nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.4.20#58)

確実に勝利を

前の試合でネッツ相手に見事勝利し連敗を止めたヒート。

最後はアデバヨの劇的なブザービーターでしたね。

次く試合はバックトゥバックでロケッツを迎え撃ちます。

 

ロケッツはウルブズと並んで最下位争いをしているチーム。

ウルブズはディアンジェロラッセルの復帰という要素がありましたが特にそういった要素のないロケッツは浮上も狙いづらい状況。

確実に勝利をおさめる必要があります。

 

バトラーはこの試合直前までクエッショナブルでしたが結局欠場。

更には前の試合で活躍を見せたアデバヨ、このところ不調が続いていたヒーロも欠場とのこと。

かなりタイトな日程となるので相手を見ながらですかね。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ヒューストン・ロケッツ

 

MIA 113-91 HOU

Q1 30-28

Q2 24-27

Q3 35-19

Q4 24-17

 

FG% 48.4%

3P% 39.6%

FT% 57.1%

リバウンド 52

アシスト 31

ターンオーバー 13

 

余裕の勝利。

これで2連勝となりました。

 

アデバヨの代わりにスタメンとなったのはアチウワ。

序盤からナンとの連携でアリウープダンクを決めたり、ポスタライズ未遂をしたりと荒削りながらスタメンとしてエナジーのあるプレーを見せていました。

ヒートはロケッツ相手に外からのシュートを中心に得点を重ねていきます。

対するロケッツはウォールを中心に攻撃を展開。

ウォールは今シーズン久しぶりにプレーしていますが、強いですね。

この試合もオクパラが出場するも外からのシュートが決まらず。

突き放すにことができなかったヒートは2点リードで第1クォーターを終えます。

 

第2クォーターもに入ってもヒートはアグレッシブさを失いません。

デビューしてからというものの存在感を発揮し続けているデッドモンのサイズを活かす攻撃シーンも。

すっかり欠かせない選手となっています。

しばらく経つとヒートのオフェンスが少し雑に。

それはロケッツも同じくでお互いミスが続く時間帯も。

ヒートが6つ、ロケッツが4つのターンオーバーをしたこともあり少し浮ついたムードが。

シュートタッチが良かったダンカンはじめ、ヒートの選手はファールも増えてバタバタに。

ロケッツにリードを許してしまいますがそのリードはわずか1点に抑えて後半に進みます。

 

後半に入ってもヒートはアウトサイドが好調。

ロケッツも後半開始まもなくは外が決まっていたのですが徐々に失速。

好調を維持したヒートがジワジワと点差を広げていきます。

外だけではなくデッドモンがインサイドで立て続けにダンクを決めるなどエナジー全開。

ヒートは攻守に勢いがとどまらず、スリーポイントが立て続けに決まったこともありあっという間に大量リード。

攻めては35得点、守っては19失点と素晴らしいクォーターに。

勢いを含めて実質試合はこのクォーターで決まっていたかと。

 

第4クォーターに入ってもヒートは手を緩めず。

アデバヨがいないときにこんなにゴール下を制圧できるなんて、と思わずにはいられないくらいデッドモンは攻守に躍動。

今の所ヒートにこれでもかというくらいマッチしています。

オクパラだけはシュートが決まらないのですが他の選手は好調。

守備もゾーンも織り交ぜながらロケッツに点差を縮めさせません。

ドラギッチがウォールをブロックしてからのトランジションスリーを決めるなど終始ロケッツを圧倒。

3分ほど残したところでリードを最大の29に広げて主力はベンチへ。

主力3人を欠きながらもロケッツに圧勝です。

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-04-20 09:00 ロケッツ VS ヒート

https://nba.rakuten.co.jp/games/22000871

 

ピックアップ

ケンドリック・ナン(38分)

30得点、7リバウンド、8アシスト、0スティール、0ブロック、スリーポイント6/12(50.0%)、2ターンオーバー、2ファール、+10

 

ドウェイン・デッドモン(19分)

12得点、6リバウンド、1アシスト、1スティール、2ブロック、フリースロー0/0(0.0%)、1ターンオーバー、0ファール、+23

 

オラディポの怪我以来スタメンを務めているナン。

不安定な試合もありましたがこの日はシーズンハイとなる活躍。

得点もそうなのですがピックアンドロールからのアシストも目立ち、リバウンドも気づけば7。

ナンがこの活躍を継続できればオラディポ不在の穴を補って余りあります。

特にビッグマンを上手く使ってペイントを崩すオフェンスがどのチームにも通用するとかなりの武器になりそうです。

 

そのビッグマンの筆頭がデッドモン。

出場時間こそまだ長くはありませんが、その限られた時間でも存在感は抜群。

この試合はしっかりブロックがつきましたがゴール下でのリムプロテクターぶりは素晴らしい。

ブロックだけでなくデッドモンを意識して外れたシュートがいくつも見られました。

オフェンスリバウンドが期待できないとシューターへのプレッシャーもかけられますし、効果は想像以上に大きそうです。

ヒートはヘルプディフェンスの上手い選手も多いのでデッドモン一人がミスマッチになってもそれほどクリティカルな問題にはなっていないように見えます。

プレーオフまでにどんな仕上がりになるか。

 

アデバヨが不在ということでスタメンに抜擢されたアチウワは空回りを見せながらも8得点、11リバウンド。

ギリギリ及第点くらいでしょうか。

フィールドゴールが4/11(36.4%)とポジションにしては低めで、リング周りでの引き出しの少なさが垣間見えました。

フリースロー獲得がゼロということもあるので上手くファールをもらったり、この試合ではオフェンスファールを取られましたが上手く体をぶつけたりと、幅を広げていってほしいです。

 

そして同じく22分と長い時間のチャンスを与えられたオクパラはオフェンスが悲惨なことに。

オープンスリーを外しまくってこの試合6本打ったスリーポイントは1つも決まらず。

オクパラが当たってたらもっと早く試合は決まっていましたね。笑

ディフェンスはそつなくこなしていたように見えたのでもう一皮向けないと。

ストゥールースも13分のプレータイムでスリーを3本打って成功なし。

この辺りは誰が頭角を現してくるか楽しみですね。

  

熾烈な争い

ロケッツに圧勝して2連勝となったヒート。

順位こそ上がっていませんが東の4位から7位までは少ないゲーム差の中で熾烈な争いをしています。

まずはプレーインを避けられる6位、そしてホームコートアドバンテージが手に入る4位も視野に入れて残りの試合を戦っていくことに。

 

そんなヒートの次の試合は日本時間の4/22。

敵地でスパーズとの対戦。

ここ最近サンズに勝ってみたりと侮れない相手です。

 

ヒートとしてはバトラーの喝からギアが変わったように見え、良い試合が続いています。

その流れをそのまま持ち込めれば勝てるはず。

ここからホークス、ブルズ×2、スパーズと4月の試合は続きます。

全勝したい…!

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!

 

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