NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.10.7NBAファイナル#4)
ここから
前戦でロサンゼルス・レイカーズを破りファイナル1勝目を手に入れたマイアミ・ヒート。
このまま逆襲といきたいところです!
しかし、相手はレブロン・ジェームズがいるレイカーズ。
勢いで勝てる相手ではありません。
厳しい戦いになることは必須です。
そんなヒートですが怪我で欠場していたバム・アデバヨがこの試合で復帰。
頼もしい男が帰ってきました。
逆にゴラン・ドラギッチはこの試合も欠場。。
試合前には涙を浮かべているシーンも…。
シリーズが長引けば戻ることができる可能性はわずかでも上がるはず。
ドラギッチのためにも勝利してシリーズを長引かせたい。
対するレイカーズはほぼ万全。
ダニー・グリーンがやはりコンディション悪いのかな、と感じるパフォーマンスですが、だとしても層が厚いですからね…。
幾多のファイナルを戦ってきたレブロン・ジェームズに油断の文字もありません。
ヒートは完璧なゲーム運びが求められます。
それでは振り返っていきましょう。
対 ロサンゼルス・レイカーズ戦
MIA 96-102 LAL
Q1 22-27
Q2 25-22
Q3 23-26
Q4 26-27
FG% 42.7%
3P% 34.4%
FT% 80.8%
アシスト 18
リバウンド 39
スティール 8
ブロック 3
ターンオーバー 11
惜しくも敗戦…。
これで1-3と追い詰められてしまいました。。
序盤からお互い一歩も引かないバチバチの試合運び。
改めてどちらもディフェンスのチームなんだと感じさせられました。
試合を通して基本的にはレイカーズがリードを保つ時間が長くなります。
それでもヒートは二桁差をつけられそうになる度に粘ってレイカーズを逃しません。
つかず離れずのまま試合は第4クォーターへ。
ここで一時ヒートは同点に追いつきます。
クラッチゲームとなれば圧倒的に強いヒート。
しかし、この日はレイカーズを捉えきれず。
ドラギッチがいれば…と思わずにいられません。
同点になった場面以外にも終盤いくつかチャンスはありました。
ただこの日のヒートはそれを活かしきれず。
むしろミスでそれを手放していってしまったようにも…。
プレータイムは伸びていましたが、イグダラを終盤もっとコートに残してもいいのではとも思ったのですが。。
逆にレイカーズはアンソニー・デイビスがクラッチスリーを決めて試合は決まり。
大事なところでブロックを決めたADの存在が目立ち、第3戦のように消えておいてもらうことはできませんでした。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
ジミー・バトラー(43分)
22得点、FG8/17(47.1%)、FT6/7(85.7%)、10リバウンド、9アシスト、3スティール、1ブロック、3ターンオーバー
タイラー・ヒロ(37分)
21得点、FG8/18(44.4%)、7リバウンド、3アシスト、3ポイント3/7(42.9%)、1スティール、0ブロック、3ターンオーバー
普通
ダンカン・ロビンソン(32分)
17得点、FG4/7(57.1%)、1リバウンド、3アシスト、3ポイント3/6(50.0%)、1スティール、1ターンオーバー
バム・アデバヨ(33分)
15得点、FG6/8(75.0%)、7リバウンド、1アシスト、1スティール、0ブロック、3ターンオーバー
アンドレ・イグダラ(20分)
3得点、FG1/3(33.3%)、1リバウンド、0アシスト、1スティール、0ブロック、0ターンオーバー
イマイチ
ジェイ・クラウダー(34分)
8得点、FG2/7(28.6%)、7リバウンド、2アシスト、3ポイント2/7(28.6%)、1スティール、1ブロック、0ターンオーバー
ケリー・オリニク(12分)
4得点、FG1/4(25.0%)、2リバウンド、0アシスト、3ポイント0/2(0.0%)、1ターンオーバー
ケンドリック・ナン(25分)
6得点、FG2/11(18.2%)、4リバウンド、0アシスト、3ポイント2/6(33.3%)、0ターンオーバー
バトラーはこの試合もあわやトリプルダブルのパフォーマンス。
レイカーズの対策も跳ね返す勢いでしたが、クラッチタイムでスリーを外したりADにブロックをされたりと、やはり僅かとはいえ影響はあったのかなと。
ヒロも相変わらずの活躍。
レブロンに吹き飛ばされながら怯まないのはさすが。
オフェンスファールのように見えたプレーを取ってもらえなかったのは残念でした。
この試合はロビンソンと終盤もコートに残り良いパフォーマンスを見せました。
ロビンソンは守備のときにどうしても狙われてしまいますが、試合ごとに成長していくしかありません。
軟調だったのはナン。
打ってる割には確率が低すぎますね。
レイカーズの守備が良いとはいえボールも長く持ちすぎていたかと。
ドラギッチがいない分奮起してほしいところです。
まだまだ!
遂にレイカーズに王手をかけられてしまったヒート。
厳しいですが、まだまだここからです!
若手を多く起用しているということはそれだけ伸び代があるということ。
この大舞台で日ごとに成長していると考えると、次の試合はヒートは更に強くなってレイカーズに挑むということです。
ベテラン揃いのレイカーズにはないその可能性はヒートの武器なはず。
この2日という時間は間違いなくヒートの勝率を上げてくれる。
ファンとしては勝利を信じるしかありません。
恐らくレイカーズに勝つ難しさを一番感じているのは実際に戦っている選手たち。
しかし、その選手たちは一切弱音を吐いていませんし、勝利を信じています。
ファンがそれを支えずにどうするのか。
ここからチャンピオンリングを勝ち取るストーリーを楽しみにしています。
まずは第5戦。
日本時間の10/10土曜日。
朝の9時40分から中継があるようです。
見逃せないですね。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!