nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.4.19#57)

ハードになれるか

前の試合はウルブズにまさかの敗戦をしてしまったヒート。

バトラーがソフトだと喝を入れたチーム、この試合はハードにいけるか。

ホームに戻って東の強豪ネッツを迎え撃ちます。

 

ネッツはKD、アービング、ハーデンのBIG3で一気に今季優勝候補に上がってきていたのですが、更にはバイアウトでオルドリッジとグリフィンを獲得。

オルドリッジは残念ながら体調面の問題で引退をしてしまったとはいえグリフィンも含めた豪華なラインナップとなっています。

ハーデンは怪我で欠場だとしても手強い相手であることには違いありません。

 

更にはこの日ヒートはバトラーが怪我で欠場。

やはり足首の状態はあまり良くなかったのか…。

それであれだけのパフォーマンスができてしまうのも凄い。。

バトラー不在でどこまでやれるかチームの真価が問われます。

 

それでは振り返っていきましょう。

 

対 ブルックリン・ネッツ戦

 

MIA 107-109 BKN

Q1 32-31

Q2 32-29

Q3 22-24

Q4 23-23

 

FG% 44.2%

3P% 41.0%

FT% 81.0%

リバウンド 53

アシスト 28

ターンオーバー 17

 

最後に怒涛の追い上げを見せて見事勝利!

上位のチーム相手に勝利し、連敗を止めました。

 

ヒートはこの日バトラー不在ということでイグダラがスタメンに。

ネッツはグリフィンがセンターを務めるスモールラインナップでゲームがスタート。

序盤からバトラーの発言もあってかヒートはエナジーに満ちたプレーを見せます。

特にアデバヨは攻撃でも守備でも存在感を発揮。

ネッツもKDが開始直後から連続で得点を重ねて強さを見せます。

KDがこの調子だと厳しいな、と思ったのもつかの間4分ほどプレーしたところで怪我でベンチへ。

結局この日KDが再びプレーをすることはなかったのがヒートにとっては幸運でした。

試合はお互いオフェンスが好調で点差が広がるに至りません。

 

第2クォーターに入るとヒートの守備も一段と良くなりますが、ネッツもアービング、そしてこの日30得点と大活躍だったシャメットがやたらと得点を重ねてきます。

ただここ数試合と違いヒートも負けじと特に外からのシュートを高確率で決め続けネッツにリードを許しません。

期待通り、この試合アデバヨの代わりにコートに入ったデッドモンがゴール下でリバウンドを奪ったりファールを獲得したりと躍動。

安心してベンチで休めたのも功を奏したのか、第2クォーターでもアデバヨはアグレッシブさを失いません。

両チームとも一歩も譲らずヒートが4点リードで後半に突入します。

 

後半に入った直後こそネッツも外のシュートが決まりますが、次第に確率は落ちていきヒートに突き放すチャンスが。

しかし、そこでヒートは追いつくことができず。

むしろ一緒に攻撃がスローダウンしてしまい逆にリードを許すことに。

それでもクォーター終盤にヒートは追い上げを見せます。

デッドモンはビッグマンにも関わらずシュートタッチが良いのでフリースローを確実に沈めれば、ドラギッチのスリーポイントプレーも決まりヒートに勢いが。

結局2点リードで勝負の第4クォーターに突入します。

 

第4クォーターに入っても両者手を緩めず。

一進一退の攻防が続きます。

中盤ヒートが付き話しかけますが、アデバヨが連続でターンオーバーをしてしまうなど突き放しきれず。

そうこうしていると攻撃を失敗している内にネッツにリードを許してしまう展開に。

嫌な展開だなと感じますが、ラスト数分ヒートのディフェンスが激しさを増します。

アービングが残り3分31秒でフリースローを決めてスコアを107、リードを6点に広げたところからネッツは試合終了まで得点がゼロに。

ヒートはそこから怒涛の追い上げ、残り46.3秒でドラギッチが速攻からレイアップを決めて同点に追いつきます。

そして相手のオフェンスを抑えてヒート最後の攻撃。

タイムアウトを取るかと思いましたが、ここでチームはアデバヨのワンオンワンに勝負を賭けます。

そのアデバヨは時間をギリギリまで使い左側にドリブル、そこからプルアップのジャンプシュートを放つとそのシュートはブザーと同時にリングへ!

アデバヨのキャリア初となるゲームウィニングブザービーターで劇的な勝利を掴みました!

 

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-04-19 04:30 ネッツ VS ヒート

https://nba.rakuten.co.jp/games/22000863

 

ピックアップ

バム・アデバヨ(32分)

21得点、15リバウンド、5アシスト、2スティール、0ブロック、フリースロー3/5(60.0%)、7ターンオーバー、3ファール、+9

 

ドウェイン・デッドモン(15分)

10得点、10リバウンド、0アシスト、0スティール、ブロック、フリースロー8/8(100.0%)、2ターンオーバー、2ファール、-7

 

バトラー不在のチームを支え、最後はチームに勝負を呼び込みシュートを決めたアデバヨ。

こういうプレーができる選手なんだということを改めて実感しました。

ターンオーバーは多かったのですが、それを補って余りある攻守でのエナジー溢れるプレーは頼もしさしかありません。

ただバトラーの言うようにリングに向かうだけではなく、そのアグレッシブさを持ちつつもバランスを見ながらアシストやジャンブシュートを放つらしさが見られたのも良かった。

天井知らずのパフォーマンスを今後も見続けたいですね。

 

そしてこのアデバヨのパフォーマンスを影で支えたとも個人的に感じているのがデッドモン。

出場はわずかに15分だったのですがビエリツァやアチウワとは違うゴール下での安心感、存在感がありました。

ブロックがついていないのが不思議なくらいリムプロテクターとして相手のオフェンスを苦しめていましたし、実際にドライブに向かってくる相手の選手を封じ込めるシーンも多々ありました。

リバウンドは攻守どちらでも積極果敢に飛び込んでいましたし、アデバヨがベンチにいてもゴール下は大丈夫だと思えるのは新鮮です。

 

この試合は二桁得点が実に6人。

アリーザは特に序盤外からのシュートを立て続けに決めて守備だけでなく攻撃でもチームを勢いづけました。

ナンもスタメンとして17得点、ドラギッチがベンチから18得点。

ヒーロは9得点とまだスランプ気味かなというところですがアシストが6と違う活路を見いだせればそれはそれで良い気もしています。

 

そしてビエリツァ、アチウワが出場時間がなかったこの試合でオクパラが10分ほどプレー。

この辺りの序列が今後どうなっていくのかも見逃せませんね。

  

シーズンは終盤へ

主力が不在だったとはいえネッツ相手に見事な勝利で連敗を止めたヒート。

シーズンも残り15試合。

6位のニックスとはこの試合終わった時点で1.5ゲーム差。

ここから全部勝つくらいの勢いでプレーイントーナメントは回避してほしいですね。

 

まずはバックトゥバックで日本時間4/20にホームに迎えるロケッツ戦。

直近10試合でも2-8、ウルブズと西の最下位争いをしているチーム。

絶対負けられません。

 

この試合と同じくらいのエナジーを持ってすれば問題なく勝てるはず。

しっかりと勝って勢いをつけていってくれるでしょう。

 

それでは、一緒にヒートを応援しましょう!

 

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