20-21NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2021.2.19#29)

負けられない

ウォリアーズに敗れ３連敗中のヒート。

前半戦を勝率５割で折り返したかったのですが11-17とその望みもほぼ絶たれてしまいました。

しかし、まだまだ試合は続きます。

少しでも良い形で前半戦を終えたいところ。

まずはサクラメント・キングス戦。

確実に勝利したい一戦ですが長いロードの５試合目、しかもバックトゥバックでの試合となります。

なかなかタフですね…。

前の試合ではチーム初の２試合連続トリプルダブルを達成しつつもフリースロー獲得がゼロだったバトラーはこの試合どんなパフォーマンスを見せるのか。

コロナのプロトコルから復帰してフルスロットルでここまでプレーしてきたバトラー。

負荷は相当なものかと思います。

どうか怪我だけはしないでほしい。

それでは振り返っていきましょう。

対　サクラメント・キングス戦

MIA 118-110 SAC

Q1 31-21

Q2 26-22

Q3 32-36

Q4 29-31

FG% 51.6%

3P% 35.3%

FT% 80.0%

アシスト 36

リバウンド 45

ターンオーバー 14

見事に勝利！

点差こそ８点差と最後はグダグダな感じもありましたが連敗ストップです。

ここ最近はゴール付近での得点も目立つヒートのオフェンスはこの日も健在。

まだ足が止まる場面もありますが一時期のどうしても点が取れない状況からは改善が見られます。

更にはこの日も序盤はキングスのアウトサイドがそれほど決まらずにヒートのリードは広がります。

後半に入り徐々にキングスの３ptも入り始めますがヒートもこの試合では得点が止まらず。

第４クォーター5分を切った場面でも20点差を保った状態で最終盤に。

しかし、この点差があっても安心できないのが今季のヒート。

不安な思いで見守る中、アデバヨがアシストに得点にと活躍！

何とか逃げ切ることに成功しました。

個人のスタッツ含め詳細は以下URLにて。 

2021-02-19 12:00 ヒート VS キングス

https://nba.rakuten.co.jp/games/22000447

ピックアップ

ジミー・バトラー(35分)

13得点、10リバウンド、13アシスト、FT1/2(50.0%)、1スティール、0ブロック、3ターンオーバー

バム・アデバヨ(35分)

16得点、12リバウンド、10アシスト、0スティール、0ブロック、4ターンオーバー

バトラーはこれで３試合連続のトリプルダブル！

ここ５試合で４回目のトリプルダブルということで何かまた別のプレースタイルを確立しつつあるようです。

正直試合終盤はちょっと足が動いていないかな、と思う場面もありました。

相当しんどいのかと思います。

それでも試合に出続けてこれだけのパフォーマンスを見せるのはさすがです。

そして同じくオールスターのアデバヨもこの試合トリプルダブル。

バトラーと二人揃ってのトリプルダブルとなりました！

素晴らしいデュオですねー。

個人的にはクラッチタイムでバトラーではなくアデバヨがボールをさばいて勝負を決めたのはまさに見たかった姿で嬉しかったです。

その時間帯に試合を支配できる選手になれるようどんどん挑戦してほしいです。

挑戦といえば、この試合5/11で45.5%と高確率で３ptを沈めたダンカン・ロビンソンもプレーの幅が増えているようです。

今まではハンドオフからのスリーポイントやドリブルをしたとしても一回だけというのが多かったのですが、この試合ではもう少し多めのドリブルをしてから３ptを打って決めていたのが印象的でした。

もう一段階上のレベルに達しようとしているのかもしれませんね…！

前の試合残念だったヒーロとオリニクはこの試合ヒーロ27得点、オリニク22得点の活躍。

一点でいいから前の試合決めといてくれたらと思わずにいられません。

特にオリニクはこの試合も1/7と３ptは決まっていないにもかかわらず、ゴール下での得点が伸びてこのスタッツ。

外の確率は悪いのでシンプルに切り込んでこのパターンを増やしてもいいかもしれませんね。

可能性あり

どうにかこうにか連敗を止めたヒート。

チーム状況はまだまだですが、色々な挑戦をして打開をしようとしているのは見て取れます。

それぞれの選手が自分に足りないものを感じてレベルアップしようとしているのは光明を感じます。

どこかのタイミングで一気に勝ち始める可能性もあるかもしれませんね。

それでは勢いにのるためにまず連勝。

といきたいところですが次の相手は日本時間の2/21、昨年のファイナルで敗れてしまったレイカーズと。

レイカーズは今年も好調で西の２位につけています。

しかし、直近の試合ではアンソニー・デイビスが怪我、シュルーダーもコロナのプロトコルで欠場しネッツに敗れました。

これはチャンス。

ここまで手負いのチームに不甲斐ない敗戦をすることも多かったヒートですが同じ過ちをこれ以上繰り返してはいけません。

ファイナルでの悔しい思いを晴らすためにも完勝してほしい。

それでは、一緒にヒートを応援しましょう！

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