残念なできごと
各所で話題になっていますが、ヒートに所属するマイヤーズ・レナードが差別的な発言をしたということで無期限の謹慎ということになりました。
とても残念なできごとが起こってしまいましたね。。
何をしたのか、どんな反応が起こっているのかなどまとめていきたいと思います。
何をしたのか
差別的な発言をしたということですが、具体的にはユダヤ人の蔑称「Kike(カイク)」を使ってしまったとのことです。
こんな呼び方があるのは知りませんでした。
日本ではあまりユダヤ人というか人種の違う方と触れ合う機会もないですし、感覚としてピンとこないところもありますが、いわゆる黒人のことをニガーと呼ぶに等しい使うべきではない表現で、実際にユダヤ人の方々は凄く嫌な思いをされているようです。
そんな言葉をレナードはゲームの実況中に使ってしまいました。
ディズニーリゾートのバブル内でもゲーム環境を整えたほどのゲーマーなレナード。
今回はCall of DutyのWarzoneのプレーを配信中の出来事とのこと。
Youtubeで「meyers leonard」と検索すると問題のシーンが沢山アップされています。
発言に対する反応
この発言に対してもちろんすぐさま多くの反応がありました。
まずは本人が自身のSNSで弁明をしています。
反省の姿勢は示しています。
しかし、知らなかったというのはちょっとどうかと思います。
時間ができたら日本語訳も載せられたらと。
そしてヒートもステートメントを出しました。
改めて人種差別を許さないという意思表明と、レナードが無期限でチームから離れることが触れられています。
BLMの運動を通してリーグ全体でもチームとしても人種差別撤廃に向けて努力していることも考えると然るべき判断だと思います。
また、各ニュースでも取り上げられ、上でも触れましたがYoutubeなどSNSでも動画がたくさん上がっています。
さらにはレナードのゲーム実況についていたスポンサーも即刻契約解除となったとのことです。
オールスターブレーク中なので選手たちのコメントは出てきていませんが、恐らくシーズン再開後はそういった記事も出てくるかと予測されます。
3/12追記
チームリーダーであるハスレムは間違っているものは間違っている、正しい行動をしなければいけないというコメントをしていました。
そしてリーグは罰金5万ドルにヒートでの活動を1週間禁止するとし、多様性に関するトレーニングへの参加を要求しました。
繰り返さない
ということで今回起きてしまった出来事についてまとめてみました。
もともと今季は怪我で欠場が決まっていたレナードですが、ベンチにいてもムードを作ってくれるなど良い選手だと好感を持っていただっただけに、何でこんな軽率な過ちを犯してしまうのかという失望感も強いです。
昨シーズンのバブル内では国歌斉唱のときに膝をつくかどうかで問題になったとき、人種差別撤廃に対する思いと、兄弟が軍に所属しているということも含め国への忠誠心との間で悩んで涙までしていたのは何だったんでしょうか。
自制心を失って軽はずみな発言をしてしまうということは自分も100%ないとは言い切れません。
そんなときでも言ってはいけないことがあるということは改めて強く意識しないといけないなと感じさせられる出来事でした。
とにかく繰り返さないよう、考え方なのか意識の持ち方なのか分かりませんが…。
それでは。