NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.9.16プレーオフCF#1)
強敵
前の試合でミルウォーキー・バックスを破り、カンファレンス・ファイナルに備えていたマイアミ・ヒート。
トロント・ラプターズとの激戦を制して進出してきたのはボストン・セルティックス。
強敵です。
個人的にはラプターズの方がやりやすかったかなーと。。
セルティックスはチーム全体として守備がとてもいいですし、オフェンスでもターンオーバーが少ないチームです。
ゴードン・ヘイワードこそ怪我で欠場中ですが、すっかりスーパースターになったジェイソン・テイタム中心にスタメンはエース級の選手が並びます。
派手さこそなくても、強い。
そんな印象のチームです。
ヒートとセルティックスのレギュラーシーズンの対戦はシーディングゲームを除くとどれもトレード前。
さらにはセルティックスに怪我人がいた状況ということでお互い全く別のチームとの対戦、今季の対戦成績は参考になりません。
HCもお互いに名将と名高い二人。
試合中、シリーズ中での相手へのアジャストも見どころです。
事前の結果予想もかなり票が割れているようです。
それだけ実力が拮抗したチーム同士の対戦ということです。
個人的には意外と最初に主導権を握ったチームが4,5戦で勝つのではないかと思っています。
お互い成熟し、どんな試合でも力を発揮できるチーム同士。
逆にいうと勝利を分ける僅かな差があればそれを翻すのはかなり難しいのではと。
長々書きましたが、とにかく楽しみすぎる!
それでは振り返っていきましょう。
対 ボストン・セルティックス戦
MIA 117-114 BOS
Q1 18-26
Q2 37-29
Q3 16-28
Q4 35-23
OT 11-8
FG% 47.1%
3P% 44.4%
FT% 75.0%
アシスト 32
リバウンド 41
スティール 6
ブロック 6
ターンオーバー 12
やりました!!!
オーバータイムにもつれ込む熱戦!!!
最後はアデバヨのブロックが炸裂して大事な初戦を取りました!!!
第1クォーターは前戦からの日が開いてしまったこともあり、イマイチな立ち上がり。
しかし、第2クォーターで巻き返し。
第3クォーター再び離され、なかなか追いつけないまま終盤に…。
もしかしてこのまま…、と思いましたがそこはヒートの選手たち、勝負強い。
ねばり強く戦い続け最後はジミー・バトラーが逆転3をねじ込みます!!
しかしそこでDJJがボールがインする前にファールをしてしまいフリースローを献上。
テイタムが冷静に沈めセルティックスも粘りを見せます。
オーバータイムでも一進一退の手に汗握る攻防。
そしてヒートがリードして迎えたラストプレー。
テイタムが鋭いドライブからダンクを狙います!
そこに立ち塞がったのが我らのアデバヨ!!
恐らく歴史に語り継がれるであろうブロックでセルティックスの希望を粉砕しました!!!
セルティックスもとても強く、特にテイタムはこの試合30得点でアンストッパブルな時間もありました。
しかし、ヒートのゾーンにリズムを狂わされたり、ただでさえヘイワードがいないのにダニエル・タイスまでファールアウトをしてしまったり。
この試合ではヒートの勝負強さが一枚上手でした。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
バム・アデバヨ(42分)
18得点、FG4/9(44.4%)、FT8/11(72.7%)、6リバウンド、9アシスト、1スティール、2ブロック、3ターンオーバー
ジミー・バトラー(43分)
20得点、FG7/14(50.0%)、FT4/6(66.7%)、5リバウンド、5アシスト、2スティール、0ブロック、2ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(38分)
29得点、F11/19(57.9%)、7リバウンド、4アシスト、3ポイント3/6(50.0%)、1ターンオーバー
タイラー・ヒロ(40分)
12得点、FG5/10(50.0%)、11リバウンド、9アシスト、3ポイント2/5(40.0%)、0スティール、0ブロック、2ターンオーバー
ジェイ・クラウダー(39分)
22得点、FG7/11(63.6%)、5リバウンド、1アシスト、3ポイント5/9(55.6%)、1スティール、2ブロック、2ターンオーバー
普通
ケリー・オリニク(10分)
4得点、FG1/3(33.3%)、2リバウンド、1アシスト、0ブロック、0ターンオーバー
アンドレ・イグダラ(14分)
3得点、FG1/3(33.3%)、1リバウンド、1アシスト、1スティール、1ブロック、2ターンオーバー
ケンドリック・ナン(13分)
3得点、FG1/5(20.0%)、1リバウンド、1アシスト、3ポイント1/4(25.0%)、0ターンオーバー
イマイチ
ダンカン・ロビンソン(17分)
6得点、FG2/7(28.6%)、2リバウンド、1アシスト、3ポイント2/7(28.6%)、0ターンオーバー
デリック・ジョーンズJr.(5分)
0得点、FG0/1(0.0%)、1リバウンド、0アシスト、0ターンオーバー
アデバヨは数字云々ではなく最後のブロックだけでPOMかと!
ドラギッチがここまでそんなに見せていなかったトランジションからの早い攻めを何度も見せ、この試合チームハイの29得点。
この辺りは相手の対策を先読みしてプレースタイルを変えているのかと。
見応えがあります。
あとぜひ注目してほしいのはヒロ。
あわやトリプルダブルの活躍。
20才の新人とは思えない躍動っぷり。
この試合でもしっかりクラッチスリーを決めました。
心臓強すぎます。
そろそろ他チームのファンでヒロの虜になっている人も増えているのでは…!
逆にいつ爆発するのだろうと思っているのはダンカン・ロビンソン。
この試合ではファールトラブルもあり出場時間も伸びず。
守備でも狙われ、オフェンスでは相手にべったりつかれリズムが狂っているようです。
この殻を破るのが待ち遠しい。
やはり強い
さて、大事な大事な初戦を制したヒート。
セルティックスは前評判通り強かった…。
しかし、ヒートもやはり強かった!
ここまでやるとは思ってなかったという声も多いです。
見事に裏切ってくれました。
ずっとヒートが優勝すると信じてきてよかった。
今は誰もその可能性を否定できないはず。
まずはセルティックスをしっかる倒すこと。
次の試合は日本時間の9/18朝の8時からの。
いやー待ちきれない!!
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!