーターもリードし、この試合は余裕かなと思ったのもつかの間、第2クォーター得点がピタッと止まってしまいます。
まさかの13得点で前半は同点での折返しに。
アデバヨもいないですし、外のシュートが入らないときのオフェンスの選択肢不足は否めません。
後半に入り第3クォーターでもブルズを突き放せないヒートは2点リードで第4クォーターに突入します。
そこでゲームを支配したのはやはりバトラー、ではなく、この試合はドラギッチが圧巻のパフォーマンスを見せます。
第4クォーターに入るまでわずか5得点だったドラギッチはこのクォーター芸術的なシュートタッチで得点を重ねていきます。
終わってみるとこのクォーターだけでなんと20得点。
バトラーの出る幕もないほどのパフォーマンスでした。
ドラギッチの活躍もありヒートは第4クォーターほぼ完璧な試合運びでブルズ相手にリードを奪い、そのリードを守りきっての勝利。
強さを見せてくれました。
ベテランが活躍し若手がエナジーのあるプレーを見せる。
これこれ、というタイプの試合だったなという印象です。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-03-13 11:00 ヒート VS ブルズ
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000582
ピックアップ
ジミー・バトラー(33分)
28得点、3リバウンド、8アシスト、フリースロー10/12(83.3%)、4スティール、1ブロック、2ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(32分)
25得点、7リバウンド、5アシスト、3pt4/8(50.0%)、0スティール、0ブロック、4ターンオーバー
第4クォーターのドラギッチの活躍が目立ちましたが、やはり試合を通して攻守に支配力を発揮したのはバトラー。
この日もオフェンスではボールもコントロールしつつ28得点、ディフェンスではオールスターのザック・ラビーン中心にマッチアップをして4スティールに1ブロック。
個人的にはMVPレースの候補に上がって然るべきだと思っています。
そして上でも書いているドラギッチの活躍。
昨季から6thマンとしてベンチからの出場を受け入れているドラギッチ。
それでこのパフォーマンス。
チームへの貢献は計り知れません。
ちなみにベンチからの出場で20得点以上を記録した回数がこの試合で23回目となりヒートのフランチャイズレコードなったようです。
前の試合の記事で不安視していたダンカン・ロビンソンの3ptはこの日5/8で62.5%。
プレー時間は29分。
この日はロングレンジも決めていましたし、昨季からの成長を見せる試合となりましたが、次の試合はどうなるか。
そして面白くなってきているプレータイムの争いです。
この試合はオクパラが25分、シルヴァが11分、アチウワが3分、ハークレスが0分。
ハークレスはコンディションもありかもしれませんね。
それでもオクパラはオールスイッチにも対応できる能力の高さを見せ、シルヴァは限られた時間で2ブロック。
エナジーに溢れていました。
アチウワは完全にシルヴァにプレータイムを奪われた形です。
ここからのチーム内での争いがどうなってくるか。
アデバヨが帰ってくるとまたチャンスは減ってきます。
このタイミングを掴むことができるのは誰になるでしょうか。
さぁさぁ、さぁ!
ブルズに勝って貯金を2に増やしたヒート。
これで直近10試合の成績は9-1!
ホークスにうっかり負けていなければ10連勝も夢じゃなかったんですよね。。
さぁいよいよ、というところです。
見ているファンも前半の不安からワクワクに変わってきているのではないでしょうか。
やはりその要因の大きな部分は選手が揃ってきていること。
それによってシーズン開始前に期待した競争が始まってきているなと感じます。
応援したい若手が多すぎて困ってしまいますね。。
次の試合は3/15のオーランド・マジック戦。
敵地の戦い、そしてアデバヨは不在の試合が続きます。
頭角を現してくるのは誰になるか…。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!
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20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.3.12#37)
後半戦スタート
前半戦を18-18と勝率5割で折り返したヒート。
オールスターには誰も参加しなかったのでゆっくりと休暇を取って後半戦をスタートします。
初戦の相手はオーランド・マジック、ホームで「トロフィーゴールド」のユニフォームをまとって迎え撃ちます。
黄色いユニフォームはなかなか見慣れませんね。笑
この試合は前半戦欠場が続いていたハークレスとシルヴァが復帰。
頼もしい選手たちが帰ってきました。
これでまたプレータイムをめぐる争いが盛り上がります。
そんな中少し心配なのはアデバヨ。
ペリカンズ戦に続いてこの試合も欠場。
オールスターブレークで回復するものだと思っていたので少し心配です。
アデバヨ不在でもマジックにしっかりと勝利して後半戦にはずみをつけられるか。
それでは振り返っていきましょう。
対 オーランド・マジック戦
MIA 111-103 ORL
Q1 30-32
Q2 33-26
Q3 19-24
Q4 29-21
FG% 45.1%
3P% 32.7%
FT% 59.1%
アシスト 27
リバウンド 44
ターンオーバー 10
後半戦初戦を見事に勝利!
これで今シーズン初の勝ち越しです。
リードチェンジ23回、同点が13回もある接戦。
しかし試合展開や点差以上に余裕を感じる試合でした。
この試合の中心はもちろんバトラーなのですが、それはティップオフから始まります。
文字通りバトラーが中心に向かいジャンプボールへ。
さすがにブーチェビッチに競り負けたのですがとても悔しそうにしていました。笑
第1クォーター始まってからしっかりと休みを取れたヒートは積極的に攻めていきます。
時折ランも決めて点差が開くタイミングも。
しかし、マジックもついてきてリードを広げるには至りません。
その大きな要因はフリースローのミス。
この試合は序盤からとにかく失敗が多かったです。
まだ休暇の気分が抜けていないというやつでしょうか。
フリースローのミスが多く、3ptの成功率も上がってこないヒート。
相手に流れを渡さなかった要因はディフェンスでした。
この日スタメンのオクパラは試合開始早々に3ファールをしてベンチに下がります。
ただそこから出てきたのがハークレス。
オフェンスでこそバタバタしている印象もありましたが、守備はやっぱり効いてきます。
シルヴァも運動能力が高いですし、ベンチメンバーのディフェンスの強度がまた一段階上がってきました。
オフェンスで集中力をかきながらもしっかりと守ることでどこか余裕をもって試合を運んでいくヒートは第3クォーター終了時点で同点、第4クォーターもクラッチシチュエーションとなりますが慌てません。
ボールを持っているときはバトラー中心に時間をかけてじっくりと確実に点を取っていきます。
そしてディフェンスのときは最近たまに見せるフルコートからバシバシ当たっていくスタイルとゾーンディフェンスで相手の動揺を誘います。
マジックも最後はファールゲームに持ち込もうとしますが、大事なところでターンオーバーやショットミスを連発。
フルツやフォーニエの不在が響いたかと。
オフェンスリバウンドをヒートより7つも多く取ってセカンドチャンスを作りつつも、そのチャンスも活かしきれず。
ヒートが見事に逃げ切りに成功しました。
前半戦はこういった接戦で勝ちきれなかった試合も多かったです。
ただ前半戦の最後の方からそういったシーンもほぼなくなり、後半戦は安心してクラッチタイムを楽しめそうですね。
個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。
2021-03-12 10:00 マジック VS ヒート
https://nba.rakuten.co.jp/games/22000571
ピックアップ
ジミー・バトラー(35分)
27得点、8リバウンド、11アシスト、フリースロー8/13(61.5%)、3スティール、1ブロック、2ターンオーバー
ダンカン・ロビンソン(22分)
9得点、2リバウンド、1アシスト、3pt3/12(25.0%)、0スティール、0ブロック、0ターンオーバー
休みを挟んでもバトラーのパフォーマンスには影響がありません。
フリースローの確率は低い気もしますがそれも気にならないようなパフォーマンスでした。
スタッツも素晴らしく、数字にならない守備だったりの貢献も計り知れません。
後半戦も期待大です。
バトラーがいたらひとまず勝てる気しかしません。笑
逆にあれっと思ったのはダンカン・ロビンソン。
確率も低いですし、オープンのシュートも結構外していた気がします。
今季はここまで38.6%とめちゃくちゃ悪いかというとそういう訳ではないのですが昨季45%近く決めていたことを考えると物足りません。
守備も頑張ってはいても穴として見られるということも踏まえると、決して安泰ではないですね。
この日は出場時間も22分と今季平均より10分ほど短かったですし、復帰してくる選手たちとの競争が待っています。
その復帰組のハークレスは14分の出場で3得点、4リバウンド。
シルヴァも10分の出場で1得点、4リバウンド。
特にハークレスは一応3ptも打てるので噛み合ってくるのが楽しみです。
アチウワは逆にプレータイムが4分に減ってしまいました。
アデバヨ不在でこの状況なので一歩出遅れた形ですかね。
まずは
まずは勝利で気持ちよく後半戦をスタートしたヒート。
ようやく今季初の貯金1になりました。笑
ここから一気にいってくれるでしょう!
次の試合はバックトゥバックでアウェーのシカゴ・ブルズ戦。
相手が相手とはいえ休暇明け早々タフなスケジュールですね…。
ブルズもバックトゥバックではありますが。。
その後のマジック戦含め2試合の遠征にアデバヨとブラッドリーは帯同しないとのことです。
二人とも思ったより長いなと。
気にはなるところですがしっかり治してもらうしかありません。
そんな状況でもぜひここは2試合とも勝ちたい。
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