バスケ男子の優勝候補大本命のアメリカ。
金メダルへの戦いが始まっています。
その初戦は強豪ではありますがフランスに対してまさかの敗戦。
基本的には優勢に進めていたのですが後半逆転を許し76対83。
順調な船出とはいきませんでしたね。
初戦ということもあってか攻撃のリズム、シュートタッチが悪すぎでした。
大事なところでアデバヨは立て続けにフリースローを外してしまいましたし。
調子が悪かろうがアメリカが勝つという時代は終わったようです。
そのうっぷんを晴らすかのごとく、2戦目のイラン戦はアメリカが大勝。
120対66とほぼダブルスコアでその力を見せつけました。
この試合は相手が大分格下ということもあり攻撃もノビノビとできていた印象です。
良いイメージを掴むきっかけになったでしょうか。
最初にあったアデバヨとブッカーのスペインピックアンドロールは見ごたえあり。
今後もセットオフェンスのときに見られるかもですね。
やっぱりパスは回し過ぎかなという気もしますが外も高い確率で決めていました。
スクリーンアシストが増えていたのも良い形だった証拠かと。
インサイドでの確率も上がってくると得点力はさらに上がってきそうです。
あとはイマイチ乗り切れてないテイタムが当たり始めてほしいところ。
ディフェンスはやはりスイッチが基本。
そこまで必要ないかなとも感じつつ、トランジションでアデバヨが先頭を走れるっていのは相手にとって驚異的ですね。
この試合でもいくつか速攻からダンクという得点がありました。
ヒートではあまり早いオフェンスはしないので新鮮ではありますが、アデバヨの運動能力を活かすという意味ではなかなか良さそう。
シュート確率が高いチームと当たったときにどう対応していくかも含め注目です。
フランスとチェコの試合結果を見るとおそらくアメリカが予選敗退ということはないでしょう。
ただ金メダルを取って当然というプレッシャーがある中で継続して良いパフォーマンスを見せられるか。
実力は間違いないく高いのでチームとしてどれだけ完成度を高めていけるのか。
見逃せないですね。
それでは。